クラス転移で俺だけずば抜けチート!?コミカライズ!
195話 調査開始
「……竜斗……疲れて……ない?」
「ああ、平気だよ。空飛ぶのは逆に気持ちいいくらいだよ。」
「……そう……なんだ……」
「竜斗、水飲む?あっちの湖から汲んできたんだけど。」
「ああ、ありがとう、貰うよ。」
俺は、レーネから貰った水を飲む。
まぁ、俺には水魔法があるから別にわざわざ汲まなくてもいいのだがここはあえて貰っておこう。レーネがわざわざ汲んできてくれたんだから。
「竜斗、二人からとても人気ね。もしかして、竜斗ってロリコンだったりする?竜斗の仲間に二人と同じくらいの子がいたと思うんだけど?」
「ろ、ロリコン!?ち、違いますよ!?確かに仲間にはそれくらいの子もいますけどロリコンじゃないですよ!」
「ホントかなぁ〜」
セレスさんから怪しいと言ったような目で見られる。
俺は、そんな目を無視しつつレーネに声をかける。
「レーネ、疲れてないか?」
「ええ、大丈夫よ。まだもう少しくらい頑張れるわよ。」
「無理せずに言えよ。そんときは俺が抱えてやるから。」
「か、抱えてくれるの?」
「当たり前だろ?あっ、でも、空を飛びたいって言う理由ってのはダメだぞ?今度、連れて行ってやるんだから。だから、本当に具合が悪くなったら言えよ。」
「う、うん、分かった……」
レーネは、少し顔を赤くさせて頷いた。
「よし、それじゃ、出発するぞ。」
ジゼルさんから出発の合図が出る。
ジゼルさんたちは、馬に乗り走り出し俺は、その後を飛行で追いかけて行った。
それから二十分ほど経ってから山の麓まで来れた。
「ここら辺にこの子たちは、待機させておきましょ。」
セレスさんの言っているこの子たちとは今、セレスさんたちが乗っている馬のことである。
「そうだな、山に登ることになるからこいつらはここに置いていた方がいいだろう。竜斗殿も降りてきてくれ!」
「分かりました。」
俺は、ジゼルさんの支持に従い地上に降りた。
「ここら辺はまだ大丈夫だがもう少し奥に行くと強い魔物がうじゃうじゃいるから気をつけてね。」
セレスさんからそう注意を受ける。
「はい、分かりました。ところでこの馬は、ここに置いておくんですか?」
「ええ、そのつもりよ。どうして?」
「いや、食事とかは大丈夫なのかな〜って。だって、今からこの山に登るんでしょ?だから、夜までにここに戻ってこられるのか心配で。」
「それなら大丈夫よ。これがあるもの。」
そう言ってセレスさんは、ある丸い装置のようなものを二つ取り出した。
「一つは、ここに置いておいてもう一つは、調査できたところまでの位置に置くの。」
「そうするとどうなるんです?」
「ここまで転移することが出来るの。結構これ、高いんだからね。」
「はぁ〜、転移ですか〜、なるほど。」
「ふふ、驚いた?凄いでしょ!」
「ええ、まさか装置でそんなことが出来るなんて思いませんでした。」
「………ん?装置でってもしかして、竜斗、あなた転移も出来るの!?」
「あ、はい、転移のスキルを持ってますよ。一度行った所にしか転移することは出来ませんが。」
「そ、そんなことまで出来るのね。」
みんな、本当に人間!?と言ったような目で俺を見た。
「ま、まぁ、竜斗殿がすごいことは最初から分かっていたことだ。それよりもそろそろ調査を始めるぞ。気を抜いてはいけないからな。」
二頭の馬の手綱を木に結びつけ調査を始めた。
だが、調査と言ってもそこまで大したことはしたなかった。
最初は、普通に登山を始めて周りを見渡すだけだった。
「特に変わったことなんてないな。」
「……そう……だね……」
「クロムは、何回かここにいたことがあるのか?」
「……うん……結構……ある……」
「へぇ、そうなんだな。頼りにしてるぜ!」
「……う……うん……」
クロムは、少し恥ずかしそうに顔を俯けながらそう頷いた。
「こらこら、竜斗、クロムを褒めるのはいいけど程々にしないとシェレールが怒っちゃうよ。」
「そ、そうなのか?」
「そうなの。ったく、女心が分かってないのね。」
俺は、なぜかセレスさんから叱責されてしまった。
なぜなんだ?
(マスターがまだまだ女というものを理解してないからです。)
そして、ナビからも叱責されてしまった。
俺は、不思議に思いつつどんどんリライトの山を登って行った。
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コメント
久留米天狗
「ここまで転移することが出来るの。結構これ、高いんだからね。」
「はぁ〜、転移ですか〜、なるほど。」
「ふふ、驚いた?凄いでしょ!」
「ええ、まさか装置でそんなことが出来るなんて思いませんでした。」
「………ん?装置でってもしかして、竜斗、あなた…
→『転移できる魔道具なの』、『まさか装置でそんな』→『まさか魔道具でも(**)そんなことが』
、『装置でって?』→『魔道具でも(**)って』の方が良いと思うのは余計なお世話?
アキ
支持→指示では?