元勇者の吸血鬼、教師となる
013
『もしもし、養護教諭の藤原です。何かご用で--』
『もしもし! 三年三組近藤です! 至急、体育館までお願いします!」
『骨折ですか? 火傷ですか? 体の損傷ですか? いずれにせよ、下手に手を加えないでください。損傷なら本の位置にくっつけるように、いいですね?』
『え? あの……』
「不良君、紅茶飲みたくなったら勝手にどうぞ!」
「あざっす。頑張ってください」
急な連絡に対し、して欲しいことだけをさっさと伝えると体育館へと向かう。魔法で瞬間移動的なものをしてもよいが、驚かれると思われるのでそれは止めておく。その代わりと言ってはなんだが、相当な速度で走る。
専門家でも無い人に勝手なことをされると困る。仮に刃物が刺さっているとして、無理に抜こうとして体内に入ったままになったり血が吹き出したりすることがあるのだ。どうかは知らないが、パニクっている分失敗が多い。
「……にしても、不良君順応早すぎない?」
--適応力高いんでしょ。きっと
--あーうん、それでいいや。
保健室から養護教諭が直ぐに向かえるように、体育館と運動場の近くに保健室はある。そのため、周りに被害をもたらさない速度で走っても三十秒ほどでいけるのだ。怪我人が出ること前提というのはどうかと思うが、それもまた必要な配慮なのだろう。
ということで、体育館に着いた。ガヤガヤと人集りが出来ており、その中に怪我人はいると思われるのでそこへ向かう。
「養護教諭の藤原でーす、怪我人はここですかー?」
「あっ、着てくれましたか! 此処です!」
人集りの中から筋骨隆々の先生……近藤先生が現れる。その表情は落ち着いているように見えるものの、少々慌てているようだ。声が少し浮ついている。ただ、青白くなるほどではない。よくあることと言った感じだ。
人集りを掻き分けて生徒を見てみる。
……鎖骨当たりを反対の手で抑えており、顔には胆汁がダラダラと流れている。ガヤガヤで聞き取り辛いが、苦しむような声が聞こえてくる。相当痛いのだろう。
--折れてそうだね。如何にもって感じだよ
--骨折程度だとしても痛いことには変わらないからねぇ。泣かずにいられるだけ痛みには慣れているってところかな。
--あ、折れてるってことは確定なんだ。
--どうなってこうなったのかは知らないけど、こんなの骨折ぐらいしか考えられないよ。まぁ、確認はするけどね。
これでも血みどろ世界を生き抜いてきた勇者だ。骨折しているか否かぐらいは触診と現状で分かる。これまた空間系の魔法を使えば一瞬で分かるが、それでは魔力が無くなった時に判断出来ないのでなるべくしない。
「とりあえず、何でこうなったのか教えてください。」
「投げ技をしていて……肩から落としてしまいました。」
「なるほどなるほど、そのままポキンと逝ってしまったということですね。じゃあ、どんな投げかたをしましたか?」
「体落としです。」
柔術、か。確かに投げ方をミスったら鎖骨が逝く技だ。わざとへし折るなんてことにも利用出来るが、そんな意思は無いだろう。……で、体落としで投げるとするなら……骨が折れる方向はあぁなるのか。
よし、仮に骨折していた場合の治療方式は決まった。十中八九骨折と考えられるが、次は本人に確認するとしよう。
「え~と、君、動けますか? 動けるなら動いてみてください。」
「……う……ぐ……ッ!」
少し挑戦して激痛が走ったのか、首を横に振って無理だと肯定してきた。とりあえず、五年前ならこの時点でレントゲンを撮らねばならない。……そんでもって、反応する力は残っているとも分かった。そこまで酷い怪我……といえばそうだが、命に関わる程でもないだろう。
「少し触りますよ?」
これが足首ともなれば分かりにくいが、鎖骨という分かりやすいところなら触ればいい。骨が折れているということは、体に凸凹が生まれるということなのだ。撫でるように触るだけでも意味がある。
……結果として、やはり骨折だった。普通は滑らかに指が滑るはずなのに対し、生徒の鎖骨あたりは一部が盛り上がっていた。腫れている位置がそこらなので、これは骨折以外に有り得ないだろう。
「完全に骨折ですね……骨と骨がこのようになっています」
人という字を極限まで横に倒し、一部を重ねるようにして近藤先生に説明する。いうなればくの字にねじ曲がっている状態で、一番柔術でやりやすい骨折だ。……それ故に、どのように治せばよいのかは熟知している。
「大丈夫、なんですか?」
「はい。胆汁が出ているということは体の機能が正常に働いているということですし、正しい固定法をしておけば一ヶ月ほどで治るでしょう。」
本来の高校生ならば2ヶ月から2ヶ月半ほどで完治するが、生命力も回復力も強化された現在においては一ヶ月もあれば骨折は治る。一応、矯正するための器具もあるし、魔法を使わなくとも綺麗に治るだろう。
「回復魔法……でしたか? それでは治せませんか?」
「いえ、回復魔法で治すために僕はこの学園にいます。当然、骨折ぐらいなら一分もあれば治すことが出来ますよ」
癒し特化の能力も持っていたが、現在それを使用することは出来ない。そのため、骨折を治すのにも一分という時間を要してしまう。しかし、その能力を取り戻す為の術を持っていないので我慢してもらうしかない。
「……さて、そういうことなので治すとしましょう。君、今から魔法を使いますが力を抜いておいてください。変に動いたりすれば、骨が変な方向に曲がったまま治るということもありえます。」
「……分か……した」
「他の生徒も静かにしておいてください。万が一にでも失敗すれば、彼の骨がおかしいままとなってしまいます。集中させてくれると嬉しいです。」
「聞いたか! 静かにしておけよ!」
近藤先生の一言で生徒たちのガヤガヤは止まる。未だボソボソと聞こえてくるものの、これぐらいならなんの支障も無い。ぶっちゃけ、僕の集中力がどうこうではなく騒がしいときついのは今ぶっ倒れている生徒なのだ。
とはいえ、失敗すれば彼の骨がおかしいままになるというのは本当のことだ。人間の治癒力は凄まじいものではないのだ。放置してしまえば変に治るし、それだけで生活に支障をきたすことになる。それはいけない。まだまだ若く短い寿命、それを無残に奪うことなど養護教諭の名においてあってはならない。
「回復魔法というのは簡単に言えば、瞬間的に対象の治癒力を高めるというものです。使えば直ぐ治るのは簡単な切り傷やら擦り傷やら、その程度のものまでです。骨折のような複雑なものとなると、元の形になるように上手く調整しなければなりません。ですから、今からする回復魔法を覚えても無闇に使わないでください。」
回復魔法というのはそんな甘い力ではない。それ相応の努力と失敗があってこそ自由自在に扱えるようになるのだ。使い道を間違えると治療ではなく改悪となってしまう。敢えてそれを理由することで敵の自由も奪える……そんな、殺傷力もある力なのだ。
--《ヒール》
その魔法のイメージを精巧に作り、鎖骨骨折君の鎖骨に手を翳すと淡い緑色の光が……なんてことはない。回復魔法に色が必要などという決まりは無く、無味無臭無色透明で使用するのが当たり前だと思っている。
まぁ、回復魔法と淡い緑色の光をイコールで結びつけているのならそうなっても仕方はないが、それでは使っていると誰かにバレてしまう。本来なら手を翳す必要すら皆無なのだが、今回は敢えてわかりやすくするためだ。ちなみに、淡い緑色の光は僕の回復魔法で発生させることは不可能だ。
「……こんなところですね。痛みはありませんか?」
「すげぇ……痛くないです。」
「それは良かった。ですが、強烈な痛みと無理に回復させたことによって体には負担が掛かっています。今日は早退したほうがいいでしょう。」
周りからは「え? もう終わったの?」だとか「真似出来るわけねぇじゃん……」とか「えぇなぁ~。早退羨ましいわ」とか聞こえてくる。早退することを羨ましく思う気持ちには激しく同意である。
「近藤先生、そういうことですので彼を早退させてやってください。とりあえず骨は治したので体力の回復さえさせれば大丈夫です。」
「分かりました。何か注意点はありますか?」
「んー、そうですね。やはり体力が減っているので食事をしっかりさせることが大事です。一旦矯正器具をつけたり、明日も休みにするほどのことは必要ありません。」
「分かりました。寮長にはそう伝えておきましょう。」
「それじゃあ君、単位には響かないように書いておくので名前を教えてください。僕の名前でサインが入ってないと大怪我の休みはサボリ扱いになってしまいますから。」
何故か、この学園では僕の名前が無いと治療したのではなくただのサボリという扱いになってしまう。ただの養護教諭如きにそのようなことを任せて欲しくはない。誰が利用したかのメモぐらいは取るつもりだが、そこまでする必要はないだろう。
「三年三組武藤です。ありがとうございます。助かりました」
「どういたしまして。……まぁ、骨折だったので命に関わるようなものではありませんでしたがね。安静にしておいてくださいよ。」
「分かりました。」
律儀に礼を言えるとは素晴らしい。仕事だからと礼を言わない人も最近は増えているのだ。こういう少年には好感がもてるものだ。
この授業で何となく想像したことだが、骨折ぐらいはよくあることこようで、あまり慌てていないようだ。これ以上の怪我……複雑骨折や内蔵破裂などの命に関わることもあるのかもしれない。これから先気をつけておかねばならないだろう。
あれ、複雑骨折って今は使われていないのだったっけ?
--いや、内蔵破裂する授業ってなにさ?
--火魔法とかミスったらありそうだけどなぁ。
……あと、この推測に精霊は賛成派ではないらしい。
『もしもし! 三年三組近藤です! 至急、体育館までお願いします!」
『骨折ですか? 火傷ですか? 体の損傷ですか? いずれにせよ、下手に手を加えないでください。損傷なら本の位置にくっつけるように、いいですね?』
『え? あの……』
「不良君、紅茶飲みたくなったら勝手にどうぞ!」
「あざっす。頑張ってください」
急な連絡に対し、して欲しいことだけをさっさと伝えると体育館へと向かう。魔法で瞬間移動的なものをしてもよいが、驚かれると思われるのでそれは止めておく。その代わりと言ってはなんだが、相当な速度で走る。
専門家でも無い人に勝手なことをされると困る。仮に刃物が刺さっているとして、無理に抜こうとして体内に入ったままになったり血が吹き出したりすることがあるのだ。どうかは知らないが、パニクっている分失敗が多い。
「……にしても、不良君順応早すぎない?」
--適応力高いんでしょ。きっと
--あーうん、それでいいや。
保健室から養護教諭が直ぐに向かえるように、体育館と運動場の近くに保健室はある。そのため、周りに被害をもたらさない速度で走っても三十秒ほどでいけるのだ。怪我人が出ること前提というのはどうかと思うが、それもまた必要な配慮なのだろう。
ということで、体育館に着いた。ガヤガヤと人集りが出来ており、その中に怪我人はいると思われるのでそこへ向かう。
「養護教諭の藤原でーす、怪我人はここですかー?」
「あっ、着てくれましたか! 此処です!」
人集りの中から筋骨隆々の先生……近藤先生が現れる。その表情は落ち着いているように見えるものの、少々慌てているようだ。声が少し浮ついている。ただ、青白くなるほどではない。よくあることと言った感じだ。
人集りを掻き分けて生徒を見てみる。
……鎖骨当たりを反対の手で抑えており、顔には胆汁がダラダラと流れている。ガヤガヤで聞き取り辛いが、苦しむような声が聞こえてくる。相当痛いのだろう。
--折れてそうだね。如何にもって感じだよ
--骨折程度だとしても痛いことには変わらないからねぇ。泣かずにいられるだけ痛みには慣れているってところかな。
--あ、折れてるってことは確定なんだ。
--どうなってこうなったのかは知らないけど、こんなの骨折ぐらいしか考えられないよ。まぁ、確認はするけどね。
これでも血みどろ世界を生き抜いてきた勇者だ。骨折しているか否かぐらいは触診と現状で分かる。これまた空間系の魔法を使えば一瞬で分かるが、それでは魔力が無くなった時に判断出来ないのでなるべくしない。
「とりあえず、何でこうなったのか教えてください。」
「投げ技をしていて……肩から落としてしまいました。」
「なるほどなるほど、そのままポキンと逝ってしまったということですね。じゃあ、どんな投げかたをしましたか?」
「体落としです。」
柔術、か。確かに投げ方をミスったら鎖骨が逝く技だ。わざとへし折るなんてことにも利用出来るが、そんな意思は無いだろう。……で、体落としで投げるとするなら……骨が折れる方向はあぁなるのか。
よし、仮に骨折していた場合の治療方式は決まった。十中八九骨折と考えられるが、次は本人に確認するとしよう。
「え~と、君、動けますか? 動けるなら動いてみてください。」
「……う……ぐ……ッ!」
少し挑戦して激痛が走ったのか、首を横に振って無理だと肯定してきた。とりあえず、五年前ならこの時点でレントゲンを撮らねばならない。……そんでもって、反応する力は残っているとも分かった。そこまで酷い怪我……といえばそうだが、命に関わる程でもないだろう。
「少し触りますよ?」
これが足首ともなれば分かりにくいが、鎖骨という分かりやすいところなら触ればいい。骨が折れているということは、体に凸凹が生まれるということなのだ。撫でるように触るだけでも意味がある。
……結果として、やはり骨折だった。普通は滑らかに指が滑るはずなのに対し、生徒の鎖骨あたりは一部が盛り上がっていた。腫れている位置がそこらなので、これは骨折以外に有り得ないだろう。
「完全に骨折ですね……骨と骨がこのようになっています」
人という字を極限まで横に倒し、一部を重ねるようにして近藤先生に説明する。いうなればくの字にねじ曲がっている状態で、一番柔術でやりやすい骨折だ。……それ故に、どのように治せばよいのかは熟知している。
「大丈夫、なんですか?」
「はい。胆汁が出ているということは体の機能が正常に働いているということですし、正しい固定法をしておけば一ヶ月ほどで治るでしょう。」
本来の高校生ならば2ヶ月から2ヶ月半ほどで完治するが、生命力も回復力も強化された現在においては一ヶ月もあれば骨折は治る。一応、矯正するための器具もあるし、魔法を使わなくとも綺麗に治るだろう。
「回復魔法……でしたか? それでは治せませんか?」
「いえ、回復魔法で治すために僕はこの学園にいます。当然、骨折ぐらいなら一分もあれば治すことが出来ますよ」
癒し特化の能力も持っていたが、現在それを使用することは出来ない。そのため、骨折を治すのにも一分という時間を要してしまう。しかし、その能力を取り戻す為の術を持っていないので我慢してもらうしかない。
「……さて、そういうことなので治すとしましょう。君、今から魔法を使いますが力を抜いておいてください。変に動いたりすれば、骨が変な方向に曲がったまま治るということもありえます。」
「……分か……した」
「他の生徒も静かにしておいてください。万が一にでも失敗すれば、彼の骨がおかしいままとなってしまいます。集中させてくれると嬉しいです。」
「聞いたか! 静かにしておけよ!」
近藤先生の一言で生徒たちのガヤガヤは止まる。未だボソボソと聞こえてくるものの、これぐらいならなんの支障も無い。ぶっちゃけ、僕の集中力がどうこうではなく騒がしいときついのは今ぶっ倒れている生徒なのだ。
とはいえ、失敗すれば彼の骨がおかしいままになるというのは本当のことだ。人間の治癒力は凄まじいものではないのだ。放置してしまえば変に治るし、それだけで生活に支障をきたすことになる。それはいけない。まだまだ若く短い寿命、それを無残に奪うことなど養護教諭の名においてあってはならない。
「回復魔法というのは簡単に言えば、瞬間的に対象の治癒力を高めるというものです。使えば直ぐ治るのは簡単な切り傷やら擦り傷やら、その程度のものまでです。骨折のような複雑なものとなると、元の形になるように上手く調整しなければなりません。ですから、今からする回復魔法を覚えても無闇に使わないでください。」
回復魔法というのはそんな甘い力ではない。それ相応の努力と失敗があってこそ自由自在に扱えるようになるのだ。使い道を間違えると治療ではなく改悪となってしまう。敢えてそれを理由することで敵の自由も奪える……そんな、殺傷力もある力なのだ。
--《ヒール》
その魔法のイメージを精巧に作り、鎖骨骨折君の鎖骨に手を翳すと淡い緑色の光が……なんてことはない。回復魔法に色が必要などという決まりは無く、無味無臭無色透明で使用するのが当たり前だと思っている。
まぁ、回復魔法と淡い緑色の光をイコールで結びつけているのならそうなっても仕方はないが、それでは使っていると誰かにバレてしまう。本来なら手を翳す必要すら皆無なのだが、今回は敢えてわかりやすくするためだ。ちなみに、淡い緑色の光は僕の回復魔法で発生させることは不可能だ。
「……こんなところですね。痛みはありませんか?」
「すげぇ……痛くないです。」
「それは良かった。ですが、強烈な痛みと無理に回復させたことによって体には負担が掛かっています。今日は早退したほうがいいでしょう。」
周りからは「え? もう終わったの?」だとか「真似出来るわけねぇじゃん……」とか「えぇなぁ~。早退羨ましいわ」とか聞こえてくる。早退することを羨ましく思う気持ちには激しく同意である。
「近藤先生、そういうことですので彼を早退させてやってください。とりあえず骨は治したので体力の回復さえさせれば大丈夫です。」
「分かりました。何か注意点はありますか?」
「んー、そうですね。やはり体力が減っているので食事をしっかりさせることが大事です。一旦矯正器具をつけたり、明日も休みにするほどのことは必要ありません。」
「分かりました。寮長にはそう伝えておきましょう。」
「それじゃあ君、単位には響かないように書いておくので名前を教えてください。僕の名前でサインが入ってないと大怪我の休みはサボリ扱いになってしまいますから。」
何故か、この学園では僕の名前が無いと治療したのではなくただのサボリという扱いになってしまう。ただの養護教諭如きにそのようなことを任せて欲しくはない。誰が利用したかのメモぐらいは取るつもりだが、そこまでする必要はないだろう。
「三年三組武藤です。ありがとうございます。助かりました」
「どういたしまして。……まぁ、骨折だったので命に関わるようなものではありませんでしたがね。安静にしておいてくださいよ。」
「分かりました。」
律儀に礼を言えるとは素晴らしい。仕事だからと礼を言わない人も最近は増えているのだ。こういう少年には好感がもてるものだ。
この授業で何となく想像したことだが、骨折ぐらいはよくあることこようで、あまり慌てていないようだ。これ以上の怪我……複雑骨折や内蔵破裂などの命に関わることもあるのかもしれない。これから先気をつけておかねばならないだろう。
あれ、複雑骨折って今は使われていないのだったっけ?
--いや、内蔵破裂する授業ってなにさ?
--火魔法とかミスったらありそうだけどなぁ。
……あと、この推測に精霊は賛成派ではないらしい。
「ファンタジー」の人気作品
書籍化作品
-
-
70810
-
-
104
-
-
4112
-
-
1512
-
-
107
-
-
157
-
-
4
-
-
969
-
-
1
コメント