クラス転移で俺だけずば抜けチート!?

白狼

465話 家族同様

「そういう事で瑠璃さんにも俺が前にいた星にやってきて欲しいんだ。」
 俺は、フリルさんに話を通したあと、瑠璃さんにも話をして、一緒に来て欲しいという旨を話した。
「急な話で悪いんだけど……どうかな?」
「うん、喜んでついて行くよ。」
「ありがとう、瑠璃さん。明後日には出発するから準備は少し急ぎ目でお願いね。なにか俺も手伝うことがあれば手伝うから。」
「準備かぁ。一応必要なものはアイテムボックスに入れているから特にこれといって用意するものはないよ。」
「そっか。」
「強いて言うならみんなに挨拶はしたいな。ここでだいぶお世話になったからね。」
「あ、それは俺もするつもりだからこれから一緒に行こっか。まぁ、そんなに長い間あっちに滞在するつもりはないけどね。」
「そうなの?でも、やっぱり少しは離れるから挨拶はしっかりとしておきたい。」
「よしっ、それじゃ、今から行こっか。」
「うんっ!」
 その後、俺と瑠璃さんは廊下で出会ったメイドさんや執事さんに少しの間、ここを離れることを話した。
 みんな、今戦争中の星だからか、すごい心配してくれた。
 そして、夕方頃に全員のメイドさんと執事さんに話を終えて最後にフリルさんの元へとやってきた。
「「失礼します。」」
 俺と瑠璃さんは、フリルさんの部屋に入ると同時に頭を下げた。
「そんなに畏まらなくていいわよ。今は、私たちだけしかいないんだから。あなたたち2人は、もう私にとって家族同様なんだからね。」
「俺みたいな余所者をそこまで思ってくれてありがとうございます。」
「私もそこまで思ってくれて本当に嬉しいです。私もフリルさんのこと、お母さんと思っちゃうくらいです。」
「えぇ〜、私、そこまで歳は取ってないんだけどぉ〜。」
「あっ!ち、違います!そういう意味じゃなくて……フリルさんは、まだとっても若々しいです!」
「ふふっ、ありがとう。そういうルリもとっても可愛らしいわよ。」
「あぅ……ありがとうございます。」
 俺たちは、まず本題に入る前にそんな談笑をする。
「それでここに来た要件は?って、言ってもある程度予想はついているんだけどね。」
「私もりゅーくんと一緒にりゅーくんのいた星に行ってみることにしました。それにこの星のためになるのなら、ぜひやりたいです!」
「ええ、よろしく頼むわね。プレッシャーを与えるみたいで悪いけどルリの報告で私たちが今やっている戦争が終わるか続くかの結果が決まるのよ。」
「は、はい!ちゃんと伝えられるように見てきます!」
「竜斗くん、ルリをちゃんと守ってあげてね。」
「はい、それは約束します。」
「あ、でも、必ず竜斗くんも無事で戻ってくること。いい?」
「はい、分かりました。」
「さてと、それじゃそろそろ晩御飯にしましょうか。さっ、食堂へ行きましょ。」
「「はい。」」
 俺たちは、そう言ってフリルさんの部屋を出て食堂へと向かっていくのだった。

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