異世界石使いの気まぐれ異世界放浪軌

ノベルバユーザー241899

1話(ほぼ設定の説明)

思い出した。全部。

セキレイス·ノールは5歳になった日の朝に、全てを思い出した。

自分の前世の事。

神に会ったこと。

超レアなスキルをを2つ貰える事。

その前世の記憶が、急に流れ込んできたのである。

小久保康雄としての記憶と、セキレイス·ノールとしての記憶が混ざり、少々混乱してしまったので、現世の記憶を一度整理をすることにした。

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~セキレイス·ノール(現世の俺)について~

·一般家系のノール家の長男(一人っ子)として生まれた。

·両親はソリマルスという町の少し名の知れた鍛冶屋[カルロス]を営んでいるが、元々は冒険家と呼ばれる、魔物を狩ったりする仕事をしていた。

·俺は生まれた頃から体が弱く、5歳になったが、未だに外に出たことがない。

·物覚えがよく、言葉の読み書きができる。

~アリユコレン(この世界)について~

·13の国で構成されていて、人族、亜人族、魔族、の、大まかに4つの種族に別れている。

·階級制度があり、王族>貴族>平民>奴隷 となっている。

·俺が今住んでいる国は人族の国アリモールである。

·魔王が出た等、そういった噂は聞かないし、魔王が現れた前例は1000年前でその時は一人勇者を呼び出しただけだったらしい。

~スキルについて~

·全員が1~3個のスキルをもっている。(神から聞いた。)

·12歳になると、授力の儀と呼ばれる儀式を町ごとに行い、その際にスキルが使えるようになる。

·スキルには、戦うためのもの(戦闘スキル)と便利なスキル(生活スキル)の2つがある。

·スキルは上からS,A,B,C,D,E,F,Gと、レア度が分けられている。

·S 最強(最高に便利)世界に一人持っているかどうか
 
 A超強い(超便利)1000人に一人くらいは持ってる
 
 Bかなり強い(かなり便利) 500人に一人くらいは持ってる

 C強い(便利) 100人に一人くらいは持ってる
 
 Dまあ強い(まあ便利) 50人に一人くらいは持ってる
 
 Eちょっと強い(ちょっぴり便利) 20人に一人くらいは持ってる

 F普通(少しだけ便利) 10人に一人くらいは持ってる

 G無いよりマシ 一人一つくらいは持ってる
                   
というような格付けになっている。

~魔法について~

·属性があり、火水風光闇の基本属性、炎氷樹聖邪の上位属性、召喚  空間 回復
の特殊属性等がある。

·基本属性<上位属性<特殊属性の順で使える人は少ない。

·一般人はこの属性のうち、1~2個の属性の魔法がつかえる。

·適正にランクがつけられており、1~5にわかれている。

·Rank1.初歩的な魔法。火属性なら火の玉を出したりできる。

·Rank2.一般的な魔法。火属性なら火の矢を複数放つことができる。

·Rank3.強力な魔法。火属性なら火の銃弾を全方位に放つことができる。

·Rank4.超強力な魔法。火属性なら半径数十メートルを焼き払える。

·Rank5.最強魔法。かつての勇者が使っていたらしいが、どのような魔法
    なのかは不明である。

·魔力(MP)を消費して放つものであり、MPは睡眠や特殊な薬で回復できる。

~魔物、魔族、龍について~

·魔物は知能を持たず、主に獣や虫の姿をしていて、好戦的である。

·魔族は知能を持っており、主に人に似た姿をしている。あまり数は多くない

·龍は、この世で最も力を持つ種とされている。
    寿命が長いため博識で、人の言葉を話すことができる。
    数が少ないため、人前に姿を表すことは少ない。

~レベルについて~

·生物なら誰にでも存在する概念である。

·経験値を取得することで、レベルが上がっていく。初期は1である。

·人族でも魔族でも亜人族でも、生物を殺めれば、経験値が取得できる。

·レベルが上がることで、ステータスが上がっていく。

~ステータスについて~

·ステータスとは、身体能力や魔力を数値化したもので「ステータス」唱える
ことでいつでも自分のステータスを確認することができる。ただし、12歳になってから受ける授力の儀を受けてからしか見ることが出来ない。

·自分以外のステータスを確認するには、[鑑定]等の特殊なスキルや特殊な魔法を使う必要がある。

·レベル、種族、生命力、筋力、防御力、俊敏、持久力、魔力、魔耐、魔攻、魔法適正、戦闘スキル、便利スキルの順で表記される。

·生命力 魔法による攻撃や、剣による斬撃等の攻撃を肩代わりしてくれる
     都合のいい力。0になると、攻撃を直接受けることになる。
     時間経過で回復する。

·筋力 物理攻撃で相手の生命力をどれだけ削れるかを数値化した物。

·防御力 物理攻撃に対する耐性を数値化した物。

·持久力 スタミナを数値化した物。

·魔力 魔法を使う時に消費する物。時間経過で回復する。

·魔対 魔法攻撃に対する耐性を数値化した物

·魔攻 魔法による攻撃で相手の生命力をどれだけ削れるかを数値化した物。

~亜人について~

·主な4種類はエルフ、ドワーフ、獣人、龍人である。

·エルフ 男女共に美しい顔立ちである。手先が器用で弓などを好んで使う。
     長寿であり、平均寿命は500歳。
     人族に拐われ、貴族の奴隷にされる者がいるため、人族との関系は
     良くない。

·ドワーフ 身長が低い。鍛冶を得意とし、作る作品はどれも一級品である。
      人族を弟子にとる者もいて、人族との関係は良い。

·獣人 虎や犬など、動物の特徴を持った、ひとがたの種族。
    人族に奴隷として働かせられる者が多く、人族との関係は良くない。

·龍人 龍神と呼ばれる、実在していた龍の加護を受けた人族の末裔。
    龍の持つ様々な力を使うことができる。

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といったところか。

いやー、まさかこんなゲームみたいな世界だと思わなかった。
しかしまぁ、現世の俺、5歳でまだ外に出てないってのはなぁ。

···病気ではないらしいし、親が心配性なのかなぁ。
とりあえず今日、外にでていいか親に聞いてみるか。

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