クラス転移で俺だけずば抜けチート!?

白狼

361話 待機中

 まずは俺の部屋に宇宙人たちを転移させた。
「なっ!?ま、またも異能か!?この星のヤツらは化け物なのか!?」
 化け物扱いはなかなか酷いな。
「ちょっと待ってろ。変な行動はするなよ?」
 俺は、そう言って部屋を出て行った。武器とかは全部回収したし力もある程度吸収しておいたから何も出来ないだろう。
 恐らくもう夕食の時間だろうから俺は、食堂へと向かう。
 この頃、俺の帰りが遅い時はこのお城で食べるようにしているがなるべく早く帰ってシェレールと2人で家で食べるようにもしている。
「今日はあいつらの相手もしていたし遅くなったな。それに………」
 シェレールにこの傷を見られるとまた心配させてしまうな。でも、俺の治癒魔法じゃあまり効果ないからシェレールかルビーに頼むしかないんだよな。
 まぁ、ルビーに頼るっていうのも1つの手だがそれがのちのちシェレールにバレたら怒られそうなので素直にシェレールに話して治してもらおう。
 そんなことを考えているとあっという間に食堂前へと着いた。中からは楽しそうな話し声が聞こえるからみんな、いるのだろう。
 俺は、扉を開ける。するとみんな俺の方に注目する。
「悪い、遅れた。」
「っ!だ、旦那様!?ど、どうしたんですか!?そんなボロボロで!?」
 やはりか、シェレールが一目散に立ち上がり俺の様子を見てすごい心配したような表情で俺の元へ来た。
「いやぁ〜、色々あってな。それでシェレールかクロム、一緒に来てくれないか?それとミラも来てくれ。あ、ご飯食べたあとでいいからな。」
「私が行きます!」
「……私が……行く!」
 シェレールとクロムは、俺の話を聞いた瞬間に自分が行くと言い出す。
「いや、別に1人でいいんだが………」
「クロムは、まだ食事をしていてください。」
「……大丈夫……シェレールこそ……まだ……全然……残ってる……」
「私は、旦那様と食べようと思っていましたからね。」
 ジリジリと睨み合いながら言い争う2人。シェレールは、言い争うをしていても俺に治癒魔法を掛けていてくれる。
「ったく、2人はいつも言い争ってから。2人一緒でいいからちゃんとご飯は食べてくれ。」
 俺は、怪我が完全回復したところでシェレールとクロムにそう言ってその場を収めた。
 俺は、席についてご飯を食べ始めた2人を見てホッとする。するとそこでミラがこっちにやって来た。ミラは、どうやらもう食事を終えたようだ。
「あの………なんで私も呼ばれたのでしょうか?」
「……ミラを探していたやつがいたから。」
 俺は、一瞬ここで言うのを躊躇したがどうせ知られることだと思ったので正直に打ち明けた。
「私を探している人って………」
「まぁ、宇宙人しかいないよね。」
「っ!………そ、それで今どこにいるんですか?」
「一旦拘束してから俺の部屋に待機させている。ここに来る前に少し質問してみたけど俺1人じゃ判断しずらいから3人に来てもらうことにしたんだ。」
「そうだったんですね。わざわざありがとうございます。」
「別にいいよ、あいつら俺がせっかく直しかけていたミラの宇宙船を壊そうとしていたんだから。」
「やっぱり、その人たちの目的は私を連れ去ることなんですよね?」
「たぶんな。それを知るためにミラたちを連れて行くんだ。」
「そうですね……あ、す、すいません!私が話しかけたせいで竜斗の食事を邪魔しちゃって。」
「大丈夫大丈夫。後で食べればいいだけだから。それよりもシェレールたちは………」
 俺がシェレールたちの方を見ると食事をしながらまだクロムと言い争っていた。
 俺は、苦笑いをして2人が食べ終わるのを待った。

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