クラス転移で俺だけずば抜けチート!?コミカライズ!
441話 談笑
瑠璃さんは、一つの扉の前で止まりそう言った。
「ありがとう、案内してくれて。」
「いえいえ、いいですよ。」
瑠璃さんは、そう言うと扉をノックする。
「フリルさ〜ん、いますか〜?」
瑠璃さんが扉に向かってそう尋ねると部屋の中から人の歩く音が聞こえて扉がゆっくりと開かれた。
「は〜い、ルリー、どうしたの?」
部屋の中から現れたのは瑠璃さんよりもさらに大人っぽい女性だった。
「あっ、今いいですか?紹介したい人がいまして。」
「紹介したい人?……それってまさか彼氏っ!?そんなの許さないわよ!?」
「ええっ!?ち、違いま………すよ。」
ん?なんで瑠璃さん、一瞬こっちを見たんだ?
「ホントに?ホントに彼氏じゃない?」
「ええっと……彼氏ではないですけど……男性です。」
「なっ!?ルリと接触する男性は私がちゃんと把握していたつもりなんだけど……」
「今日初めて来たから知らないと思いますよ。いや、知っている……に入るのかな?」
「まぁ、とにかく会ってみるわ。どこにいるの?」
「この人です。」
瑠璃さんが少し横に移動すると俺にどうぞと促してきた。
俺は、その空いたスペースに入り俺を呼んだ張本人と対面する。
「あら、あなたは……」
「柊竜斗と申します。一応ここに呼ばれてきたんですが……少し手違いがあったようで瑠璃さんのところへ案内してもらったみたいです。」
「なかなか来ないと思ってたらルリの方に行ってたのね。まっ、今日はずっと暇だから別に構わないわ。上がって。あっ、ルリも上がってくれる?」
「はい、分かりました。」
「ありがとうございます。」
俺は、ほかの所に行っていても許してもらえて一旦一安心する。
でも、本番はここからだ。
ちゃんと説得して和解してもらわないとな。
女性から部屋の中に通され一旦ソファに腰掛けてと言われたので言われた通りに腰を下ろした。
「竜斗くんだったわね。紅茶で良かったかしら?」
「あ、はい、ありがとうございます。」
女性から目の前にあるテーブルの上にいい匂いがする紅茶の入ったティーカップが置かれた。
「待ってね、今、お菓子も持ってくるから。」
「あっ、フリルさん、お菓子ならありますよ。りゅーくんから貰ったんです。」
「ん?りゅーくん?」
瑠璃さんが俺のことをりゅーくんと呼ぶと女性が首を傾げた。
「あっ、えっと、りゅーくんというのは竜斗くんのことで……色々とあったんですが昔、私の知り合いだったんです。」
「へぇ、そうだったんだ。じゃ、そのお菓子を貰おうかしら。ありがとね、竜斗くん。」
「いいえ、大したものではありませんが良ければ貰ってください。」
俺がそう言うと瑠璃さんは、空中から俺が今さっき渡した菓子折を出した。
そう言えばいまさっきは気づかなかったが瑠璃さんもアイテムボックスは使えるんだな。
また今度、そのことも含めて色々と聞いてみようかな。
その後、俺が持ってきたお菓子の箱を瑠璃さんが開いた。中にはクッキーが入っている。
「わぁ〜、美味しそうなクッキー!」
「ほぅ、確かに美味しそうね。それじゃ、早速いただきましょうか。」
2人は、1つクッキーを手に取り1口食べる。
サクサクといい咀嚼音が聞こえる。
「〜っ!美味しい〜。」
「うん、見た目だけではなく味もとても美味しいな。」
「喜んでいただけたのなら良かったです。」
俺は、そう言っていれてもらった紅茶を1口飲んだ。
「この紅茶もとても美味しいですよ。」
「そう言って貰えると嬉しいな。それよりもこのお菓子はどこで買ったのだ?」
「あ、いえ、それは俺が作ったものなんです。」
「そ、それ、本当!?これをりゅーくんが……」
「それはまだ料理をし始めて作ったものですからバリエーションが少なかったんですよね。今、作ればもう少し種類が増やせますよ。」
「ほう、それはすごいな。竜斗くんは、料理の腕前がいいのだな。」
「いえいえ、そこまでですよ。」
「………私も料理には自信があったんだけどな〜………」
「瑠璃さんの手料理か。とても美味しそうだね。」
「そ、そう?なら、今度、作ってあげるね。」
「ありがとう。楽しみにしてるね。」
その後も少し、談笑する。
クッキーも残り半分となった所で俺から真面目な話に入ることにした。
「……あの、今日来て俺からお願いしたいことを伝えますね。」
「そうだったな。それで竜斗くんの要求ってなんだい?」
よしっ、ここからが本当の本番だ。
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