クラス転移で俺だけずば抜けチート!?コミカライズ!
459話 絶体絶命
何も動かない敵を剣で切っていくのは何か変な感じがするけどこの星の人たちのためだ。
今さっきよりも手応えが十分すぎるほどある。
これならいける。
俺は、そう思い1秒に一回以上の勢いで切っていく。
竜の硬い鱗のせいで体を真っ二つには出来ないが確実にダメージは与えられている。
これで最後だ。
俺は、そう思い体全体に力を溜め込み思いっきり剣を振るう。
だが……
「っ!?」
俺の剣は、竜の体を捉えることが出来ずそのまま何も無いところを切ってしまう。
(どうやら時間切れみたいです。)
時間魔法の効果が切れたってことか?
(そういうことです。)
くそっ!あと少しだったのに!
(マスター、気を付けてください。攻撃が来ますよ。)
俺は、ナビの言葉に咄嗟に空へとジャンプした。
俺のいたところを見てみるとそこには竜のしっぽが地面に叩きつけられていて地面が割れていた。
「あっぶねぇ〜。」
もしあそこに俺がいたならこの体ごとぐちゃぐちゃにされていただろう。
サンキュー、ナビ。
(マスター、油断はダメです。あの竜、まだ自分の体になぜ傷がついているのか分かっておらず戸惑っています。ですから今のうちに倒しておいてください。)
あ、ああ、そうだな。
俺は、ナビにそう言われ剣の柄をしっかりと握り直し体全身に力を込め直す。
そして、重力により俺の体は地上へと降りていく。そのまま俺は、剣を振り上げて地上へと落下する寸前、思いっきり振り下ろした。
俺の振り下ろした剣と竜のしっぽがぶつかり合い火花を散らす。
「負けるかぁぁぁぁぁぁあああ!」
俺は、希望を持つ者でだいぶ力が上がっているので押し返すことが出来、そのまましっぽも切れた。
「ぐるぁぁぁぁぁぁあああ!!!!」
今さっきの威圧を放ってくる叫びとは違って今度は痛みで叫んでいる。
俺は、それでも攻撃の手を緩めない。
地面に着地するとそのまま振り返り剣を振っていく。
すると今さっきみたいに竜の体を切り離すことは出来ないが傷を付けることは出来ている。
「いっけぇぇぇぇえええええ!!!」
俺は、そのまま連続で攻撃を繰り返しダメージを与え、最後の一撃に今さっきよりも力を込めて剣を振った。
だが、その瞬間だった。
振った剣は、竜の体に届くことは無かった。
(時間切れのようです。)
どうやら一分経ったらしく体全身から力が抜けていく。そのせいで巨大な大剣を振るう力も残らずその場にドスンと鈍い音を立てて大剣は地面に落ちた。
「はぁはぁ……」
俺の力が尽きたことが分かったのか、目の前の竜がニヤリと笑ったような気がした。
そして次の瞬間、竜の頭が俺のすぐそばまでやって俺に噛み付こうとした。俺は、とっさに体を拗らせて竜のその攻撃をかわそうとした。だが、やっぱり動きが遅くなってしまったからか完全にかわすことが出来ず、左腕が噛みちぎられてしまった。
「ぐっ!」
なくなった左腕の部分からドバドバと血が溢れ出てくる。
だが、感覚が麻痺しているのかそれほどの痛みは感じられなかった。
竜は、俺の左腕を飲み込むと手を振りあげて俺の体を吹き飛ばした。
俺は、木にぶつかり地面に倒れ込んでしまう。
(マスター!避けて!)
ナビのその声に俺は、右腕を使い地面を転がるようにしてその場から退く。
もし、あの場にまだ俺がいたら間違いなく今、俺は竜の歯に体ごと噛みちぎられていたところだ。
また、ナビに助けられてしまった。
だが、俺にはもう戦おうにも力が出ないし左腕もない。
………諦めるしか……ないのか。
意識もそろそろ朦朧となってきた。
血を出しすぎたんだ。
ははっ、また俺は竜に殺されるのか。
「……………」
俺に戦えない状態だということが分かった竜は、余裕の表情で俺に近づいてくる。
そして、大きな口を開き俺を食おうとする。
「………し………死んでたまるかぁぁぁぁ!!!」
俺は、とっさにアイテムボックスからミラの星の王城の宝物庫にあったピストルを取り出してそれを竜に向けて引き金を引いた。
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