化け物が住む見知らぬ館に閉じ込められたけど怖いから隠れて生活してやる

ふみゅうひぅ

第2話

逃尾「……よし」

ベッドを少し高くし、寝返りを打てる程度のスペースを作った

そして周りをタンスや机で囲い、さらに見つかりにくくした

これで家づくりは完璧だ

しかし、重大な問題が山積みだ

食料はどうする、トイレはどこでする


逃尾「お腹空いたなぁ……」


餓死は辛いと聞く、嫌だな……


その時、壁から物凄い音が聞こえる


ドンっ


逃尾「ひぃっ!」


壁にヒビが入る


逃尾「う、嘘だろ…!?バレたって言うのか……!」


ヒビが大きくなっていく…


もうおしまいだ……!


?「おい、安心しろ。俺は人間だ」

逃尾「……へ?」

?「ほらよ、ピザ少し分けてやるよ」

逃尾「どういう事ですか…?」

?「……ん、そうか、説明不足だったな」


?「俺は唱梨乃重忍。お前、目が覚めたらここにいたんだろ?俺もなんだよ」

逃尾「そ、そうだったんですか…」

重忍「というか俺たち以外にも数人いる」

逃尾「へぇ…」

重忍「まあとりあえず食えよ。毒も入れてないし、貸しだとも思ってねぇからよ」

逃尾「ありがとうございます。でもいいんですか?貴重な食料なんじゃ…」

重忍「ああ、秘密の裏ルートから取り寄せるから大丈夫」

逃尾「なんです?その裏ルートって」

重忍「ある人間がこの館の僅かな隙間に食料とか色々入れてくれるんだ」

逃尾「そうなんですか……、友人とかですか?」

重忍「まあそんな所だろうな……」


重忍「(全く、嫌になるぜ……)」

逃尾「え?何か言いました?」

重忍「いや、こっちの話だ」





重忍「まあ食料関係は俺らに任せろ」

逃尾「ありがとうございます」

重忍「これからよろしくな」









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