クラス転移で俺だけずば抜けチート!?

白狼

337話 家での初食事

「シェレール〜、風呂上がったぞ〜。」
 俺は、まだ少し濡れている髪をタオルで拭きながら寝室のベットのシーツを綺麗に整えてるシェレールに向かってそう言った。
「あ、はい、分かりました。では、私も入っきますね。」
「ああ、ゆっくりとしてこいよ。」
「は〜い。」
 シェレールは、少し鼻歌交じりで嬉しそうに浴室へ歩いていった。
 さて、俺は………夜飯でも作るか。
 俺とシェレールは、披露宴では挨拶に来る人の対応に追われご飯を食べる時間が全くなかった。なので、俺とシェレールは途中でユイが持ってきてくれたサンドイッチしか食べてない。疲労もあるが俺としては食欲の方が勝っている。
 俺は、二人分の食事を作るにしては大き過ぎる台所へ行きアイテムボックスから食材を取る。
 この家に来て初めての食事だ。少し豪華に作ろうかな。
 それから俺は、料理スキルを駆使して食事を作っていった。
 料理スキルのレベルがMAXなので色々な食事があっという間に出来上がってしまった。
「………やり過ぎたな。これ、食べ切れるかな?」
 今は、俺とシェレールしか居ないのでさすがに2人でこの分を食べるにしては多すぎる。
 まぁ、でも、食べきれない分はアイテムボックスに入れればいいか。アイテムボックスの中では時間が止まっているので腐ったりすることは無い。
 俺は、リビングのテーブルに食事を運びシェレールを待つ。
 それにしても料理が早く終わったといってももう風呂から上がっていてもおかしくないのだが……まさかのぼせたのか!?
 俺は、そんな不安を抱き風呂場へ行こうと立ち上がる。その時、リビングの扉が開き風呂上がりのシェレールがやって来た。
「お待たせしました……ふぁ〜、すごいいい匂いですね。」
 シェレールは、リビングに入ってくるとテーブルの上に置いた料理を見て目を輝かせる。どうやらシェレールもお腹がすいていたようだ。
「シェレール、随分と入ってる時間長かったな。」
「……あ……はい……ちょっと……色々と準備をしていたので……」
「準備?なんの?」
「っ!ま、まぁ、良いじゃないですか!は、早く食べましょう!せっかくの旦那様の手作りご飯が冷めてしまってはもったいないです!」
 シェレールは、なにか誤魔化すように席についた。
「まぁ、いいけど……ちょっと作り過ぎちゃったな。いつものように作っちゃった。」
「ふふっ、これからは食事は二人分ですもんね。私も作る時は気をつけないといけませんね。」
「そうだな。俺も次からは注意するよ。さぁ、食べようか。」
「ふふっ、旦那様の手作り料理なんて久しぶりのような気がしますね。」
「確かにそうだな。」
 俺たちは、手を合わせて一緒に合掌する。
 そして、俺たち2人ともお腹が空いていたのですぐに料理へと箸をのばした。
「………はむ………ん〜……おいひいです〜」
 シェレールは、幸せそうに俺の作った料理を食べてくれる。その笑顔が見れるだけで俺も幸せだな。
「……うん……結構美味く作れたな。」
「旦那様の料理は、いつも美味しいですよ。これからは、私も料理を手伝いますので作る時は言ってくださいね。」
「ああ、分かった。たぶん明日の朝は、これが残ると思うからこの残りと少し味噌汁でも作るか。」
 俺たちは、そんな家庭的な会話をしながら食事を食べ進めた。

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