クラス転移で俺だけずば抜けチート!?

白狼

384話 2人して謝罪

 お風呂に入ったあと、クロムと別れ一旦シェレールが帰ってないか自分の部屋へと戻る。
 俺は、自分の部屋だと言うのに恐る恐る部屋のドアを開ける。
「ただいまぁ〜」
 俺は、部屋の中に入ると今さっきと変わらず俺の部屋は真っ暗だった。
「シェレールは、居ないか。」
 俺は、シェレールがいないことを確認すると部屋の電気をつける。
 そのままいまさっきまで着ていた服を洗濯カゴに入れる。
 そして、シェレールを探しに行こうと部屋の扉の方へ行こうとしたら寝室の方の部屋のドアが少しだけ開いていることに気がついた。
 俺は、もしかしたらと思い、寝室の方を覗く。
「す〜…………す〜………」
 するとシェレールが俺のベットで寝息をたてて眠っていた
「もう寝てたのか。」
 俺は、シェレールがいたことにホッと一息つく。
 それにしても随分と早い時間に寝てるな。
 時計を見てみても今は8時半だった。
 起こした方がいいのかな?
「す〜………ふみゅ〜………」
 いや、やっぱりやめとこ。気持ち良さそうに寝てるし。
「………隣で寝るわけにはいかないよな。」
 まぁ、まだ寝る時間には少し早いのでその場に座る。
 シェレールにどうやって謝るか。結局何も考えられなかった。
「……ん〜……旦那様〜?」
「あ、シェレール、起きちゃった?」
 シェレールが目を擦りながらむくりと起き上がり俺の方を向いた。
「ごめんな、シェレール。別に起こすつもりはなかったんだけど。」
 って、電気消してるからあんまりシェレールの表情が見えないな。
 俺は、寝室の電気をつけてシェレールの方をもう一度向く。
 するとシェレールは、なぜか涙を零していた。
「っ!?ど、どうしたんだ、シェレール!?」
 俺は、急に泣いているシェレールを見て急いで駆け寄った。
「ご、ごめんなさい……わ、私……今日の朝、旦那様のこと……無視してしまって……」
「そ、そのことか。別に気にしてないよ。そもそも俺が悪いんだから。」
「でも、あの態度はやはり酷かったです!私……あの後、すぐに謝ろうと思って食堂に行ったのですが旦那様がいなくて………」
 マジか。それなら朝食は、食堂で食べときゃよかったな。
「ご、ごめん!今日、クロムに誘われて少し山の方行ってたんだよ。シェレールにどうやって謝るか考える時間が欲しかったからね。まぁ、実際のところ、全く考えられなかったんだけど。」
「クロムと……ですか………うぅ、今回は仕方ありません。」
 シェレールは、今回は自分にも悪いところがあると思い、特別怒ったりしなかった。
「それでシェレール……先を越されちゃったけどやっぱり俺の方が謝るべきだ。シェレールを放ってたらかしにして宇宙船の修理作業を優先してそれでシェレールが寝てるからって勝手に一人で帰って……本当にごめんなさい!」
 俺は、心の底から謝罪の言葉を述べた。
「そ、その………た、確かに一人ぼっちになったのは少し腹が立ったのですが……旦那様もみんなに気を使ってくれたんですよね?」
「ん?まぁ、確かにお風呂に入るとまたお風呂掃除とかしなくちゃいけないからなって思って自分の家のお風呂を使ったんだけど……やっぱり、お風呂はあっちのを使ってこっちに帰ってくるべきだったな。本当にごめん。」
「やっぱり、旦那様は優しかったのですね。みんなに気を使って。私も本当ならそれを知っていたはずなのに……自分の怒りに負けてしまい旦那様を責めてしまって……私の方こそすいませんでした。」
「…………今回は、どっちも悪かったってことにしてこのことは無かったことにするか。」
 俺は、きっとこのままだとずっと長引きそうなのでそう言ってこの1件をこれで終わらせようとした。
「……………きょ、今日は一緒に寝てくださいますよね?」
 シェレールは、少し不安そうな表情でそう言ってきた。
「もちろん。………ところでシェレール、この頃、あれ、してなかったよね?」
「っ!そ、そうですね………そ、それじゃ、早速灯りを消しましょうか。」
 シェレールは、そう言って寝室の部屋の電気を消してベットに横になり俺が来るのを待つ。
 俺は、一旦この部屋に防音用の結界を張り下半身を気にしながらシェレールに覆いかぶさった。

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