クラス転移で俺だけずば抜けチート!?

白狼

347話 新家のみんなでの朝食

「そういえばなんでみんなここに居るんだ?」
 俺は、部屋着から私服に着替えた後、リビングに戻りまだ戻ってきてないシェレールとミラを待ちながらみんなに質問した。
「なんでって……遊びに来ただけよ?」
 ユイが来たのがさも当然かのようにそう言った。
「………普通、結婚した翌日の新婚生活を朝から邪魔するかね?」
「仕方ないじゃない。何だか、朝の2人のやり取りを見なくちゃ落ち着かなくなったんだもん。それよりも、2人とも朝ごはんはまだでしょ?今日は、私たちが作ってあげるわ。」
「あ、いや、それなら問題ない。」
「え?なんで?朝ごはん食べないの?と言うより私たちも食べてないんだから食べたいんだけど?」
「昨日、夜ごはんをちょっと作りすぎたんだ。まだだいぶあるからみんなも一緒に食べていってくれ。あ、でも、味噌汁は作ろうと思ってたからそれは作ろっかな。」
「そういう事ね。だったら、それは私たちで作るわよ。」
「いいよ。みんなは、お客様なんだからそんなことはさせられないよ。それにシェレールと一緒に作るって約束したからな。」
「そっか。なら、私たちはゆっくりさせてもらうわ。美味しい料理期待してるわね。」
「ご期待に応えられるかな〜。……もうほかの料理とかは作ってあるからそれは出して先に食べとく?」
「私は、竜斗たちと一緒に食べるからいいわ。」
 ユイがそう言うとみんなも俺たちと一緒がいいと言ってくれた。本当に良い仲間たちだ。
「なら、さっそく作ってくるよ。シェレールが来たら俺がもう作ってることを教えてあげてくれ。もう少し時間が掛かると思うから。」
「分かったわ。」
 俺は、ユイの返事を聞いてリビングを後にしてキッチンに行く。
 そして、魔道具の冷蔵庫から味噌汁に使う食材を取り出し棚から調理器具を取り出す。
 シェレールが来るまで1人で黙々と調理をする。
 そして、調理を開始して10分ほど経った頃だろうか、シェレールが慌ててキッチンへとやって来た。
「す、すいませんっ!着替えるのに少し時間がかかってしまって!」
 シェレールが顔を真っ青にしてそう言った。
「別にいいよ。そんなに気にしなくてもゆっくりと作業してたからまだそんなに終わってないし。だから、手伝ってくれるかな?」
「は、はいっ!すぐに手伝いますね!」
 シェレールは、自分の手を石鹸で洗って俺の隣に立ち調理の進み具合を見る。
 そして、シェレールは今がどれくらい終わったか確認して次の行程を考えて行動してくれる。
 そして、シェレールが来てから調理のスピードを上げてあっという間に調理を終える。味噌汁が入ってある鍋ごとリビングへ持って行きみんなにできたことを伝える。
「ミラもお腹空いてるだろ?いっぱい食べていってくれ。」
「す、すいません、いただきます。」
 俺とシェレールがテーブルに料理を並べていく。
「うわぁ〜、朝からすごい豪華だね〜。」
 白井が並べられている料理を見ながらそう呟いた。
「昨日の夜、結婚祝いとして作ったからな。」
「へぇ〜、そうなんだ〜。楽しみ。」
 そこでどこからか可愛らしいお腹の音が鳴った。
「〜っ!す、すいません!私!この頃全くご飯を食べてなくてそれで……こんなすごい料理を並べられて………」
「ははっ、そっか。ミラの口に合うといいな。」
「すごい美味しそうです!」
「それなら良かった。なら、すぐに食べようか。みんな、適当に椅子に座って。」
 俺がそう言うとみんな、それぞれ適当に席に着いていった。クロムは、魔王城で食事の時、よく俺の隣だったので今回も隣でさらにクロムの隣がレーネだ。クロムの逆の俺の隣の席はシェレールが座りその隣にはミラが座った。
「それじゃ、食べよっか。」
 俺がそう言うとみんな掌を合わせて合掌をした。
 ミラは、自分の暮らしていたところには合掌するという風習がなかったのか俺たちのやつを見様見真似でした。
 それからはみんなで美味しく料理を平らげた。あんなに沢山あった料理もみんなで食べたからすぐになくなってしまった。

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