クラス転移で俺だけずば抜けチート!?コミカライズ!
202話 竜王
「………これで……」
「終わりだな……」
俺とジゼルさんの足元には10を超える竜の群れの死骸が転がっている。
俺とジゼルさんは、上手く連携を取って1匹1匹確実に倒していった。
『ほう、雑魚の分際で余の配下を全て倒すとは……これは少しお主らを侮っていたかもしれないな。』
竜王の俺たちを見る目が少し変わった。
今さっきまでは完璧に馬鹿にしたような目で俺たちを見ていたが今は、少しだけキリッとさせて獲物を狩る目になった。
『さぁ、かかってこい。余を楽しませてみよ!』
竜王は、そう言って俺たちに今さっきよりもさらに大きな威圧を放ってきた。
「ぐぬっ!」
「ジゼルさん、大丈夫ですか!?」
「わ、悪い、少し圧倒されてしまったわ。」
ジゼルさんがこの様子だ。クロムとレーネも絶対に怖がっているはずだ。
竜王に背中を向けるわけにはいかない。だから、クロムとレーネの様子を見ることが出来ない。
「ジゼルさん、一旦下がってください。」
「何!?わ、儂は、まだやれるぞ!」
「それは分かってます!でも、クロムとレーネのことが心配なので様子を見てきて欲しいんです!」
「そ、そういうことか。分かった、一旦下がらせてもらう。」
「ありがとうございます。」
ジゼルさんが一旦下がったのを見て俺は、竜王に向かって構える。
『ふん、1匹の雑魚は引いたか。まぁ、それが賢明な判断なのだろう。お主の愚かな行動、悔い改めろ!』
竜王は、そう言って俺に向かってものすごい速さで向かってくる。
俺も対抗して身体強化Lv10を使い竜王を迎え撃つ。
そして、竜王の爪と俺の刀が激突した際、ものすごい衝撃が起こった。
これじゃ、後ろにいるみんなに被害が及ぶ。
俺は、一旦引いてみんなの周りを物理衝撃無効、魔法無効の結界で囲む。
これで安心して戦える。
俺は、ものすごい速さで竜王の背後をとり刀を当てる。
だが、その瞬間俺の刀にヒビが入ってしまった。
「なっ!?」
『ふん、余の鱗の硬さを侮ったな人間!』
竜王は、体を動かしその硬い鱗が付いた尻尾で俺を吹き飛ばした。
「がはっ!」
俺は、岩壁に当たりそのまま倒れ込んでしまった。
い、今まで食らった攻撃の中で1番痛てぇ。
身体強化のレベルMAXにしてこれかよ。
(マスター!上から攻撃が来ます!)
っ!
ナビがそんなことを言ったので上を見上げると大きな火の玉が降ってきていた。
やばい!
『所詮、人間よ。竜王である余に勝てるはずがない。』
……………
(マスター、大丈夫ですか!?マスター!?)
…………体のあちこちが痛てぇや。
ははっ、このままじゃ死んじまうかもな。
もし、ここで俺が死んだらみんなどう思うんだろうか。
悲しんでくれるかな?それとも何も感じないのかな?
この世界は、弱肉強食。いつかは、こんな時もあるかもって思ってた。
だから、みんなも覚悟していて俺の死なんかどうでもいいかもしれない。
ま、まぁ、でも、前の世界で死ぬよりはまだマシだったかな。
(マスター!意識をしっかりともってください!マスター!)
……ナビ、最後くらいは……静かにしてくれよ……
(だ、ダメですよ!マスター!まだ死んじゃいけません!マスターが死んだら悲しむ人は大勢います!)
………は、ははっ……何言ってんだ、ナビ……俺なんか……どうでもいい……だろ……
(マスター!また考えが悪くなってます!しっかりと意識を持ってください!マスター、あなたが死んで一番悲しむのはシェレールさんなのですよ!いいんですか!?大事な恋人を悲しませて!)
……大丈夫さ……きっと……シェレールは……やっと……俺なんかから……解放されて……喜ぶよ……
(そんなわけありません!シェレールさんは、マスターのことが大好きなんですから!)
………悪いな、ナビ……もう……眠たいや……
(だ、ダメですってマスター!眠ってしまったらそれで終わりですよ!いいんですか!?)
………いい思い出を……残せたから……もういいんだ……すごい……楽しかった……
(マスター!マスター!!マスター!!!)
ナビの呼びかけがどんどん遠のいていく。
ははっ、これが死ぬって感じなのか。
この世界で思っいっきり楽しめたな。いい思い出が沢山出来たな。
まさか恋人もできるとは思ってすらなかったよ。
シェレール、たぶん今頃怒ってるだろうな。勝手に出てきちゃったもんな。でも、シェレールなら許してくれるだろうな。俺、すごい迷惑かけてきたけどその度に許してくれるんだからな。すごい優しかったな。
まだまだ思い出を作りたかった。シェレールともっとイチャイチャしたかった。きっとこれからもっとエッチなこともしてたはずだ。
それに他のみんなともっと楽しい思い出を作りたかった。もっとみんなで旅をしたかった。
みんなと別れたくないな。
……………死にたくないな。
「終わりだな……」
俺とジゼルさんの足元には10を超える竜の群れの死骸が転がっている。
俺とジゼルさんは、上手く連携を取って1匹1匹確実に倒していった。
『ほう、雑魚の分際で余の配下を全て倒すとは……これは少しお主らを侮っていたかもしれないな。』
竜王の俺たちを見る目が少し変わった。
今さっきまでは完璧に馬鹿にしたような目で俺たちを見ていたが今は、少しだけキリッとさせて獲物を狩る目になった。
『さぁ、かかってこい。余を楽しませてみよ!』
竜王は、そう言って俺たちに今さっきよりもさらに大きな威圧を放ってきた。
「ぐぬっ!」
「ジゼルさん、大丈夫ですか!?」
「わ、悪い、少し圧倒されてしまったわ。」
ジゼルさんがこの様子だ。クロムとレーネも絶対に怖がっているはずだ。
竜王に背中を向けるわけにはいかない。だから、クロムとレーネの様子を見ることが出来ない。
「ジゼルさん、一旦下がってください。」
「何!?わ、儂は、まだやれるぞ!」
「それは分かってます!でも、クロムとレーネのことが心配なので様子を見てきて欲しいんです!」
「そ、そういうことか。分かった、一旦下がらせてもらう。」
「ありがとうございます。」
ジゼルさんが一旦下がったのを見て俺は、竜王に向かって構える。
『ふん、1匹の雑魚は引いたか。まぁ、それが賢明な判断なのだろう。お主の愚かな行動、悔い改めろ!』
竜王は、そう言って俺に向かってものすごい速さで向かってくる。
俺も対抗して身体強化Lv10を使い竜王を迎え撃つ。
そして、竜王の爪と俺の刀が激突した際、ものすごい衝撃が起こった。
これじゃ、後ろにいるみんなに被害が及ぶ。
俺は、一旦引いてみんなの周りを物理衝撃無効、魔法無効の結界で囲む。
これで安心して戦える。
俺は、ものすごい速さで竜王の背後をとり刀を当てる。
だが、その瞬間俺の刀にヒビが入ってしまった。
「なっ!?」
『ふん、余の鱗の硬さを侮ったな人間!』
竜王は、体を動かしその硬い鱗が付いた尻尾で俺を吹き飛ばした。
「がはっ!」
俺は、岩壁に当たりそのまま倒れ込んでしまった。
い、今まで食らった攻撃の中で1番痛てぇ。
身体強化のレベルMAXにしてこれかよ。
(マスター!上から攻撃が来ます!)
っ!
ナビがそんなことを言ったので上を見上げると大きな火の玉が降ってきていた。
やばい!
『所詮、人間よ。竜王である余に勝てるはずがない。』
……………
(マスター、大丈夫ですか!?マスター!?)
…………体のあちこちが痛てぇや。
ははっ、このままじゃ死んじまうかもな。
もし、ここで俺が死んだらみんなどう思うんだろうか。
悲しんでくれるかな?それとも何も感じないのかな?
この世界は、弱肉強食。いつかは、こんな時もあるかもって思ってた。
だから、みんなも覚悟していて俺の死なんかどうでもいいかもしれない。
ま、まぁ、でも、前の世界で死ぬよりはまだマシだったかな。
(マスター!意識をしっかりともってください!マスター!)
……ナビ、最後くらいは……静かにしてくれよ……
(だ、ダメですよ!マスター!まだ死んじゃいけません!マスターが死んだら悲しむ人は大勢います!)
………は、ははっ……何言ってんだ、ナビ……俺なんか……どうでもいい……だろ……
(マスター!また考えが悪くなってます!しっかりと意識を持ってください!マスター、あなたが死んで一番悲しむのはシェレールさんなのですよ!いいんですか!?大事な恋人を悲しませて!)
……大丈夫さ……きっと……シェレールは……やっと……俺なんかから……解放されて……喜ぶよ……
(そんなわけありません!シェレールさんは、マスターのことが大好きなんですから!)
………悪いな、ナビ……もう……眠たいや……
(だ、ダメですってマスター!眠ってしまったらそれで終わりですよ!いいんですか!?)
………いい思い出を……残せたから……もういいんだ……すごい……楽しかった……
(マスター!マスター!!マスター!!!)
ナビの呼びかけがどんどん遠のいていく。
ははっ、これが死ぬって感じなのか。
この世界で思っいっきり楽しめたな。いい思い出が沢山出来たな。
まさか恋人もできるとは思ってすらなかったよ。
シェレール、たぶん今頃怒ってるだろうな。勝手に出てきちゃったもんな。でも、シェレールなら許してくれるだろうな。俺、すごい迷惑かけてきたけどその度に許してくれるんだからな。すごい優しかったな。
まだまだ思い出を作りたかった。シェレールともっとイチャイチャしたかった。きっとこれからもっとエッチなこともしてたはずだ。
それに他のみんなともっと楽しい思い出を作りたかった。もっとみんなで旅をしたかった。
みんなと別れたくないな。
……………死にたくないな。
コメント
ZOE
龍斗ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!生きてくれよ、、(´・ω・`)
ネコネコ(ФωФ)
竜斗ぉぉぉぉぉぉぉぉ!