クラス転移で俺だけずば抜けチート!?

白狼

344話 ミラ

「まずは俺たちから自己紹介するね。俺は、柊竜斗って言うんだ。よろしくね。」
「私は、シェレール・ヒイラギと言います。よろしくお願いします。」
 女の子が俺たちの向かい側のソファーに座ってからすぐに俺とシェレールは、自己紹介をした。シェレールは、新たな苗字を誇らしげに紹介していた。少し胸を張って自己紹介をするシェレールは、とても可愛らしかった。
「…………わたしは………ミラ……です……」
 ミラと名乗る女の子は、俺たちの顔色を伺いながら恐る恐る自分のことを紹介する。
 どうやらまだ警戒心が残っているようだ。
「ミラさんか。まぁ、警戒するのも分かるけど今さっきも言った通り俺たちは、敵でもなんでもないよ。君が山の中で気絶してたからここまで運んできたんだ。あ、勝手にそんなことされて困ってるんだったら謝るよ。ごめんね。」
「あ、いえ……その……治療していただき……ありがとうございます。あと……その……ミラで結構ですので。」
「そっか。なら、俺は竜斗でいいよ。」
「私は、シェレールで大丈夫です。」
「は、はい……」
 俺たちが本当に敵ではないと分かってくれたのか少し落ち着いてくれた。
「それじゃ、早速本題に入るんだけど……ミラのこと、聞いてもいい?」
「えっと………その………私の乗って来た乗り物は………」
「あ、それなら俺しか見てない。シェレールは、あの時眠ってたからね。」
 確かにあの乗り物を見てどこから来たのか分かれば何者かくらいはある程度予想はつくだろう。
「乗り物ってなんですか?旦那様?」
「ん〜……あー、たぶんそれ、俺が勝手に話しちゃいけないと思うから……ミラ、話してくれるか?」
「………はい、分かりました。私のことを助けてくれた命の恩人なんですもの。何も隠さずに話しましょう。」
 ミラは、少し深呼吸してから話し始めた。
「竜斗は、私の乗り物を見たということはある程度私の正体も勘づいていると思うけ………私は、この世界の生命体ではありません。」
 ミラは、自分が宇宙人であることを話してくれる。
 シェレールは、ミラの言っていることの意味が分かってないのか小首を傾げてる。
「どういうことですか?」
 シェレールは、堪らずミラにもう一度聞き直す。
「す、すいません!私!説明が下手で!」
「あ、い、いえ、私の理解力が足りないだけですので。」
 その後、シェレールとミラとで謝り続け俺が一旦止めに入りようやく話が再開できた。
「えっと……その……どう説明したらいいんでしょうか?」
「そこで俺に聞くのか………う〜ん、シェレール、まずは夜になると空に星がいっぱいあるだろ?」
 なんかすごい子どもに話している感じがする。だが、この世界では宇宙についてなんて全く知らないだろうし。
「は、はい、そうですね。」
「その星ってのは今、俺たちが住んでいるこの世界もあの空の向こうに行けばそう見えるんだ。」
「え!?わ、私たちの暮らしてる世界があの小さな点みたいなものになるんですか?」
「そう、それで俺らみたいな生きている人間や魔族、魔獣がいるだろ?それはあの星々にも言えることなんだ。全部の星に生き物がいるとは言えないけど……どこかには俺たちの知らない人たちがいたっておかしくない。そして、俺たちとは違う星から来たのがこのミラってことなんだと………俺は思うけどあってる?」
 俺は、途中まですごく偉そうに説明していたけど最後はミラにあってるか聞いてみるという少し残念な俺。
「あ、はい、そうですね。あってます……でも、すごい説明が上手ですね。それに宇宙のことまで知ってるなんて思ってみませんでした。」
「あはは、そうかな。シェレールも納得出来た?」
「えっと………ものすごく簡単に言うとミラは、この世界の人じゃなくあの空の向こうから来たってことですか?」
「うん!そんな感じ!シェレールは、話を理解するのが早いから助かるよ!」
「い、いえいえ、旦那様の説明が上手なんですよ。………それでどうしてお怪我をされていたんですか?」
「それは、ただ宇宙船が墜落した時にぶつけてしまったからですね。」
「う、宇宙船……ですか?…………あ…」
 たった今、宇宙という言葉を知ったシェレールには宇宙船という言葉に小首を傾げていたがすぐに納得いったような表情になった。
「………後、これを聞いていいのか分からないけど……」
「はい!答えられる範囲なら話しますよ!」
 俺が質問を渋っているとミラの方から積極的に来てくれた。なので、俺は遠慮無く質問することにした。
「ミラって追われている身?」

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コメント

  • ノベルバユーザー333870

    クソつまんない
    中学生が書いた小説ですか??

    1
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