クラス転移で俺だけずば抜けチート!?コミカライズ!
232話 大好きな人へ
俺は、シェレールから唇を離しそう問いかける。
するとシェレールは、まだ満足してなさそうな顔で答えた。
「まだです。もっと……いっぱい………」
そして、次は、シェレールの方から俺の唇にキスをしてきた。
それに今回のキスは、舌を入れての大人のキスだった。
「………シェレール……」
「……旦那様……私もすごく不安だったんです。」
「え?」
シェレールは、俺に何かを語るように少し下を向いてそう話しかけてきた。
「……旦那様は、すごくかっこよくて、強くて、優しいからどんな人でも絶対に思いを寄せることくらいはあると思うんです。」
「別に俺は、そんな大した人間じゃないぞ。」
「いいえ、旦那様はすごい人間なのです。………もし……もし、旦那様が私よりも良いって人を見つけたらどうしようかってすごい不安でした。」
「そんなことするわけ……」
「旦那様は、そんなことをするわけはありません。そう信じてるはずなのに心の奥ではやはりまだ信じられないんですよ。旦那様が私を捨ててほかの女の人のところへ行ってしまうかもしれないからです。本当はそんなこと思っちゃいけないのに……白井さんやユイさん、ルビーさんのこともありますしそれにここに来る前では盗賊に襲われていた女の子、確かメイスさんって言いましたよね?その子も現れてさらに不安が大きくなりそして、今ではクロムすら旦那様に好意を抱いてるんです。私、ものすごく怖いんです。」
信じられない………か。
「シェレール、どんなに好きな相手でもやっぱり信じられないことはある。俺だって今さっき言っただろ?みんなのことをちゃんと信じていなかったって。」
「そ、それは……」
「それに俺だってシェレールに捨てられるかもしれないってすごい不安なんだぞ?だってシェレールは、こんなに可愛いし優しいし俺のことだって愛してくれる。そんな人を他のやつも好きにならないわけがない。正直いつも思ってたんだ。俺とシェレールじゃ釣り合いが合わねぇって。それに俺、結構シェレールと何度も喧嘩したしその度に呆れられてると思ってな、もういつ別れ話を振られるか心配だったんだよ。」
「私は、絶対に旦那様のことを嫌いになったりしません!それは少し怒ることはありますが……それは、旦那様を独り占めしたいっていう私の独占欲なんです。決して旦那様を嫌いになるなんてありません。」
「俺もだよ。どんなに可愛い人や優しい人がいても絶対にシェレールのことを愛し続ける。もし、俺が今度ほかの女の子にデレデレしてたらシェレール、俺の頬を叩いてくれ。」
「い、いいんですか?」
「ああ、もちろん!」
あ、決してMに目覚めたとかそんなんじゃないよ?本当だからね?
「…………まだお昼なんでよね。」
シェレールは、窓から入る日差しを眩しそうに見ながらそう呟いた。
「ああ、まだ昼だけど……どうかしたのか?」
「………い、いえ、大丈夫です。」
シェレールは、少ししょんぼりとした感じで項垂れた。
と、そこで俺の腹がなってしまった。
「わ、悪い。そういえば俺、もうあれから全く食事してなかったわ。」
「あ!ご、ごめんなさい!全然気づかなくて。」
「いや、仕方ないよ。それより食道でなにか作ってないかな?」
「………旦那様、私がお昼ご飯、旦那様の分だけ作ってもいいですか?」
「え?そりゃ、有難いけどいいのか?」
「はい!もちろん!」
「じゃあ頼むよ。シェレールの手作りなんて久しぶりだからな。」
「…………ふふ……」
俺たちは、食堂へ向かった。それからシェレールは、キッチンへ行き俺は、手伝おうかと思ったがシェレールに止められたので大人しく座っておいた。
そして、20分くらいだろうか。それくらいで料理が運ばれた。
「おおっ!美味そうだな!」
「ふふ、遠慮せずいっぱい食べてくださいね。」
「ああ、いただきます!」
俺は、合掌をしてシェレールの手作りのお昼ご飯を食べる。
全部一口ずつ食べたところであることに気づいた。
「これ、なんか、全部匂いとか味とかどことなく似てる気がするんだけど……」
「それは、全部のおかずにニンニクを入れてるからです。」
「ニンニク?」
なんでニンニクなんだ?
そういえばシェレール、今さっきまだ昼かって少し悲しげに言ってたよな………
もしかして………
俺は、あることに気づきこの全てのニンニク料理を食べていく。
これで夜も頑張れるかな……
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コメント
ノベルバユーザー320866
面白いわやっぱ、初コメだけどw
食堂が食道になってましたよ。
それくらいかな?普通に更新されたら読ませて頂いてます。
これからも頑張ってください