クラス転移で俺だけずば抜けチート!?

白狼

376話 修理完了

 シェレールとデートをした次の日。俺は、再びミラの宇宙船の修復作業を始めた。
「あと4分の1ってところか。」
 俺は、今日の作業に入る前にあとどれ位か確認の作業に入った。
「…………これなら頑張れば今日で終わりそうだな。」
 もちろん普通にやっていたら間に合うわけがないが俺の空間魔法で作った空間なら時間がゆっくりと流れているから作業時間がたっぷりと取れるのだ。
「よしっ!頑張りますかな。」
 別に早く終わらせる必要もないのだがミラたちは、自分の星がどうなっているか心配だろうからな。いつでも行けることで少しは安心できるようにしておこう。それにちゃんと動くかも確かめたいし。
 じゃあ、ナビ、いつもの時間に声をかけてくれ。
(分かりました、マスター。頑張ってください。)
 おう、ありがとう。
 ナビに返答をすると俺は、それから作業に入る。
 外壁となる素材を完全創造で作り出しては溶接する。
 その作業をずっとしていく。
 するといつの間にか時間感覚を忘れてしまっている。
(マスター、時間ですよ。)
 ん?もうか?ってことはそろそろ夕暮れか。
(はい、時間的にはもう6時を回ったところです。)
 …………今日終わらせるって決めたからな。あと数分で終わるだろうからちょっと長めにやるよ。
 シェレールにはちゃんと謝ろう。
 あ〜でも、こういうことするから心配させるんだろうな。
 でも、あと少しなんだ。この空間内なら結構時間がゆっくりと進んでいるからあと少しくらい大丈夫だろう。
 俺は、そう思い作業に入った。
「………………ふぅ〜、終わった。」
 俺は、ようやくミラの宇宙船の修理を終えた。
 ナビ、今の時間は?
(……………夜の11時です。)
 …………………………え?
 う、嘘だろ?体感時間じゃまだ10分少々だったのに………
(マスター、いつも体感時間じゃ1時間くらいなのにって言って6時間くらいやってますからね?)
 うっ!…………すいません。
(いえ、私もマスターに声を掛けるべきでしたね。)
 いや、俺が何も言ってなかったのが悪いよ。
 って、早く帰らないときっとシェレールが心配してる!
 俺は、急いで空間の中から出て転移で魔王城へ帰った。
 俺が転移したのは魔王城で使っていた俺の部屋だ。
 シェレールは、俺がまずここに転移してくるだろうと予想していたのか俺の部屋の椅子に腰かけていた。
「わ、悪い、シェレール!遅れちゃった!」
 俺は、シェレールの背中に向かってそう言った。
「…………」
 だが、シェレールにはなんの反応もない。これは怒って口も聞いてくれないというやつだろうか。
 やべぇ、早く謝らないと!
 俺は、そう思いシェレールの前へ行き土下座した。その時、シェレールがどんな表情をしているのか怖くて見れなかった。
「本当にごめんなさい!反省してます!だから、許してもらえないでしょうか?」
「………………」
 シェレールは、またも反応がない。
「…………旦那様〜……」
「はいぃ!」
 俺が恐る恐る顔を上げようとするとシェレールからようやく声が掛かり、俺はまた頭を下げた。
「……………」
 あ、あれ?何も言ってこない。
 ………ってことは、もしかして、ずっと土下座をして反省してろということなのだろうか。
 俺が土下座をしていること、5分。今度は、ちゃんと時間がどれくらい経ったのか分かる。
 俺は、チラッと上を向く。
 するとシェレールは…………………眠っていた。
「……………え?シェレール、寝てるの?」
「…………」
 俺がそんな声を掛けても反応がない。ってことは、本当に寝ているのだろう。
「お、俺、もしかして、寝ている人に頭ずっと下げてたの?」
 やべぇ、そう思ってくるとめちゃくちゃ恥ずかしい。
「こんなところで寝たら風邪ひくぞ?」
 俺は、そう言ってシェレールの体をお姫様抱っこして持ち上げる。
 シェレールは、たぶんずっと俺を待っていたのだろう。それで気が付いたら眠ってた。そんな所だろうな。
 俺は、シェレールをベットに横にさせてそのまま眠らせてあげた。
 たぶん、みんなも寝てるんだろうな。
 風呂に入りたいけどここじゃ迷惑だろうから……自分の家で入るか。
 俺は、そう思って家の前まで転移して風呂に入りそのまま家で眠った。

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