クラス転移で俺だけずば抜けチート!?

白狼

246話 雑談

「……竜斗……昼ご飯の……準備……するから……待ってて」
「あ、それなら俺も手伝うよ。」
「……大丈夫……私……料理……作るの……好き……だから……」
「へぇ、そうなのか。それなら、何も言わないよ。」
「……うん……それじゃ……作る……期待してて……」
 おお、なんかクロム、自信満々だな。
「じゃ、竜斗、ご飯が出来るまで話でもしておきましょ。」
「あれ?レーネは、作らなのか?前は、一緒に作ってたって聞いたけど?」
 レーネが最初に来た時は、食堂に来るのも嫌がっていたのでいつもクロムの部屋で一緒に料理をしていたと聞く。何回か貰ったことはあったけどどれも美味しかった。
 だけど、今回はクロムが一人で作るらしい。
「今日は、クロムが昼ご飯を作って、私が夜ご飯を作るの。だから、夜ご飯も期待しててね。」
「ああ、そういう事か。分かった、楽しみにしてるよ。」
 それからクロムが料理を作り終えるまでレーネと一緒に話をして待っていた
 そして、数十分後。
「……竜斗……レーネ……お待たせ……出来たよ……」
 クロムは、料理の乗った皿を持ってきてそう言った。
 俺たちも皿を運ぶのを手伝いそれが終わって席につき食事を始める。
「………うん!美味い!」
「……本当?」
「ああ、本当だ。クロムは、いいお嫁さんになれそうだな。」
「……竜斗の……お嫁さんに……なったら……もっと……上手くなるから……期待して……」
 クロムは、なんの照れもなくそういうことを言ってくる。言われる身の方がよっぽど恥ずかしいわ。
「りゅ、竜斗!あ、あたしだっていいお嫁さんになるよ!」
「ん?そ、そうか?頑張れよ。」
「ち、ちが……えっと、そういう事じゃなくて………」
 レーネは、なぜか一人でアワアワとしているのだが。そして、それをクロムは、面白そうに見ている。
「……頑張れ……レーネ……」
「く、クロム!あんた、少し自分が上に見られてるからって、調子乗らないでよ!」
「……実力の……差……」
「ま、また、言ったわね!何が実力の差よ!すぐに追い抜かしてやるんだから!」
 レーネは、クロムに食ってかかるようなそんな気迫を見せながらそう言い放った。
 食事中にここまで騒がしいとはな……まぁ、でも、こんなに騒がしいのは久しぶりだから楽しいな。
 俺は、そう思いながら昼ご飯を食べ終わった。
 二人は、まだなんか言い合ってるようだ。
「俺、もう食べ終わったからこの食器、洗ってくるな。」
「……あ……ごめんね……私も……すぐ食べて……手伝う……」
「いいよ、ゆっくり食べてて。ご馳走してもらってばっかりじゃ悪いからな。これくらいは俺にさせてくれ。」
「……分かった……ありがとう……竜斗……」
「ごめんね、竜斗。あたしたちも食べたら手伝うから。」
「本当に気にしなくていいからな。ゆっくり食べてて。」
 俺は、そう言って部屋の奥に行って皿とかを洗う。
 俺が皿洗いを始めて数分後、クロムとレーネがやってきた。
「もう食べ終わったのか?ゆっくり食べてていいって言ったのに。」
「……竜斗は……お客さん……さすがに……一人で……させるのは……まずいと……思ったから……」
「本当に気を回しすぎだぞ。まぁ、一緒に洗ってくれるって言うならお言葉に甘えて手伝ってもらおうかな。」
「ええ、任せて!」
 二人は、俺を真ん中にして皿洗いを手伝ってくれる。
 だが、ここは部屋の中の食器洗い場なので三人だと窮屈だ。
「………ちょっと待っててくれ。」
 俺は、二人の手を止めて空間魔法を使う。一時的に食器洗い場を広くする。これで三人でも窮屈にはならない。
「やっぱり、竜斗、すごいわねぇ〜。」
「……これも……空間魔法?」
「ああ、そうだよ。それを応用してその場の空間を広げたんだ。」
「……空間魔法……私も……できる?」
「ん〜、それは難しいな。空間魔法は、俺の固有魔法なんだ。」
 まぁ、実際俺のって言うよりも前に来ていた勇者の固有魔法なんだけどな。
「……そうなんだ……私も……使って……みたかった……」
「まぁ、空間魔法に似た魔法ならあるんじゃないか?」
「……分からない……けど……見つけれるように……頑張る……」
「ははっ、そうだな。俺も見つけられるように手伝うよ。」
「……ありがとう……竜斗……」
 空間魔法に似た魔法か……なんかいい魔法あるかな……

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