覚えた魔法は異世界召喚魔法!?
64話 人との繋がり
64話
「助かったぞ、マリウス」
「.........」
「どうした?」
「ベリアル様、あぁ〜こんなにもお怪我を可愛そう可愛そう」
「何をするマリウス貴様!」
「あなたは充分戦いお疲れになったことでしょうどうか僕の中で安らかにお眠りください」
「まさか取り込む気か」
「あぁ〜ベリアル様」
「くそ!いかれ野郎が!」
ベリアルはマリウスの中に取り込まれていった。
二日後
「なんとか兵士達や仲間達も回復して国の復興が始まったな」
国の状況を一緒に偵察していた内田が話しかけてきた。
「そうだな、あの後マリウスも姿を見せなかったしとりあえずはこの戦いは終わったな」
ベリアルが消えた後ナーラの力で探してもらったが何も察知できなかった。
「そう落ち込むなよ鏡、お前がいたからこの国が救われたんだもっと自分に自身を持て」
「あれはほとんど女神のおかげだけどな」
「そんなことはねーよ、お前が女神様と出会ってたタリアちゃんやナノちゃんと出会ってたそんなお前の人脈こそがこの戦いの勝敗を決めたんだ」
「たったそれだけのことで」
内田は鏡の背中を強く叩いた。
「これから国の会議だもちろんお前も参加するよな」
背中がヒリヒリと痛む。
「あぁ」
城の王の前でクラスメイトや国のトップなどが集まっていた。ここでクラスメイト達と集合するのはこの世界にやってきた時以来だった。
「では、皆さまこれからこの国の復興、これから倒すべき敵についてお話しいたしましょう」
王の側近であるバルサ・サーエが話を始めた。内容は国の復興にかかる費用や労力、担当などが決められていった。俺とタリアとナノは端の目立たないところで話を聞いていた。
「復興に関しては以上になります。次にこれからの敵についてです。悪魔達は我々が思っていた以上に力がありました。とくに最後のベリアルは女神様が降臨されなかったら敗北していた。なので敵の指導者でもあるアルベイトをすぐにでも倒さないといけなくなりました」
この国の人たちは今でもアルベイトが指導者だと思っていた。
「そのことだが俺に話をさせてくれ」
俺は静かに聞いているつもりだったが声を上げてしまった。俺はみんなが注目している前側に歩き始めるとクラスメイト達は俺に道を作ってくれた。前の俺の立場ではありえないことだった。
「これから俺が体験してきたことを全て話そうと思う」
俺はこの世界にやってきてからの能力のことアルベイトのことを細かく話した。しかし、女神と会えることはふせておくことにした。あの戦いの後女神を崇拝する信者が急速に増えてしまいパニックになると思ったからだ。
「鏡様、あなた様の話は本当なのですか?どうにもあのアルベイトが味方だとは思えません」
「鏡の話は本当だぜ、俺が一番あの人と関わっていたから詳しく分かるぞ」
内田が奥から声を上げてくれた。
「そうですか、ではあなた様方は信用できるのですか?話とはいくらでも捏造できますあなた方は本当に信用できるのですか?証拠はあるのですか?」
「それは.........」
王国の人は昔からアルベイトは悪だという認識がなかなか取れないようだった。
「鏡達は命懸けで戦ってくれたんだ」
声の主は榊だった。
「鏡の話はどうであれ命懸けで俺達やこの王国のために戦ってくれたんだ。それを信用できないだとはじめっから否定するのは失礼ではないですか」
意外だった。榊に続いて他のクラスメイト達や王国トップの一部の人達が俺に味方してくれた。
「失礼いたしました。アルベイトの件はまた後で詳しく聞かせていただきます。会議はこれにて終了とします」
俺は意外な展開に唖然としながらこの会議が終わった。
続く
「助かったぞ、マリウス」
「.........」
「どうした?」
「ベリアル様、あぁ〜こんなにもお怪我を可愛そう可愛そう」
「何をするマリウス貴様!」
「あなたは充分戦いお疲れになったことでしょうどうか僕の中で安らかにお眠りください」
「まさか取り込む気か」
「あぁ〜ベリアル様」
「くそ!いかれ野郎が!」
ベリアルはマリウスの中に取り込まれていった。
二日後
「なんとか兵士達や仲間達も回復して国の復興が始まったな」
国の状況を一緒に偵察していた内田が話しかけてきた。
「そうだな、あの後マリウスも姿を見せなかったしとりあえずはこの戦いは終わったな」
ベリアルが消えた後ナーラの力で探してもらったが何も察知できなかった。
「そう落ち込むなよ鏡、お前がいたからこの国が救われたんだもっと自分に自身を持て」
「あれはほとんど女神のおかげだけどな」
「そんなことはねーよ、お前が女神様と出会ってたタリアちゃんやナノちゃんと出会ってたそんなお前の人脈こそがこの戦いの勝敗を決めたんだ」
「たったそれだけのことで」
内田は鏡の背中を強く叩いた。
「これから国の会議だもちろんお前も参加するよな」
背中がヒリヒリと痛む。
「あぁ」
城の王の前でクラスメイトや国のトップなどが集まっていた。ここでクラスメイト達と集合するのはこの世界にやってきた時以来だった。
「では、皆さまこれからこの国の復興、これから倒すべき敵についてお話しいたしましょう」
王の側近であるバルサ・サーエが話を始めた。内容は国の復興にかかる費用や労力、担当などが決められていった。俺とタリアとナノは端の目立たないところで話を聞いていた。
「復興に関しては以上になります。次にこれからの敵についてです。悪魔達は我々が思っていた以上に力がありました。とくに最後のベリアルは女神様が降臨されなかったら敗北していた。なので敵の指導者でもあるアルベイトをすぐにでも倒さないといけなくなりました」
この国の人たちは今でもアルベイトが指導者だと思っていた。
「そのことだが俺に話をさせてくれ」
俺は静かに聞いているつもりだったが声を上げてしまった。俺はみんなが注目している前側に歩き始めるとクラスメイト達は俺に道を作ってくれた。前の俺の立場ではありえないことだった。
「これから俺が体験してきたことを全て話そうと思う」
俺はこの世界にやってきてからの能力のことアルベイトのことを細かく話した。しかし、女神と会えることはふせておくことにした。あの戦いの後女神を崇拝する信者が急速に増えてしまいパニックになると思ったからだ。
「鏡様、あなた様の話は本当なのですか?どうにもあのアルベイトが味方だとは思えません」
「鏡の話は本当だぜ、俺が一番あの人と関わっていたから詳しく分かるぞ」
内田が奥から声を上げてくれた。
「そうですか、ではあなた様方は信用できるのですか?話とはいくらでも捏造できますあなた方は本当に信用できるのですか?証拠はあるのですか?」
「それは.........」
王国の人は昔からアルベイトは悪だという認識がなかなか取れないようだった。
「鏡達は命懸けで戦ってくれたんだ」
声の主は榊だった。
「鏡の話はどうであれ命懸けで俺達やこの王国のために戦ってくれたんだ。それを信用できないだとはじめっから否定するのは失礼ではないですか」
意外だった。榊に続いて他のクラスメイト達や王国トップの一部の人達が俺に味方してくれた。
「失礼いたしました。アルベイトの件はまた後で詳しく聞かせていただきます。会議はこれにて終了とします」
俺は意外な展開に唖然としながらこの会議が終わった。
続く
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