クラス転移で俺だけずば抜けチート!?コミカライズ!
54話 Sランク
俺たちは、後ろを向き声の主を見る。
その声の主は、190くらいある身長で細マッチョ体型、それに顔はすごいイケメンときた。これは、斉藤よりカッコイイだろうな。
「あの、俺たちに何か用ですか?」
「君たちが先程この超高難易度の依頼を全てクリアするという馬鹿らしい宣言をしていたのでね、忠告をしにきたんだよ。」
「忠告、ですか?」
「君たちはまだ冒険者に今日なったばっかりなのだろう?よくいるんだよ、新人が調子に乗ってドラゴン退治に行って殺されるって傾向がね。だから君たちにも言っておくよ。新人は害虫共の駆除をしていろ。」
その男の最後に言った言葉は、俺たちを見下すようだった。
俺は、俺だけじゃなくみんなも馬鹿にされたことが少しイラッときたのでこう言い返した。
殺気を込めて。
「あんたこそ、あまり調子に乗るなよ?この害虫。」
「っ!!」
まぁ、殺気を込めたと言ってもすごい抑えているんだけどね。
それでもこのビビりようか。もっと抑えた方が良かったかもな。
「は、はは、ははは!」
いまさっきまで俺の殺気にビビっていた男が急に笑い始めた。
「面白い!その殺気、君は只者じゃないね。」
「………」
なんだ?急に何か言い始めたぞ?
「君、僕たちのパーティに入らないかね?大丈夫、そちらの女も連れてきていいから。」
「断る!」
俺は、即答する。
だって、こいつらと依頼を受けても俺にはなんのメリットもないからな。逆に戦う時に邪魔かもしれないし、報酬も少なくなると考えるとデメリットしかない。
「……へぇ、僕の誘いを断るんだ。このSランク冒険者のキースの誘いを!」
なんかこいつ、胸を張ってそんなことを言ってるぞ。
「ああ、別に構わない。俺たちは、ここにいるみんなで戦う。それにあんたたちがいても邪魔にしかならないからな。」
「なっ!?ぼ、僕を邪魔扱いする気か!?」
「ああ、そうだ。」
なんなんだ?こいつ、自分を過剰評価しすぎだろ。
「……柊さん、Sランクの冒険者は、この世界では10人程度しか居ないのです。」
シェレールさんがそうボソッと俺に言ってくる。
なるほどな。10人程度しか居ない中の1人だから自分に自信があるのだろう。
「あ、あの、冒険者カードができましたよ。」
受付嬢が俺たちの中に入りそう言ってきた。
「分かりました。それじゃ俺たちはここで。」
「おい!ちょっと待てよ!おい!」
俺は、その声を無視して男の前を通り過ぎた。
俺たちは、受付に戻り冒険者カードを貰った。
「あ、あのひとついいです?」
俺は、少し疑問に思ったことがあったので聞いてみることにした。
「はい、なんでしょう?」
「冒険者ってランクとかあるんですか?冒険者カードにはなにもランクも書かれていませんけど。」
「いえ、通常はランクというものはありません。どの依頼を受けても自己責任ですから。ですが、Sランクの称号から上は、冒険者ギルドに認められ試験に受かることが出来ればなれますよ。」
そういうことか。てか俺、その話聞いたことないけどな。
「あれ?でもどの依頼も受けられるならSランクなんて称号いらなくないですか?」
「確かにそうです。ですが、Sランクになると……」
「貴族の地位と同等になるんだ!」
受付嬢が説明してくれているところにあの男が割り込んで入ってくる。
「ふ〜ん、そうなんだ。」
俺は、面倒くさそうに相手をする。
「だから君、僕の誘いを断るということはどういうことか分かるよね?」
こいつ、いまさっき俺がした殺気を真似するようにしてそう言う。
「分かるよね?分かるよね!?」
うざっ!こいつうざっ!
いまさっきからすごい言い寄ってくるよ。
「あー!うるさい!俺たちは、今からこの街を観光するんだ!」
「おお!そうか!ならこの僕が案内してやろう!」
「断る!」
「何故だ!?」
ったく、断られることが分かってないのか?
「それじゃ俺たちはここで。」
俺は、そう言ってギルドを出た。
どうやらあの男はついては来なかったらしい。
まぁ、そこまでされたらさすがに俺もキレてたけどな。
「はぁ、面倒くさかった。」
「柊お兄ちゃんが珍しく取り乱していたです!」
「ええ、そうね。すごい取り乱していたわ。」
「あんな柊君、初めて見たかも。」
「ふふっ、なんか楽しそうでしたよ。」
なんかみんな、色々と言ってるな。
相手してるこっちもすごい大変なんだからな。
「それじゃ、街を観光しに行こうぜ!」
俺たちは、その後ガルード王国の街を観光していった。
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コメント
ノベルバユーザー375143
後でまた来るな(確信)
ノベルバユーザー328077
感情操作どうした
ウォン
Sランクの人ちょっと可愛い笑笑
白髪
男仲間誕生か?
ペンギン
争いにならなかったね...
予想外...w