クラス転移で俺だけずば抜けチート!?

白狼

454話 久しぶりの反応

 朝食後、さっそく瑠璃さんとフリルさんと一緒に移動する。
「りゅーくんはこの街に来るのは初めてだよね?」
「昨日来たばかりかだからね。まだまだ何もこの星について知らないよ。そういえば瑠璃さんはここに来てどれくらい経つの?」
「私はね……半年くらいかな。」
「その時に転移してきたってこと?」
「そうだね。転移してから約1ヶ月後にフリルさんに拾われて今に至るよ。」
「懐かしいわね〜。最初、ルリを見た時は髪がボサボサで擦り傷もいっぱいあったわね。」
「あ、あんまり前のことは言わないでください。私だって生きていくのに大変だったんですから。」
 瑠璃さんとフリルさんがそう話している間、俺は一つ気になったことがありそれを考えていたが答えが浮かばなかったので瑠璃さんに直接尋ねることにした。
「瑠璃さん、転移した時に周りに誰か人はいなかったの?」
「誰かって誰?」
「瑠璃さんをわざわざ転移してきた人のこと。俺の場合は王城でシェレー………姫様が転移でこっちに呼んだんだ。」
「そうなの?………でも、誰もいなかったよ?」
「転移された場所はどんな所だったの?」
「森の中だったよ。」
「森の中………ってことは人為的な転移じゃないのかな?もしかしたら、何かの影響でなんの関係もない瑠璃さんがここにやって来た………」
 俺は、ある程度の推測を立てるがどれも根拠に欠ける。
「まぁ、私のことは大丈夫だよ。ちゃんと元気に生きてるから。」
「ん〜……瑠璃さんがそう言うならいいけど……もし、何かあったら遠慮なく言ってね。絶対に助けてあげるから。」
「っ!………う、うん………なんか、りゅーくん、すっごいかっこよくなったね。」
「ん?そうかな?大事な人を守るのは当然だからね。」
「だ、大事な人………」
「あらあら〜、ルリったら、顔が真っ赤よ?」
「っ!か、からかわないでください!フリルさん!」
「うふふ〜」
 2人は、仲がいいんだな〜。
 と、そんなことを思って2人を見ているとフリルさんが足を止めた。
「それじゃ、さっそく仕事をしてもらうわね。」
「何をすればいいんですか?」
 俺がそう尋ねるとフリルさんは少し移動してすぐ近くにあった大岩を見ながら俺たちに説明をした。
「この岩があるせいでここら辺にあった畑が潰れちゃったの。だからどうにかしてこの大岩を壊すか移動させたいんだけど……できるかしら?」
 フリルさんは、そう俺に尋ねる。
 5mほどの大岩か。
「大丈夫だと思いますよ。フリルさん的に壊す方、移動させるの方、どっちがいいですか?」
「どっちも出来るっていう言い草ね。まぁいいわ。私的にはどこに置いても邪魔になるから壊してくれた方が嬉しいわ。」
「分かりました。では、少し離れてください。」
 俺がそう言うとフリルさんと瑠璃さんは、俺から少し距離をとった。
 距離をとったのを確認すると俺は、身体強化のスキルを使う。
「よいしょっと!」
「「っ!?」」
 俺は、一旦大岩を持ち上げた。そして、その大岩を空中に蹴りあげてから光魔法を放つ。
 光線は、大岩を消し飛ばすほどの勢いで空へと上り大岩ごと消えてしまった。
「終わりました。」
 俺は、作業を終えて2人の元へ向かい、そう告げた。
「「………………」」
 2人は、口を開けて唖然としていた。
 なんだかこの光景は懐かしいな。
「………りゅーくんって光魔法が得意なの?」
「ん?いや、そういうわけじゃないよ。得意なものってないんだよね。」
「………ってことはあれほどの威力のある魔法を全魔法で使えるというわけね。」
「え、ええ、まぁ、はい。」
「…………竜斗くんの強さが予想以上すぎてちょっと混乱しているのだけれど……」
「私も一緒ですごい混乱しています。」
「あ、あはは……ちょっとやりすぎちゃったかな。」
「「………ちょっとって………」」
 2人は、数分間、ずっと混乱していた。

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コメント

  • ノベルバユーザー390592

    童貞インキャが書いたような妄想物語

    0
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