クラス転移で俺だけずば抜けチート!?コミカライズ!
382話 可愛らしいクロム
もうどれくらい時間が経っただろうか。
クロムを抱きしめてそのままずっとそうしているといつの間にか日は完全に沈み今さっきまでオレンジ色の空だったのが今ではもう、満面の星空になっていた。
俺とクロムは、どちらとも離れようとはしなかった。
もし、シェレールにこんなことをしていたら怒られるだろう。でも、今はなぜかその事が不安に感じなかったのだ。
ずっとこうしているとクロムから今さっきも鳴った可愛らしいお腹の音がした。
「〜っ!」
クロムは、このいい雰囲気を台無しにして恥ずかしくなったのか俺の服を掴んでる手に力が加わった。
「………あ〜、俺、腹減ったな。やっぱり昼ご飯抜いたのは悪かったな。そろそろ夜ご飯にしようか。」
俺は、誰もいないのに下手なフォローをした。
「……う……うん……夜ご飯……食べよ……」
クロムは、俺の下手なフォローには何も言わず素直に賛成してくれた。
それから俺たちは、アイテムボックスから今さっき倒して血抜きをしていたクマ型の魔物と木の実を取り出して食べる部位だけ切って調理を始める。
「クロムは、この木の実を使ってなにか1品作ってくれ。俺はメインを担当するから。」
「……うん……分かった……」
クロムは、了承すると木の実を持ち水魔法で溜めた水につけて汚れを落とす。
俺も早速調理を行う。
肉だけではあれなのでいつでも持っている野菜をアイテムボックスから取り出す。今さっきは、少しためらったが昼ご飯は食べてないしこれくらい大丈夫だろう。
そこから俺は、料理スキルを使い手早く調理する。
調理を開始して10分を少し超えたくらい。その時間で全ての調理の工程を終えた。
「俺はもう終わったぞ。そっちはどう?」
「……こっちも……もう……終わる……あと……盛り付け……だけ……」
クロムは、そう言うと作った料理をお皿に盛り付けだした。
「手伝うことは………なさそうだな。」
「……うん……大丈夫……」
クロムは、お皿から目を離さずそう返事してきた。
なら、俺は簡易テーブルと椅子、橋とかを出そっかな。
俺は、クロムが盛りつけをしている最中、前に旅で使っていたテーブルとかを出して俺の作った料理を置く。そして、今日はご飯がないので代わりのパンも一緒に置いておく。
「……盛り付け……終わった……」
クロムは、そう言うと落とさないように1皿ずつ丁寧に持ってくる。
手伝おうかとも思ったが皿を一生懸命運ぶクロムが可愛くてずっと見ていたかったのであえて手伝わなかった。
ごめんな、クロム。
俺は、クロムが2皿運び終わるのを見届けてから席に座る。クロムも俺の向かい側に座る。
「それじゃ、食べよっか。」
「……うん……お腹……空いた……」
クロムは、もう我慢できないといった表情で料理を見ていた。
俺は、そんなクロムに苦笑しつつ合掌してから料理を食べる。
クロムも俺に続いて合掌して、料理を食べる。
「うん、やっぱりクロムも料理が上手いな。この木の実で作ったスープ、美味いぞ。」
「……竜斗の……この……お肉料理も……とっても……美味しい……」
「そうか、そりゃ良かった。」
クロムは、美味しそうにもぐもぐと俺の作った肉料理を味わっている。
俺は、そんなクロムを見ながら料理を食べていく。気がつけばいつの間にか全部平らげていた。
「……竜斗……早いね……食べるの……私……もうちょっと……掛かる……」
「ああ、別に気にしなくていいぞ。ゆっくり食べてくれ。」
それを見てるだけで俺は癒されるからな。
俺がそう言ったもののクロムは、少し悪いと思ったのか食べるスピード上げた。
やはり昼ご飯を抜いたからか、結構な量のあった料理をクロムは全部食べてしまった。
正直、クロムが残すだろうなって思ってたんだけど……まぁ、いいか。
俺たちは、そのあと水に食器を入れてからちょっと休憩といって星空を見ながら談笑するのだった。
クロムを抱きしめてそのままずっとそうしているといつの間にか日は完全に沈み今さっきまでオレンジ色の空だったのが今ではもう、満面の星空になっていた。
俺とクロムは、どちらとも離れようとはしなかった。
もし、シェレールにこんなことをしていたら怒られるだろう。でも、今はなぜかその事が不安に感じなかったのだ。
ずっとこうしているとクロムから今さっきも鳴った可愛らしいお腹の音がした。
「〜っ!」
クロムは、このいい雰囲気を台無しにして恥ずかしくなったのか俺の服を掴んでる手に力が加わった。
「………あ〜、俺、腹減ったな。やっぱり昼ご飯抜いたのは悪かったな。そろそろ夜ご飯にしようか。」
俺は、誰もいないのに下手なフォローをした。
「……う……うん……夜ご飯……食べよ……」
クロムは、俺の下手なフォローには何も言わず素直に賛成してくれた。
それから俺たちは、アイテムボックスから今さっき倒して血抜きをしていたクマ型の魔物と木の実を取り出して食べる部位だけ切って調理を始める。
「クロムは、この木の実を使ってなにか1品作ってくれ。俺はメインを担当するから。」
「……うん……分かった……」
クロムは、了承すると木の実を持ち水魔法で溜めた水につけて汚れを落とす。
俺も早速調理を行う。
肉だけではあれなのでいつでも持っている野菜をアイテムボックスから取り出す。今さっきは、少しためらったが昼ご飯は食べてないしこれくらい大丈夫だろう。
そこから俺は、料理スキルを使い手早く調理する。
調理を開始して10分を少し超えたくらい。その時間で全ての調理の工程を終えた。
「俺はもう終わったぞ。そっちはどう?」
「……こっちも……もう……終わる……あと……盛り付け……だけ……」
クロムは、そう言うと作った料理をお皿に盛り付けだした。
「手伝うことは………なさそうだな。」
「……うん……大丈夫……」
クロムは、お皿から目を離さずそう返事してきた。
なら、俺は簡易テーブルと椅子、橋とかを出そっかな。
俺は、クロムが盛りつけをしている最中、前に旅で使っていたテーブルとかを出して俺の作った料理を置く。そして、今日はご飯がないので代わりのパンも一緒に置いておく。
「……盛り付け……終わった……」
クロムは、そう言うと落とさないように1皿ずつ丁寧に持ってくる。
手伝おうかとも思ったが皿を一生懸命運ぶクロムが可愛くてずっと見ていたかったのであえて手伝わなかった。
ごめんな、クロム。
俺は、クロムが2皿運び終わるのを見届けてから席に座る。クロムも俺の向かい側に座る。
「それじゃ、食べよっか。」
「……うん……お腹……空いた……」
クロムは、もう我慢できないといった表情で料理を見ていた。
俺は、そんなクロムに苦笑しつつ合掌してから料理を食べる。
クロムも俺に続いて合掌して、料理を食べる。
「うん、やっぱりクロムも料理が上手いな。この木の実で作ったスープ、美味いぞ。」
「……竜斗の……この……お肉料理も……とっても……美味しい……」
「そうか、そりゃ良かった。」
クロムは、美味しそうにもぐもぐと俺の作った肉料理を味わっている。
俺は、そんなクロムを見ながら料理を食べていく。気がつけばいつの間にか全部平らげていた。
「……竜斗……早いね……食べるの……私……もうちょっと……掛かる……」
「ああ、別に気にしなくていいぞ。ゆっくり食べてくれ。」
それを見てるだけで俺は癒されるからな。
俺がそう言ったもののクロムは、少し悪いと思ったのか食べるスピード上げた。
やはり昼ご飯を抜いたからか、結構な量のあった料理をクロムは全部食べてしまった。
正直、クロムが残すだろうなって思ってたんだけど……まぁ、いいか。
俺たちは、そのあと水に食器を入れてからちょっと休憩といって星空を見ながら談笑するのだった。
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