クラス転移で俺だけずば抜けチート!?コミカライズ!
389話 仲がいいのやら悪いのやら
クロムとシェレールを連れて空間魔法で作った空間の中にやって来る。
「本当にある程度の道具は揃ってるんですね。」
「まぁ、1から買うわけにはいかないからな。」
2人は、100は超えると思われるテーブルや椅子を見て呆然とする。
「たぶんこんなに数は必要ないと思うから半分くらいしまおうか。」
「……そうですね、さすがにこんなに必要は無いと思いますからね。」
「……それじゃ……手分けして……しまおう……」
「2人とも、テーブルとかは自分のアイテムボックスに入れていいからな。」
俺がそう言うと2人は、はい、と返事をして作業に取り掛かった。
そこから数十分作業を行い30分ほど経って周りを見てみると今さっきまであったテーブルや椅子が半分の50くらいにまで減っていた。
「うん、やっぱり3人でやると作業は捗るな。」
「……うん……あっという間……だった……」
「それじゃ、テーブルの配置を考えましょうか。旦那様、ここで提案なんですが今回は、立ち食い形式にしてみたらどうですか?」
「立ち食い形式?」
「はい、テーブルには料理だけを置いて人は、持っているお皿に乗せて食べるんです。そうするとみんな、簡単に話したりできるんです。座っていると話しに行くために立ったりしないといけませんからね。」
「へぇ〜、そんなパーティーがあるんだな。さすが一国の元お姫様。」
「ふふっ、少しはお役に立てましたね。」
シェレールは、クロムを見ながらそう言った。
「むっ……なに……その顔……」
クロムは、そんなシェレールに頬を膨らませて対抗心を燃やしていた。
「い、いや、クロムもテーブルと椅子を片付けてくれたから十分に役立ってるぞ。」
「……う……うん……」
「それなら私もやりましたけどね。」
「むぅ〜」
この2人は、仲がいいのやら悪いのやら。
「そ、それじゃ、シェレールとクロムは、椅子をしまってくれるかな?俺は、テーブルを風魔法で並べるから。」
俺がそう言うと2人は、お互いの顔を見合い少し不服そうだったが俺からのお願いなので仕方ないといった感じで作業に取り掛かった。
「……どっちが……多く……片付けられるか……勝負……勝った……方は……竜斗に……頭を……撫でてもらう……」
「いいですよ、人の旦那様を勝手に使うのは少し不服ですがそっちの方が燃えますね。」
俺のいないところで勝手に勝負を始め、勝者のご褒美が俺になっている。そして、2人は、俺に何も言わずに作業に取り掛かってしまった。
「…………本当に仲がいいのやら、悪いのやら。」
俺は、そんな2人を眺めつつそう言って自分の作業に取り掛かる。
立ち食い形式にしたいからテーブルとの幅は結構広めに取ろう。
俺は、頭の中でどういう風に配置するのかを決めて魔法を発動する。
こういう時の魔法は、制御が本当に難しいのだ。加減を間違えると暴風を起こしてしまい作ったテーブルを全て壊してしまいかねない。
だから、慎重にやる。
でも、あまり慎重にしすぎて遅くなっても魔法でやっている意味が無い。それなら身体強化を使ってテーブルを運んだ方が早い。
ここで魔法を使うメリットは、多くのテーブルを1度に運べことだ。
俺は、一気に10ほどのテーブルを持ち上げ頭の中で出来ている配置通りに置く。それを5回繰り返したら………
「ふぅ〜、終わったな。」
俺は、額に汗を流しながら配置し終わったテーブルを見る。
うん、我ながら完璧。
「旦那様、お疲れ様です。」
「ん?ああ、シェレール………とクロム………」
俺が作業を終えたところにシェレールたちも作業を終えてやって来た。
後ろで頬を膨らませているクロムを見る限りシェレールが勝負に勝ったんだろうな。
「旦那様、私たち、どちらが多く片付けられるか勝負してて勝った方は旦那様に頭を撫でてもらうってものがあったんです!それで私が勝って………あの……だから………お願いします!」
シェレールは、そう言うと頭を少し突きだした。
俺は、そんなシェレールの頭を優しく撫でる。
するとシェレールは、満足そうな笑みを浮かべた。
「むぅ〜」
一方敗者のクロムは、頬を膨らませていた。
俺は、シェレールの頭を撫で終わるとクロムの方に寄った。
「クロムもお疲れ様。これは俺からのただのお礼ね。」
俺は、そう言ってシェレールにしてあげたようにクロムの頭を撫でた。
するとクロムは、幸せそうに目を細めていた。
「むぅ〜、旦那様、それじゃ、勝負の意味が……」
「まぁまぁ、俺が手伝ってって言ったんだから少しくらいのご褒美はいいだろ。」
「じゃあ、私のご褒美はどうなるんですか?」
「ん〜…………内緒だ。」
「え〜」
俺は、そんな和やかな雰囲気を迎えつつパーティの準備を進めていったのだった。
「本当にある程度の道具は揃ってるんですね。」
「まぁ、1から買うわけにはいかないからな。」
2人は、100は超えると思われるテーブルや椅子を見て呆然とする。
「たぶんこんなに数は必要ないと思うから半分くらいしまおうか。」
「……そうですね、さすがにこんなに必要は無いと思いますからね。」
「……それじゃ……手分けして……しまおう……」
「2人とも、テーブルとかは自分のアイテムボックスに入れていいからな。」
俺がそう言うと2人は、はい、と返事をして作業に取り掛かった。
そこから数十分作業を行い30分ほど経って周りを見てみると今さっきまであったテーブルや椅子が半分の50くらいにまで減っていた。
「うん、やっぱり3人でやると作業は捗るな。」
「……うん……あっという間……だった……」
「それじゃ、テーブルの配置を考えましょうか。旦那様、ここで提案なんですが今回は、立ち食い形式にしてみたらどうですか?」
「立ち食い形式?」
「はい、テーブルには料理だけを置いて人は、持っているお皿に乗せて食べるんです。そうするとみんな、簡単に話したりできるんです。座っていると話しに行くために立ったりしないといけませんからね。」
「へぇ〜、そんなパーティーがあるんだな。さすが一国の元お姫様。」
「ふふっ、少しはお役に立てましたね。」
シェレールは、クロムを見ながらそう言った。
「むっ……なに……その顔……」
クロムは、そんなシェレールに頬を膨らませて対抗心を燃やしていた。
「い、いや、クロムもテーブルと椅子を片付けてくれたから十分に役立ってるぞ。」
「……う……うん……」
「それなら私もやりましたけどね。」
「むぅ〜」
この2人は、仲がいいのやら悪いのやら。
「そ、それじゃ、シェレールとクロムは、椅子をしまってくれるかな?俺は、テーブルを風魔法で並べるから。」
俺がそう言うと2人は、お互いの顔を見合い少し不服そうだったが俺からのお願いなので仕方ないといった感じで作業に取り掛かった。
「……どっちが……多く……片付けられるか……勝負……勝った……方は……竜斗に……頭を……撫でてもらう……」
「いいですよ、人の旦那様を勝手に使うのは少し不服ですがそっちの方が燃えますね。」
俺のいないところで勝手に勝負を始め、勝者のご褒美が俺になっている。そして、2人は、俺に何も言わずに作業に取り掛かってしまった。
「…………本当に仲がいいのやら、悪いのやら。」
俺は、そんな2人を眺めつつそう言って自分の作業に取り掛かる。
立ち食い形式にしたいからテーブルとの幅は結構広めに取ろう。
俺は、頭の中でどういう風に配置するのかを決めて魔法を発動する。
こういう時の魔法は、制御が本当に難しいのだ。加減を間違えると暴風を起こしてしまい作ったテーブルを全て壊してしまいかねない。
だから、慎重にやる。
でも、あまり慎重にしすぎて遅くなっても魔法でやっている意味が無い。それなら身体強化を使ってテーブルを運んだ方が早い。
ここで魔法を使うメリットは、多くのテーブルを1度に運べことだ。
俺は、一気に10ほどのテーブルを持ち上げ頭の中で出来ている配置通りに置く。それを5回繰り返したら………
「ふぅ〜、終わったな。」
俺は、額に汗を流しながら配置し終わったテーブルを見る。
うん、我ながら完璧。
「旦那様、お疲れ様です。」
「ん?ああ、シェレール………とクロム………」
俺が作業を終えたところにシェレールたちも作業を終えてやって来た。
後ろで頬を膨らませているクロムを見る限りシェレールが勝負に勝ったんだろうな。
「旦那様、私たち、どちらが多く片付けられるか勝負してて勝った方は旦那様に頭を撫でてもらうってものがあったんです!それで私が勝って………あの……だから………お願いします!」
シェレールは、そう言うと頭を少し突きだした。
俺は、そんなシェレールの頭を優しく撫でる。
するとシェレールは、満足そうな笑みを浮かべた。
「むぅ〜」
一方敗者のクロムは、頬を膨らませていた。
俺は、シェレールの頭を撫で終わるとクロムの方に寄った。
「クロムもお疲れ様。これは俺からのただのお礼ね。」
俺は、そう言ってシェレールにしてあげたようにクロムの頭を撫でた。
するとクロムは、幸せそうに目を細めていた。
「むぅ〜、旦那様、それじゃ、勝負の意味が……」
「まぁまぁ、俺が手伝ってって言ったんだから少しくらいのご褒美はいいだろ。」
「じゃあ、私のご褒美はどうなるんですか?」
「ん〜…………内緒だ。」
「え〜」
俺は、そんな和やかな雰囲気を迎えつつパーティの準備を進めていったのだった。
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