クラス転移で俺だけずば抜けチート!?コミカライズ!
148話 日常的な会話
「1週間くらいはかかるってナビに言われた。」
「1週間も動けない状態なんですか!?」
「いや、たぶん明日には少しは動けるようになると思うけど完全に治るのが1週間って感じだよ。」
「そうなんですね、よかったです。」
シェレールは、心の底からホッとしたような表情をした。本当にありがとう優しいな、シェレールは。
「あっ、そういえばそろそろユイたちが着いてもいい頃だと思うけど全く連絡ないな。」
「確かにそうですね。もしかして何かあったんでしょうか?」
「う〜ん、どうなんだろう?シェレール、連絡とってもらえるか?あそこのテーブルに連絡用の通信機があるから。」
「分かりました。」
シェレールは、テーブルの上に置いてある通信機を取った。
「1番のボタンを押したらユイに繋がるようになってるからそれで頼む。」
「はい。」
シェレールは、通信機の1番のボタンを押した。
するとすぐに繋がったのかシェレールが話し出す。
そして、数分くらい話したあとシェレールは通話を終えた。
「ユイたち、なんて言ってた?」
「あと1日ほどかかると言ってました。」
「結構、長旅になってるんだな。」
「ここへ来る前にいくつか小さな街や村に行ったみたいでとても満喫してましたよ。リルさんをお世話するのが大変とも言ってましたが。」
「ははっ、そうかそうか。楽しんでるようでよかったよ。シェレールもどこかへ出かけてもいいんだぞ?」
「大丈夫ですよ。動けない竜斗を一人になんて出来ませんからね。それに私は竜斗と一緒にいるのが一番楽しいんですから。」
「そ、そうか。ありがとう。俺もシェレールと一緒にいる時が一番楽しいよ。」
「ふふっ、竜斗ったら。………私も隣で寝ていいですか?」
「え?あ、ああ、別にいいけど。」
「ありがとうございます。」
シェレールは、そう言って俺の布団へと潜り込んできた。
そして、俺の背中に優しく手を回して俺の胸に頬を擦り付けてきた。
今度はすごい優しかったので痛くはなかった。
「本当なら竜斗からもギュッてして欲しい所なのですがさすがに無理ですよね。」
「まぁな、さすがにそれは無理だ。」
「早く治ってくださいね?」
「ああ、分かってる。」
そのあとはシェレールと一緒に横になりながら喋り続けた。
それから数十分後、俺たちが喋っているところに今さっき使った通信機から連絡が来たことを伝える音が鳴った。
「ん?またユイから?何の用だ?」
「私、出てきますね。」
「おう、頼む。」
シェレールは、そう言って起き上がり通信機のところまで行った。
そして、数分後。
「シェレール、ユイはなんて言っていたんだ?」
「それが今ほかの街にいるからお土産何がいい?って言ってました。」
「ははっ、別にいいのにな。」
「私もそう思い何でもいですって言いました。あ、それとリルさんが竜斗に早く会いたいと言っていましたよ。」
「そうかそうか。リルがそんなことを言っていたのか。」
早く体を治してリルと遊んであげないとな。
「少し遠くからですが皆さんとても楽しそうな声がしてましたよ。」
「ははっ、良かったよ。あ〜、でも、ユイたちがここに着いたらすぐにこの街から出ないといけないからユイたちには悪いがまた旅の日々だな。」
「そうですね、あまり長居してもあれですからね。」
「ああ、だから後でまたユイたちにそう連絡してもらえるか?」
「はい、分かりました。」
「悪いな、ほとんどシェレールに任せて。」
「いいんですよ。………あの、その代わりに………竜斗の体が治ったら一つだけ私がして欲しいことして貰えませんか?」
「して欲しいこと?別にいいよ。」
「本当ですか!?ありがとうございます!ふふっ、楽しみです。」
一体何を頼まれるんだろう?
俺は、少し怖くなったがまぁ、大丈夫だと信じよう。
今日は、もう特に何かすることは無いな。これを暇だと言うんだろう。
久々だな、暇だ、なんて思うこと。
「シェレールって暇な時なにかすることあるか?」
「う〜ん、そうですね、特にこれといってないですね。まだ王女の時は毎日が忙しかったですし竜斗たちといた時も毎日がとても楽しくて暇だなんて思うことはありませんでしたね。」
「そうなんだよな。」
この世界には娯楽的な道具がないからな。今度、そういうものを創ろうかな。
「ですが、今は私が竜斗の話し相手になりますよ。これで暇は潰れるでしょうか?」
「ああ、潰れるよ。ありがとう。シェレールとは何でも話せるからな。」
「私もですよ。あっ、でもその前に昼食の準備してきますね。少し待っていてください。」
「ああ、ありがとう。」
シェレールは、そう言ってキッチンまで向かい調理を始めた。
俺は、そんなシェレールの姿を見ながら料理ができるのを待つのだった。
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空白
シェレールのお料理食べたい