覚えた魔法は異世界召喚魔法!?

もぐら

67話 次の目的地

67話

「.........死」

「そうじゃ、お主らは本来、お主の世界で死んでからわしら女神に蘇生されてここの空間にくるのじゃ。そして蘇生される女神によって転移できる世界がちがうのじゃ」

「それじゃあ、もし死んだとしても100%ミラの元にいけるってわけじゃないんだな」

「おー、話が早いの。その通りじゃ」

前にタリアが死んでしまった時はきっと女神がずっと俺達のことを見ていたのだろう。だから、タリアを自分の元で蘇生させることができたんだろう。

「そうか、色々教えてくれてありがとうな。ロリ女神さん」

「ロリではない。ミラより先輩なんじゃぞ。まぁよい、また来るがよいお主とはまだ話したいことがあるからの」

俺は手をあげて別れの挨拶をして魔法陣の中に入った。

「お帰りなさい鏡さん、どうしたんですか?浮かない顔をして?」

「いや、なんでもないまた後で話すよ」

「そうですか、そういえば田口さんが鏡さんに話したいことがあるそうですよ」

田口が話したいことがあるとは珍しいことだった。特に用事もないのでこのまま田口の元に向かった。

「どうしたんだ田口?お前から話しがあるって珍しいな」

「鏡に伝えておかなきゃ行けないことがあってな。お前沙知を探しているんだろ?」

「そうだが?場所を知っているのか?」

「いや、俺は知らないんだが俺がテレポートした先の町で噂になっててな。なんでもダンジョンの中で見たことのない化け物みたいに強い3人が暴れまわってるって」

「いや、沙知はそんなに凶暴ではないぞ」

「まぁ、話しを聞け2人は文字通り暴れまわってたらしいんだがもう1人は付与の魔法を使ってたらしい。そして暴れてる1人はクラスの奴の可能性が高いんだ。俺はこの噂をテレポートしてから2日目に聞いたんだ。そして噂が出始めたのがその1日前だ」

「確かに可能性が無くはないが不確定すぎないか?」

「いや、鏡達が次の目的地決めて無かったぽいからな、不確定でも次の目的地にはいいんじゃないかと思ってな」

「そうだな、可能性が0って訳でもないんだ次の目的地にはちょうどいいな」

「きっと沙知さんにも会えますよ鏡さん」

「また冒険なのー」

数日後、田口が噂を聞いた町[ステホール]に向けて俺達は出発した。

続く




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