クラス転移で俺だけずば抜けチート!?コミカライズ!
239話 大胆
「シェレール、どうかしたのか?」
「あ、いえ、その……今さっき、いっぱいキスしちゃったので今になってすごい恥ずかしくなったというか……その……私、すごい大胆なことをしたんだなと思いまして。」
「ははっ、確かにさっきのシェレールは、大胆っていうか強引だったな。」
「〜っ!あ、あまり言わないでください!」
「まっ、でも、あれくらい強引な方が俺としては嬉しいかな。」
「強引な方が嬉しい……ですか?な、なら、次からは……もうちょっと要求してもいいんですか?」
「ああ、もちろん!その代わり俺もシェレールに要求したいことは言うからな。」
「はい!私もその方が嬉しいです!私だけがわがまま言うのもあれなので。」
「そうだな。………休憩もこれくらいでいいかな?もう行くか?」
「…………もう少しだけこうやって二人っきりでいたいです。………ダメ……ですか?」
「っ!」
だぁ〜かぁ〜らぁ〜!そういう上目遣いとか普通にしちゃダメだよ!なんでも言うこと聞いちゃうもん!
俺は、思わず自分の目の前にいる超絶可愛い美少女を抱きしめていた。
「ったく、俺の扱い方を覚えやがって。」
「えへへ……でも、旦那様にしかしませんからね。他の人には絶対にしないので怒らないでくださいね?」
「はぁ、本当に困ったやつだな。」
そして、俺は、シェレールの唇に俺の唇を優しくくっ付けた。
客観的に見ればたぶん俺たちは、こんな公共の場で何イチャイチャしてんだって思われてるんだろうな。でも、仕方ない。シェレールが可愛いんだから。
そして、数十秒間続けたキスを一旦やめる。唇を離す際、シェレールから漏れた吐息がめちゃくちゃ色っぽかった。
「………旦那様、私、そろそろ………」
シェレールは、目を少しトロンとさせて色っぽさを引き立てる。
シェレールの言葉で何をして欲しいかはわかった。だけど、さすがにこんな所でする訳にはいかない。だから俺は、シェレールの唇に人差し指を当て言葉を遮った。
「ダメだぞ。まだ、そういうことをする時間でもないだから。今日は、まだまだ街をぶらつくんだ。シェレールの誕生日プレゼントだって買ってないし。」
俺がそう言うとシェレールは、頬をプクッーと膨らましてめちゃくちゃ可愛らく拗ねた。
「むぅー………プレゼントは、いりませんから……」
「ダメだ。今日は、プレゼントをするって目的でここに来たんだろ?なら、プレゼントは必須だろ。」
「………分かりました……」
「うん!素直でいい子だ!」
俺は、シェレールの頭を優しく撫でる。
「むっ!子ども扱いしてませんか?」
「そ、そんなことないって。」
「この頃、クロムやレーネちゃんと一緒にいることが多いですもんね!癖になってしまっても仕方ないですもんね!ふんっ!」
シェレールは、何だか怒ったようにそっぽを向いた。
やっぱりあの扱いは、悪かったか。
はぁ、俺は、まだまだシェレールの扱いは上手くなれなさそうだな。
その後、俺は、何度も謝り何とか許してもらった。
「クロムとレーネちゃんと仲良くすることは別にいいんですが……気をつけてくださいね?特にクロムには。周りみんな、旦那様のことを狙っているんですからいつ、泥棒猫に取られちゃうかわからないんですよ。」
「泥棒猫って……それを言うならシェレールだってそうだぞ?ギルたちは信用してるからいいけど、こうやって街に出た時に今さっきみたいな奴らが大勢いるんだから。シェレールは、めちゃくちゃ可愛いんだからちゃんと注意しろよ?まぁ、シェレールのレベルだとまず普通の一般人に連れ去られることなんてないと思うけど……それでもやっぱり心配だな。」
「………そんなに心配なら私から離れなければいいんです!私から離れなければお互いに泥棒猫が近づきませんからね!………いえ、クロムだけは近づいてきますね……いつかは対処しないといけませんね。」
「あ、あはは……でも、ずっとこうやって一緒って訳にはいかないだろ?」
「別に私は、構いませんよ。逆にずっと一緒にいられるんですから嬉しいくらいです!旦那様は、嫌なんですか?」
「いや、俺としても嬉しいけど……でも、風呂とかはどうするんだよ?」
「一緒に入ればいいだけの事ですよ。遠慮なんていりませんよ?」
「いやいや、するだろ!そ、それじゃ、トイレは?トイレは、さすがにまずいだろ!?」
「ん〜、確かにそうですね。……でも、旦那様だったら……」
「ちょ!やめなさい!」
な、何だかシェレールが危ないところに行きそうだったのでいまさっきのようにデコピンをして我に帰られせた。
「っ!す、すいません!わ、私ったら何を………」
「あ、あはは……まっ、なるべく一緒にいるようにするってことでどうだ?お互いが一緒にいれる時は一緒にいる。あ、でも、風呂とかはもちろん別々だぞ?」
「むぅー、私は、構いませんのに。さすがにトイレは……恥ずかしいですけど……」
そりゃそうだろう。
「風呂で一緒に入るのはまだ禁止!」
「っ!まだってことはいつかは、一緒に入ってくれるってことですか!?」
「結婚とかしたら……まぁ、いいかもな……」
俺がそう言うとシェレールは、一気に顔を明るくさせ喜んだ。
「ふふっ、結婚式、いつにしますか!?」
「早すぎだろ!?」
「善は急げです!」
「急ぎすぎだ!………ったく、まぁ、その話は置いといて……」
「置かないでください。大事な話です。」
あれ?なんでそんな真面目な顔なの?
「い、いいから!今日はまずプレゼントだ!誕生日プレゼントを買う!」
「プレゼントと言われても私は、別に欲しいものなんて………」
シェレールは、よっぽど欲しいものがないのかすごい考え込んでいる。
「ったく、シェレール、欲なさすぎだろ。」
「そんなことありませんよ。旦那様の事だったらいっぱい欲ありますから!」
「俺の事はいいから。まずは自分の欲しいもの考えて!」
「ん〜…………それならアクセサリー……がいいです。旦那様に頂いたのは指輪だけですから……」
「アクセサリーか。分かった、なら、アクセサリー店に行こう!」
「はい!」
俺たちは、ベンチから立ち上がり手を繋いでアクセサリー店を目指す。
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