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クラス転移で俺だけずば抜けチート!?コミカライズ!

白狼

367話 徒歩での道

 今日でこの小説を書いてからちょうど1年!
 皆さまのおかげでお気に入り登録者が9100人、いいねが3万8000人を超えました!
 本当にありがとうございます!
 応援コメントも指摘コメントも少し私が傷つくようなコメントもこれからも作品を頑張って投稿しようという糧にしていきたいと思いますのでどうかこれからもよろしくお願いします!
 設定とか話の流れとかグダグダだけどこれからも頑張っていこうと思います。
 私はこの作品をきっかけにどんどん成長していきたいと考えています!




 俺とシェレールは、朝食を食べ終わり少し休憩して外着の服に着替えてから魔王城へと向かった。本当なら転移のスキルを使ってすぐに行くところだが今さっきのシェレールの要望に少しでも応えようと思い今日はゆっくりとシェレールと足並みを揃えて歩くことになった。
「昼までに話をまとめてそこから宇宙船を俺の空間魔法で作った空間の中に入れて作業をする。まぁ、今日の予定はこれくらいかな。」
「帰ってくるのは必ず今日ですからね。」
 シェレールは、さっきの会話のこともあり今日帰ってくることを絶対条件とされた。
「ああ、分かってるよ。絶対に今日中には帰ってくる。」
「なら、いいです。」
 シェレールは、納得してくれると俺の手を握りペタっとくっついて来た。
 この通りは市場へ行くために使われる道なのであと数時間で昼になる今の時間帯は結構人が多い。
 それに俺たちは、この魔大陸に最初に足を踏み入れた人間族なのでここの一般住民は俺たちのことを当然知っている。
 まぁ、結婚式をオープン型にしたので一般の人たちは俺たちが結婚したてホヤホヤなのは分かっているらしく微笑ましそうに見てきた。
 ちなみにシェレールの方を見てみるとどうやらほかの人たちのことはまるで見えてないかのようだった。
 そんな俺だけが少し恥ずかしい状況で魔王城へと歩いて行った。
「ほら、シェレール、着いたぞ。」
 俺は、今もなお俺にずっとくっついているシェレールにそう言った。
「はっ……も、もう、着いたんですか?」
 シェレールは、時間を気にしていなかったらしく驚いたようにそう聞いてきた。
「そうだよ。ほら、目の前に魔王城があるだろ?」
「………もう少しくらい2人っきりが良かったんですが……」
 シェレールは、そんな愚痴を漏らす。
 だがな、シェレール、今さっきも2人っきりじゃなかったんだぞ?ずっと一般の人から見られていたからな?
 さすがに恥ずかしがり屋のシェレールにはそんなことは言えないので胸の中にしまっておく。
「ほら、そろそろ行くぞ。」
「は、はい。」
 俺とシェレールは、お互い体は密着にはさせなかったが手だけはしっかりと握ってまえへと進み始めた。
 門番さんに挨拶して魔王城の中へと入りまずはジゼルさんのところへ来たことを伝える。
 そして、最後に明日はゆっくりとしたいから来ないことを伝える。
「ってことで明日は2人でゆっくりとしたいのでここには来れません。」
「ふむ、そうか。分かった、存分に2人の時間を楽しんできてくれ。」
「はい、ありがとうございます。」
 ジゼルさんは、笑ってそう言ってくれた。
 と、そこでずっと横にいて黙っていたシェレールが話し出した。
「あの、少しいいですか?」
「なんだい?」
「このことを明日の朝にクロムに伝えてくれませんか?」
「ん?どうして?」
「………クロムに明日は来ないって伝えると今日の帰りにクロムまでついてきそうな気がして……」
 確かについてきそうだな。
 ジゼルさんもそう思ったのか苦笑していた。
「分かった、クロムには明日の朝に伝えておくよ。」
「ありがとうございます。」
 シェレールは、ホッとしたような表情を浮かべた。
「それじゃ俺たちは、これで。」
「ああ、またな。」
「失礼します。」
 俺とシェレールは、ぺこりと頭を下げてから部屋を出た。
 そして、ジゼルさんの話ではみんな、食堂にいるらしいので俺たちも食堂へ向かった。

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