クラス転移で俺だけずば抜けチート!?

白狼

131話 ガイシス王国へ

 俺たちは今日、ガイシス王国へ旅立つ。
 そのため、今はカリウス街の門の前で最後の挨拶をしていた。
「それでは皆さん、本当にお世話になりました。」
 俺は、ロイアさんやその奥さん、執事やメイドの人にそう言って頭を下げた。
「いや、こちかこそ楽しかったよ。ありがとう。また、いつでも来てくれ。楽しみにしてるよ。」
「はいっ!」
「ルビー、頑張れよ。」
「はい、分かってます。」
「うん、いい返事だ。それじゃリュウ君、娘を頼むよ。」
「はい、任せてください。それでは俺たちは、ここら辺で。」
「そうか。また、必ず来てくれ。それじゃ、またな。」
「さようなら。」
 他のみんなも俺に続いてロイアさんたちに挨拶していく。
 そして、挨拶をし終わると俺たちは、ロイアさんたちに背を向けて街の外へと歩き出した。
「柊お兄ちゃん、またあの乗り物で行くです?」
 リルは、すごい期待した目でこちらを見てくる。それほど気に入ったのか。
 だが
「今回は転移のスキルで向かおうと思ってる。」
「そ、そうなんですか〜。」
 あ、リルの目が悲しそうにうるうるしてきた。
 うぅ〜、今回は少し調べたいことがあって行くからな。早く行くのに越したことはないんだが………
「なら、竜斗だけで行って来れば?私たちは別に急ぐ必要はないんだし。それに時間がかかるって言っても三日後の昼くらいには着くでしょ。」
「う〜ん、まぁ、確かにそうだな……よし、ならユイ、任せてもいいか?」
「ええ、もちろん。」
 俺は、アイテムボックスから自動車を出し行先をガイシス王国に設定する。
「よし、これであとは自動的にガイシス王国に着くと思う。もし何かあったら………」
 そういえば連絡手段がなかったな。
 スキル 完全創造
 作るのは小型通信機ⅹ2。
 よし、出来たっと。
「ユイ、ここのボタンを押すともうひとつの俺の通信機に繋がるから緊急時の時は押してくれ。」
「こんなものまであんたは作れるのね。わかったわ、それじゃ預かっておくわね。」
 ユイは、そう言って通信機にをアイテムボックスに入れた。
「それじゃ、俺はそろそろ行くな。」
「あっ!ちょっと待ってください!」
 俺が転移しようとした瞬間、シェレールが俺を呼び止めた。
「ん?どうかしたか?」
「むぅー、なんで私を連れて行ってくれないんですか!?ガイシス王国のことなら私が1番知ってますよ?それに……私は竜斗の恋人なんですから置いていかないでください!」
「ご、ごめん、調べたいことがあったからちょっと焦ってしまったよ。反省する。」
「ちゃんと反省してくださいね。」
「はい。」
「それじゃそっちは竜斗とシェレールで行くってことね。」
「ああ、ユイ、任せたぞ。」
「ええ、まぁ、私たちはゆっくりと楽しい旅にしてくるわ。」
「ああ、楽しんでこい。」
「柊お兄ちゃんとシェレールお姉ちゃん、ついてこないです?」
「ああ、悪いな。でも、会えなくなるのも少しの間だから我慢できるよな?」
「はいです!柊お兄ちゃんとシェレールお姉ちゃんと会えないのは少し寂しいですけど我慢するです!」
「おお、よしよし。」
 俺は、リルの頭を優しく撫でる。
「えへへ、頑張るです!」
「それじゃ、俺たちはもう行くな。」
「ええ、行ってらっしゃい。」
「柊君、あまり無理しすぎちゃダメだよ。」
「リュウさん、頑張ってきてください。」
「おう!それじゃ、シェレール、手を繋いでくれ。」
「はい、分かりました。」
 シェレールは、俺の手をしっかりと掴む。
 それを確認し、俺は転移のスキルを使う。
 スキル 転移
 俺たちは、白い光に包まれガイシス王国へと転移した。

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コメント

  • ノベルバユーザー240181

    俺リルあまり好きじゃない

    0
  • ペンギン

    さて、どうなるんでしょうw

    2
  • ノベルバユーザー288612

    何か幼稚すぎ

    1
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