クラス転移で俺だけずば抜けチート!?

白狼

386話 反省

 シェレールとクロムの喧嘩が終わった後、冷めてしまった朝食を3人で食べる。
「すいません、旦那様まで残してしまって。」
「……ごめんね……竜斗……」
「ははっ、もういいから。ほら、早く食べないと既に冷めてるのにまたさらに冷めちゃうぞ。」
 俺は、2人にそう言ってから朝食を食べていく。
 それから20分ほどで全ての朝食を食べ終わる。
「やっぱりご飯は暖かい方がいいですね。」
「……うん……それに……私たち……だけ……遅いから……メイドの人に……迷惑……掛けちゃった……」
 2人は、ちゃんと反省してくれたのかそう呟いた。
「喧嘩するにしても時と場合を考えような。」
「はい、反省します。」
「……私も……悪かった……魔王として……ちゃんと……しなきゃいけない……」
「俺もちゃんと止められなかったからな。俺も反省だ。」
 そう言って俺たちは、3人で反省する。
 するとそこにミラとサラサがやって来た。
「竜斗、少しいいですか?」
「ミラか、俺も後で話そうと思ってたから大丈夫だよ。」
「そうなんですか?それなら良かったです。」
 本当は昨日のうちに伝えようと思ってたんだけどシェレールとの件があったからな。仕方ない。
「それじゃ俺は、行ってくるから。」
「はい、行ってらっしゃい、旦那様。」
「……頑張ってね……竜斗……」
 俺は、2人に見送られながらミラとサラサについて行く。
 やって来たのはミラの部屋だ。
 そして、サラサがお茶を淹れてくれてそこから少し談笑したのち、本題へと入る。
「あ、まずは俺からでいいか?」
「はい、なんでしょうか?」
「ミラの宇宙船、修理が終わったって報告だ。」
「っ!?も、もう……ですか?」
「ああ、一昨日に修理が終わって昨日言おうとしたんだけどシェレールとの件があったから言いそびれちゃったんだ。悪かった。」
 俺は、そう言って頭を下げた。
「い、いえいえ!そんな!頭を上げてください!」
 ミラは、驚きのあまりか少し語彙力が低下していた。
 俺は、ミラに言われたとおり頭をあげる。
「竜斗、本当にもう直ったんですか?まだ2週間経ってませんけど?」
「ははっ、ちょっと頑張ったからな。あ、でも、まだ動くかどうかは試してないから分からないけどな。まぁ、今日、この後、見せに行くからその時に試しに動かしてみてくれ。」
「わ、分かりました!………あ〜、それなら私たちの話は別にいいですね。」
 ミラは、サラサと顔を合わせて苦笑してそう言った。
「そういえば2人は何を俺に話そうとしてたんだ?」
「いえ……その……竜斗には本当に悪いと思ったのですが私たちの星が気になってしょうがないので……サラサたちが乗ってきた宇宙船で帰りましょうという考えが出たんです。」
「あ〜、確かにサラサたちが乗ってきた宇宙船だったらすぐに帰れたのか。全然気づかなかった。」
「でも、もう修理が終わったのなら良かったです。竜斗、本当にありがとうございました!」
「いいよ、お礼なんて。それでいつ星に旅立つんだ?俺も一緒に行くんだからちゃんと教えてくれ。」
「あ、はい、もう修理が終わってるのなら………急で悪いんですが明後日でよいでしょうか?」
「明後日か……分かった。」
「明日は、みなさんにお礼を言って回りたいですし。」
「そうだな。それじゃ、日程も聞いたしもう話すことはないか?」
 俺がそう尋ねると2人とも、コクリと頭を縦に振った。
「それじゃ、さっそく修理した宇宙船を見せに行くから手を繋いでくれ。転移スキルで行くぞ。」
 俺は、そう言って2人に手を差し出した。
 2人は、すぐに俺の手を掴みいつでもいいですよと言わんばかりの表情をした。
 俺は、しっかりと手を繋いだことを確認して転移した。

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