クラス転移で俺だけずば抜けチート!?

白狼

359話 3対1

 宇宙人たちとの3対1の戦い。
 何度もぶつかり合う武器。それによって飛び散る火花。
 今さっきは奇襲が幸をそうして5人気絶させることが出来たが3対1じゃ厳しい。
 普通の人なら楽勝なのだがこいつら、1人1人の力が強い。俺は、今までの経験を踏まえて戦っているが俺よりもこいつらの方が戦い慣れしている。3人の陣形を崩さず素早く動く連携。
「っ!」
 俺は、3人の中で1番巨体な1人と武器をぶつかり合わせると身体強化をしている俺以上の力で押し戻されてしまった。そして、そこからが早かった。
 相手は、俺がよろけた一瞬の隙を突き攻撃してきた。
 さすがにこうなれば1人1人捌けるはずがない。
 だから、重傷となりそうな攻撃だけは避けてあとはなるべく傷が深く入らないようにするだけにした。
 ここで魔法を使えたらいいんだがあいにくまだ神級スキルを使ったのが響いてかこいつらに効きそうな魔法をそう数多く打つことが出来なさそうなのだ。打てたとしても1発が限度ってところだな。それ以上やると俺の体が壊れてしまうので使い時は考えなくてはいけない。小さい魔法なら何度でも出せるのだがそれじゃ今の状況は変えられない。なので今はまだ使う必要がないと俺は感じた。
「貴様、やるなぁ!俺ら3人の攻撃をこうも躱すか!」
 指揮官は、なかなかいい1発が入らずイライラしているようだ。
「はっ、こんな攻撃なんかで俺が倒されるわけがないだろ!」
 俺は、ただの強がりとも思えるセリフを吐いた。いや、強がりもあるのだろう。だが、この指揮官がイライラしている今がチャンスだ。
「っ!このっ!」
「っ!今だ!」
 指揮官は、イライラが抑えきれず俺に大きいのを入れようと大振りになってしまった。それをチャンスに俺は、その振り上げた腕を蹴って武器をまず無くさせそこから一回転して顔面に思いっきり蹴りをかました。
「がっ!」
 指揮官は、脳を激しく揺らされたからかその場で崩れ落ちてしまった。
 6人目。
「ちっ、あいつ、指揮官ってのに相手の作戦にまんまと引っ掛かって俺らにより早く倒れやがって。」
 相手の1人が今倒れた指揮官に対して愚痴る。だが、全く油断なんてしていなかった。
 お互い変に近づこうものなら返り討ちにあってしまうため近づけない。
 落ち着け、絶対に勝利への糸口はあるはずだ。冷静な状態で周りを見ろ。視野を広げろ。数少ない勝利をつかみとれ。
「っ!ここだ!」
 俺は、動き出した。今出せる最大のスピードで。
 そして、俺は刀を上に放り投げた。
「「なっ!?」」
 この行動には相手もさすがに驚く。
 その隙にまずは今の俺よりも力の強い巨体な男の背後に回り1度きりの魔法を使う。
 光の光線を最大質力で出す。
「がはっ!」
 巨体な男は、勢いのまま数メートル飛ばされていった。
 7人目。後1人。
 相手の1人は、俺の魔法もあってかさらに驚いているのでそのまま背中を軽く蹴る。
「はっ!誤ったな!あんな攻撃の後じゃこの程度の力しか出ないのか!」
 相手は、今の俺がわざとに軽く蹴ったのを見破れなかった。その時点で終わりだ。
 俺は、その場で大きくジャンプをして今さっき投げた刀をキャッチして思いっきり峰で叩いた。
「がっ!」
 最後の相手も脳を激しく揺らされてその場に崩れ落ちてしまった。
 ふぅ、終わった。
 さてと、まずはこの傷をどうにかしたい……がさっきの魔法を使ったせいか治癒魔法が使えない。仕方ない、シェレールに言って治してもらおう。
 それよりも気絶していてもいつ目覚めるか分からないから縄で縛っておこう。
 俺は、アイテムボックスからいつでも捕縛できるようにと思い、持参していた縄を使い、宇宙人たちを縛った。
 こいつらに質問をしたいのだが………結構派手にやってしまったから目覚めるのはもう少し後かな。
 こいつらが目覚めるまで修理をしておくか。

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