覚えた魔法は異世界召喚魔法!?
46話 図書館の地下
46話
俺とタリアとナノは城のある場所に来ていた。
「あの、鏡さんこの方は?」
「ああ、この人はこの図書館にいる美人なお姉さんだ」
アーリエは自分の説明があまりにも雑だったので少し苦笑いをしていた。
「それより鏡くんよく無事に戻って来てくれましたね。異世界の方でまともに話したことあるのは鏡くんだけなので心配していたんですよ」
「そうですか、自分もアーリエさんに久しぶりに会えて嬉しいです」
「鏡さん珍しいですね。人に敬語を使うなんてマイナ町以来初ですよ」
「俺だって礼儀をよくするときだってある」
「本がいっぱいなの〜」
「そうだ、アーリエさんここにダンジョンに仕掛けられてるようなテレポートについて記載してある本はありますか?」
「ダンジョンのテレポートですか.....またあの地下ならあるかもしれませんね」
「じゃあ、行きましょう」
「え...」
ガコン
俺たちは魔法で動いているエレベーターのようなものに乗った。
「すごいなの〜、下に落ちてるのー」
「王国にはこのようなものがあるんですね」
「ええ、この装置は王国でもとても貴重なもので数個しかないんですよ」
話しをしているとあっという間に地下に着いた。
「怖いなの〜」
「相変わらずここは薄気味悪いな。場所はどのあたりにあるですか?」
「確か、テレポートに関するものは突き当たりを右に曲がればあります。私はここでナノちゃん一緒に待っていますね」
俺とタリアは二人でテレポートに関する本を探した。しかし、お目当ての情報はなかなか出てこなかった。
「アルベイトの奴、自分の能力くらいマスターしろよな」
「愚痴を言っても本は見つかりませんよ。鏡さんは別の情報でも探しててください」
「.....分かりました....」
タリアに怒られた俺は別の情報を探してみようとしてふと思い出した。前にここで読んだ読みかけの本のことだ。
「確かこの辺に....ない」
前に読んだ位置にきたがなかった。
「アーリエさん!前に俺が読んだ本ってどこにやりました!」
エレベーターで待っているアーリエとナノに聞こえる声で質問した。
「そこにあるはずですよ!あれ以来ここには誰も出入りしていませんし私もきていません!」
「....泥棒にでも入られたのか。俺の能力について何か分かるかもしれなかったのに」
自分の手の甲に書いてある魔法陣を見た。
「最近この右手の魔法陣に関して触れられないから存在を忘れてしまいそうになるな」
続く
俺とタリアとナノは城のある場所に来ていた。
「あの、鏡さんこの方は?」
「ああ、この人はこの図書館にいる美人なお姉さんだ」
アーリエは自分の説明があまりにも雑だったので少し苦笑いをしていた。
「それより鏡くんよく無事に戻って来てくれましたね。異世界の方でまともに話したことあるのは鏡くんだけなので心配していたんですよ」
「そうですか、自分もアーリエさんに久しぶりに会えて嬉しいです」
「鏡さん珍しいですね。人に敬語を使うなんてマイナ町以来初ですよ」
「俺だって礼儀をよくするときだってある」
「本がいっぱいなの〜」
「そうだ、アーリエさんここにダンジョンに仕掛けられてるようなテレポートについて記載してある本はありますか?」
「ダンジョンのテレポートですか.....またあの地下ならあるかもしれませんね」
「じゃあ、行きましょう」
「え...」
ガコン
俺たちは魔法で動いているエレベーターのようなものに乗った。
「すごいなの〜、下に落ちてるのー」
「王国にはこのようなものがあるんですね」
「ええ、この装置は王国でもとても貴重なもので数個しかないんですよ」
話しをしているとあっという間に地下に着いた。
「怖いなの〜」
「相変わらずここは薄気味悪いな。場所はどのあたりにあるですか?」
「確か、テレポートに関するものは突き当たりを右に曲がればあります。私はここでナノちゃん一緒に待っていますね」
俺とタリアは二人でテレポートに関する本を探した。しかし、お目当ての情報はなかなか出てこなかった。
「アルベイトの奴、自分の能力くらいマスターしろよな」
「愚痴を言っても本は見つかりませんよ。鏡さんは別の情報でも探しててください」
「.....分かりました....」
タリアに怒られた俺は別の情報を探してみようとしてふと思い出した。前にここで読んだ読みかけの本のことだ。
「確かこの辺に....ない」
前に読んだ位置にきたがなかった。
「アーリエさん!前に俺が読んだ本ってどこにやりました!」
エレベーターで待っているアーリエとナノに聞こえる声で質問した。
「そこにあるはずですよ!あれ以来ここには誰も出入りしていませんし私もきていません!」
「....泥棒にでも入られたのか。俺の能力について何か分かるかもしれなかったのに」
自分の手の甲に書いてある魔法陣を見た。
「最近この右手の魔法陣に関して触れられないから存在を忘れてしまいそうになるな」
続く
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