さようならまたね

ノベルバユーザー241911

いつかのだれかの記憶

「しんだらどうなるの?」
娘の口から出た言葉は私の脳内を一瞬にして駆け巡った。
「わからない」
なにか答えなくてはと思い、咄嗟に出た答えは実にチープなものだった。娘は目を丸くした後に実に子供らしい表情でこう言った。
「そうなんだ、またね」

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