クラス転移で俺だけずば抜けチート!?コミカライズ!
247話 信用
「はぁ、旦那様、遅いですね……」
旦那様がクロムの部屋へ出掛けてから数時間が過ぎてもう日も落ちそうな時間帯になってきました。
私は、この数時間の間、部屋の掃除や選択などをしていましたがもうすることがありません。
「………暇ですね。」
この頃は、旦那様と一緒にいることが多かったので暇だと感じたことはなかったのですが旦那様がいなくなったらこんなにも暇だと感じてしまいますね。私って何か趣味とかないんでしょうかね。
私は、立ち上がりいつも旦那様が使っているベットで横になりました。
「すぅ〜……はぁ……すぅ〜……はぁ〜……〜っ!旦那様のいい匂いがします。」
私は、顔を枕で埋めて匂いを嗅ぎます。その枕にはいつも嗅いでいる旦那様と同じ匂いがしてすごい安心できます。
「………旦那様……寂しいです……」
私は、旦那様の匂いを嗅いでしまったせいでなおさら孤独感が強くなり寂しいという気持ちが強くなりました。
私は、勝手に手が下半身の方に伸びていき股の部分に触れようとした瞬間、なんとか止めることが出来ました。
わ、私、何をしていたんでしょうか。旦那様のベットでそんなはしたないこと……うぅ、旦那様が数時間いなくなっただけでこんなことになってしまうなんて……ダメですね。
…………そろそろ夕食の時間ですね。
私は、ベットから降りて寂しさで涙が出そうになっていた顔を洗い、髪を整えて食堂へと向かいました。
旦那様、昼食の時はいませんでしたが夕食の時はいますよね?
私は、不安になりつつも食堂に着きました。そこでは人は居たものの旦那様の姿が見えません。
ま、まだ、来てないだけですよね。
私は、そう思いつつ旦那様のために席を確保します。………まぁ、いつもクロムに席を取っていてもらってますからクロムの分も空けますか。あとそれとレーネちゃんと言う子どもの分も。
私が席に着いてから数分後。みんながぞろぞろと食堂へやって来て席へと着きます。その中には旦那様の姿はありません。
そして旦那様が居ないうちに夕食が運ばれて来ました。
「夕食もいないみたいね、竜斗。」
「え、あ、ユイさん。そうみたいですね。」
私が旦那様のために空けていた席の逆の隣の方に座っていたユイさんが話しかけてきました。
「全く、竜斗ったら何してるのかしら?」
「クロムの部屋でお茶をしてるみたいですよ。」
「クロムの部屋で?まさか、竜斗!と、とうとう幼女に目覚めたんじゃ……リルの時から少し怪しいと思ってたけど……」
「さ、さすがにそれはないと思いますよ。旦那様、出掛ける前にちゃんと私が一番って言ってくれましたから。」
私は、あの言葉を思い出し恥ずかしくなってしまいました。
「…………まぁ、その様子だと大丈夫そうね。」
「ふふ……旦那様が私に……」
「はぁ、完全に自分の世界に入り込んじゃってるわ。………シェレール!」
「っ!………は、はい、なんでしょうか?」
「………言っておくことがあるけど竜斗を自分のものだと思って油断してると危ないからね?」
「危ない……ですか?」
「いつ、誰かに竜斗を取られても知らないわよって言ってるの。まぁ、前にも言ってるけど……」
「大丈夫ですよ、私、旦那様を信用してますので。」
私は、なんのためらいもなくそう言いました。
そう、私は、旦那様を信じてます。
「………竜斗を信じるのは悪いことじゃないけど信じすぎちゃダメよ?時には疑いの目を持って行動しなきゃ。」
「疑いの目ですか?………大丈夫です。旦那様が私以外の人に会う時は誰に会うのか、どこに行くのかとか色々と聞いてますからね。旦那様のことは信じてますけど旦那様と会う相手のことはちゃんと調べとかないといけませんからね!」
「そ、そんなことしてたのね。もしかして、私と竜斗が出掛ける時も聞いてたの?」
「もちろんです。」
「………何だかあれね。シェレールって私たちの知らないところで色々としてるのね。」
「ふふっ、それくらいしないと安心できませんからね。」
「………それって竜斗のこと、信用してるの?」
「してますよ!旦那様のことは信用してます。ですが、相手のことは1ミリたちりとも信用してませんので。」
「…………シェレールってつくづく思うけど竜斗が絡んだらすごい怖くなるわよね。」
「そうでしょうか?私的にはいつも通りのつもりなんですが。」
「いつもが竜斗と一緒にいるからね。」
「確かにそうですね。」
私は、今までの日常を思い出し本当にずっと旦那様と一緒にいるって改めてお思えました。
「………ねぇ、シェレール、一つ質問いい?」
ユイさんがこちらを真剣な表情で見てそう言ってきました。
「どうしたんですか?」
「もし、竜斗がもう1人恋人にしたいって言う人が出来たらどうするの?」
「…………え?」
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