ただの自宅警備員の無課金勢ですけど?

ノベルバユーザー230430

新たな出会い

アレックスとの話し合いが終わってから、俺のギルドカードの更新をしに受付まで戻って来た。


「更新が終わりました。これからは、Cランク冒険者として頑張ってください。


Cランク冒険者になると、Aランクまでの仕事をすることが可能になります。


ただし、これまでと変わらず、すべての仕事でけがを負った場合も自己責任となります。


そして、Cランク以上の冒険者の皆様には、モンスターパレードという、モンスターの行列が町に来る時に、街や町の近くにいる冒険者を緊急招集する可能性があります。


その場合は、ギルドカードが赤く点滅するので、直ちにこのギルドに集合してください。


集合してから、緊急クエストが発令されます。


そのクエストは、モンスターパレードのモンスターの討伐です。


報酬は、討伐数と討伐したモンスターのXランク~Dランクによって決まります。


モンスターのランクについて簡単に説明したものがこちらになります。

ーーーーーーーーーー

Xランク

・一体で国が亡ぶほどの強さ


Sランク

・一体で国が半壊するほどの強さ


Aランク

・一体で街が崩壊するほどの強さ


Bランク

・一体で街が半壊するほどの強さ


Cランク

・五体で街が半壊するほどの強さ


Dランク

・二十体で街が半壊するほどの強さ


ーーーーーーーーーー

戦闘時、モンスターと冒険者のランクが同一時に、モンスター一体に対して冒険者五人で対等と考えてください。


もし来なかった場合は、ランクの降格かギルドの冒険者登録の削除をします。


以上で説明を終わります。


何か質問はありますか?」


何か一気に説明されたら、頭がこんがらがってきた・・・


とりあえず、召集されたらここに来て、モンスターを倒しに行くのだけ覚えとけばいいか。


そいえば、冒険者のランクについて聞いとかないと。













聞いた結果、冒険者のランクは一番上からX,A,B,C,D,E,Fだった。


この説明を聞いているときに、俺のCランクって結構高いんだなぁと感じた。


プレイヤーだと俺って今どのくらいなんだろ・・・?


王都でやる大会の参加はAランクからだった。


先が長いな・・・


それで、クランはBランクになったら作れる。


最大人数は、なんと!50人だった。


これは多分、ボス討伐をクランメンバーでやりましょうね?という運営からのメッセージだと思われる。


クラン対戦みたいなのもあった気がするし・・・


そして、クランを作ったら、クランハウスというものを作らなければいけないらしい。


クランへ直接依頼が持ち込まれたりするからで、ここに来なくてもクランハウスからでも冒険者の依頼を受けることができるからだ。


そのために、クランハウスで働く受付の人などを雇わないといけないけどね。


まあ、俺はクラン作る気はないけど、もし作るなら少数精鋭でカッコいいやつがいいな。


それで楽しいのが一番だな。


アレックスも言ってたし・・・


それよりも、お金が欲しいし、Lv上げもしたいから新しい依頼受けに行こうかな。














「おいそこのボウズ!もうじき暗くなるから今は依頼を受けない方がいいぞ!」


俺が依頼を見ていたら、ギルドの中にある酒場みたいなとこにいるおっちゃんが話しかけてきた。


「そうなんですか?最近冒険者になって、全然知らないことばかりで・・・」


「そんじゃあこっち来い。色々教えてやんよ!」


俺はこの世界についてよくわかっていない。


だからこそ、これが情報を得るいいチャンスだな。


そう考えてその男の方に歩いて行った。


「どうせなら一緒に飯でも食べようぜ。俺のおごりでなっ!」


「ありがとうございます。このお礼はいつか必ず!」


この人はご飯までおごってくれるという。


何か申し訳ないな・・・


この人もNPCマークついてるし、この世界の人たちも現実の俺たちと全く変わらないないんだな。


「俺の名前はレアスだ。Aランク冒険者をしている。よろしくなボウズ。」


「すごっ!Aランクなんですか!?


あっ、すいません。俺はCランク冒険者の疾風はやてです。よろしくお願いします。」


「おっ、お前もうCランクなのか。最初のゴブリンで頑張ったのか?」


「はい。十体が襲ってきてそれで討伐したら、Cランクになれました。


その時はちょうど能力の相性が良かっただけですけど・・・」


「いや、最初のゴブリンでそれだけ殺れば十分だろ。」


「でも、アレックスさんに、『君はまだ雰囲気が初心者のままだ。』と言われてしまって・・・」


「それはしょうがねぇな。明日からパーティー組んで色々教えてやろう!


アレックスが他人にアドバイスすること自体珍しいし、それだけ期待されてるってことだからな。


どうだ?」


ーーーーーーーー


ユニーククエスト

・レアスとの冒険

内容:Aランク冒険者のレアスとパーティーを組み、モンスターを討伐する。

現在難易度:10/10


ーーーーーーーー


うわっ!!!


ユニーククエストって確かこのゲームで、一人だけの超絶レアなやつじゃん!!!!!


難易度クソ高いし・・・


まあ、受けるという選択肢しかないけどな!


「レアスさん。よろしくお願いします。けど、レアスさんは他の人とパーティー組んでないんですか?」


「あぁ、俺はソロだからな。カッコいいだろ?はっはっはっは」












こんな感じで、俺とアレスさんの冒険が始まった






















コメント

  • ノベルバユーザー140647

    最後アレス?

    0
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