覚えた魔法は異世界召喚魔法!?
65話 仲間たち
65話
会議の後俺はバルサに呼ばれて王と国のお偉いさんとアルベイトのことについて話した。理解してもらうには時間がかかったが敵としての認識は薄れていくのを感じた。
「お疲れ様です」
一通りの話しが終わって部屋の外に出るとタリアが待っていた。
「アルベイトさんの件どうでしたか?」
「まぁ、なんとかなるだろ」
「本当ですか、良かったです」
外にはタリア以外にも榊達がいた。
「悪かった鏡!お前には色々と酷い態度をとってしまっていた。それなのに俺達を命懸けで守ってくれてありがとう」
「あ、ありがとう鏡」
「ありがとうな....鏡」
榊が感謝を述べると続いて葛西や田口が少し言いにくそうに感謝してきた。
「俺達も会議の後クラスメイトのみんなで少し話したんだ。クラスのみんなも鏡に感謝している。それと鏡の能力についてだけど本当に元の世界に戻ることができるのか?」
「あぁ、本当だよ。俺に感謝してきたのも戻して欲しいからなのか?」
「違う!俺達は鏡には本当に感謝しているんだ!ただ、元の世界に戻れる事実に喜びを隠せないんだ」
「ふっ、俺からも謝らないとな。俺はみんなを利用しようとしたんだ。最後の戦いも女神無しじゃ勝てなかったしやっぱり俺自身は弱いよ」
「何言ってんだよ鏡、君自身が弱いなら尚更さ。弱くてもみんなの前に立ち命懸けで戦ってくれた強い弱いは力の強さじゃないもっと大切なことの強さなんだ」
「榊のくせにいいこと言うな」
「くせってなんだよ」
「今はそこ突っ込むとこじゃないでしょ」
この時珍しく榊達と仲良く話すことができた。
「なんか、鏡さん嬉しそうですね」
「こっちも嬉しくなるのー」
後日、クラスメイトで集まって再度話し合いをすることになった。元の世界に戻りたいと言う人は大勢いるようだった。
榊達と別れた後、内田とナーラがやってきた。どうやらベリアルのことや今のアルベイトに対する国からの対応をアルベイトにすぐにでも報告しにいきたいらしい。
俺は、内容を理解すると魔法陣をだしみんなで中に入った。
「おーい、女神ーいるか?」
「いないみたいですね」
「ありがとうって一言、言いたかったなの」
「ナノちゃんの言う通りだな」
「まぁ、またすぐにでも会えるさ。元の世界に行くぞ」
魔法陣から出ると時計は2時を示していた。
「やっと帰って来たなお前ら。あのマリウスとか言うやつはどうなったんだ?」
五十嵐が俺達に気づいて話しかけてきた。その後内田があの後どうなったか詳しく五十嵐に伝えた。
「となるとクラスの奴ら近いうちに大勢戻ってくることになるな」
「やっといつも通りに戻れるな五十嵐」
「けっ、別に大勢いても何するってわけでもねーし」
表情は少し嬉しそうだった。
「鏡、俺とナーラは今からアルベイト様を探しに行く何かあったらこっちの世界で俺に連絡してくれ」
「あぁ、分かった」
「じゃあ、色々と頑張れよ鏡」
「頑張ってくださいね鏡さん、私ナーラはいつでもあなたの味方です」
「ありがとう」
俺は魔法陣を展開して中に入った。女神はいない。そのまま反対の魔法陣に入りあちらの世界に戻った。
続く
会議の後俺はバルサに呼ばれて王と国のお偉いさんとアルベイトのことについて話した。理解してもらうには時間がかかったが敵としての認識は薄れていくのを感じた。
「お疲れ様です」
一通りの話しが終わって部屋の外に出るとタリアが待っていた。
「アルベイトさんの件どうでしたか?」
「まぁ、なんとかなるだろ」
「本当ですか、良かったです」
外にはタリア以外にも榊達がいた。
「悪かった鏡!お前には色々と酷い態度をとってしまっていた。それなのに俺達を命懸けで守ってくれてありがとう」
「あ、ありがとう鏡」
「ありがとうな....鏡」
榊が感謝を述べると続いて葛西や田口が少し言いにくそうに感謝してきた。
「俺達も会議の後クラスメイトのみんなで少し話したんだ。クラスのみんなも鏡に感謝している。それと鏡の能力についてだけど本当に元の世界に戻ることができるのか?」
「あぁ、本当だよ。俺に感謝してきたのも戻して欲しいからなのか?」
「違う!俺達は鏡には本当に感謝しているんだ!ただ、元の世界に戻れる事実に喜びを隠せないんだ」
「ふっ、俺からも謝らないとな。俺はみんなを利用しようとしたんだ。最後の戦いも女神無しじゃ勝てなかったしやっぱり俺自身は弱いよ」
「何言ってんだよ鏡、君自身が弱いなら尚更さ。弱くてもみんなの前に立ち命懸けで戦ってくれた強い弱いは力の強さじゃないもっと大切なことの強さなんだ」
「榊のくせにいいこと言うな」
「くせってなんだよ」
「今はそこ突っ込むとこじゃないでしょ」
この時珍しく榊達と仲良く話すことができた。
「なんか、鏡さん嬉しそうですね」
「こっちも嬉しくなるのー」
後日、クラスメイトで集まって再度話し合いをすることになった。元の世界に戻りたいと言う人は大勢いるようだった。
榊達と別れた後、内田とナーラがやってきた。どうやらベリアルのことや今のアルベイトに対する国からの対応をアルベイトにすぐにでも報告しにいきたいらしい。
俺は、内容を理解すると魔法陣をだしみんなで中に入った。
「おーい、女神ーいるか?」
「いないみたいですね」
「ありがとうって一言、言いたかったなの」
「ナノちゃんの言う通りだな」
「まぁ、またすぐにでも会えるさ。元の世界に行くぞ」
魔法陣から出ると時計は2時を示していた。
「やっと帰って来たなお前ら。あのマリウスとか言うやつはどうなったんだ?」
五十嵐が俺達に気づいて話しかけてきた。その後内田があの後どうなったか詳しく五十嵐に伝えた。
「となるとクラスの奴ら近いうちに大勢戻ってくることになるな」
「やっといつも通りに戻れるな五十嵐」
「けっ、別に大勢いても何するってわけでもねーし」
表情は少し嬉しそうだった。
「鏡、俺とナーラは今からアルベイト様を探しに行く何かあったらこっちの世界で俺に連絡してくれ」
「あぁ、分かった」
「じゃあ、色々と頑張れよ鏡」
「頑張ってくださいね鏡さん、私ナーラはいつでもあなたの味方です」
「ありがとう」
俺は魔法陣を展開して中に入った。女神はいない。そのまま反対の魔法陣に入りあちらの世界に戻った。
続く
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