セブンスナイト ―少年は最強の騎士へと成り上がる―

清弥

1章の登場人物

◎ウィリアム
 ◯データ
  ・性別_男 ・年_16歳 ・称号_『緑の騎士』


 ◯外見
  緑の色をした短めのショートウルフの髪を持ち、同じく緑の瞳を持つ。元々インドア派だったため、身体は細く平均よりも身長は高め。優しい雰囲気を持つ顔をしており、偏差値は多少高めだったりする。よく周りからメガネが似合いそうと言われる。


 ◯詳細
  本筋の主人公。
  街で働きながら生計を立てていた少年。趣味は一般庶民では中々在り得ない読書であり、中でも英雄譚を好んで読む傾向がある。非常に真面目で他人に優しい好青年っぷりから、周りの評価はかなり高かった。しかし、人が暴力を振るわれる現場を見てしまえば何も考えず行動していしまう悪い癖を持つ。その為、周りの評価は高いものの将来を心配されることも多かった。
  名前の意味は「勇敢な守護者」で、その名の通りの性格を表す。


 ◯得物
  ・風之守護ウィリクス
   『緑の騎士』となったウィリアムが得た大楯。「離れた場所に風の結界を出現させる能力」と、「敵の敵意を自身へ向かせる能力」を持つ。”印”が宿るのは左手の甲。




◎エンテ
 ◯データ
  ・性別_男 ・年_16歳 ・称号_『赤の騎士』


 ◯外見
  明るい茶色の髪と瞳が特徴的な少年。幼い頃からトレーニングを欠かさなかったので、体中には凄まじい量の筋肉がついている。その弊害か身長は平均より少し低い。だが日々鍛錬をしているとは思えない程、体つきは細い。容姿はイケメンとは言い難いが人懐っこい雰囲気を持つ。


 ◯詳細
  主人公の幼馴染ポジション(なお、初期段階では存在すらなかった)にして、一章の主人公。
  ウィリアムたちが暮らす街で生まれた少年で、父親が傭兵稼業を営んでいた為に幼い頃から大人でさえも嫌がる鍛錬を積み上げてきた。そのお陰か身体能力、戦闘能力はそこらの傭兵よりも高かったりする。戦闘に関しては異様に頭も回ることが多い。弱いくせに自ら厄介事へ突っ込んでいくウィリアムに、呆れたり憧れたりしながらお守をしていた。
  名前の由来は「鴨」で、自由奔放な性格を表す。


 ◯得物
  ・火炎之破壊ファマト
   『赤の騎士』を継いだエンテが得た直刀。「刃が纏う火炎の大きさに比例して切れ味が変化する能力」と「刀身の長さを変える能力」を持つ。だが、推進力の能力はない。”印”が宿るのは右手の甲。




◎ブランドン
 ◯データ
  ・性別_男 ・年_37歳 ・称号_元『赤の騎士』


 ◯外見
  赤く染まった髪をオールバックに纏め、同じく赤い瞳を宿したおっさん。目に見える程の筋肉をその肉体に宿し、言い換えると「ゴリマッチョ」と言う奴である。無精髭を処理せず置いているが、どうやら奥さんが好きだから放置しているらしい。ダンディなイケメン。


 ◯詳細
  本来『赤の騎士』を最期まで務める”はずだった”キャラ。一章の主人公。
  妻と子を持ち、禍族などを退治することで金を稼ぐ”傭兵”として稼業を勤めていた。幼い頃に両親を、若い頃に恋人を失ったことにより、”恐怖”と”殺意”により『騎士』となる。かなり器が広く、朗らかで優しい彼だが、禍族と相対するときその表情は”恐怖の狂い”で凍り付く。なお、素の状態でもかなりの実力者であり、現在では冷静な判断が出来るのならば、素の時でも禍族一体はギリ倒せるレベル。
  名前の意味は「灼熱の丘、剣」で、孤独の意も表す。


--------------------------------↓サブキャラ---------------------------------------


◎バロン
 ◯データ
  ・性別_男 ・年_43歳
 ◯説明
  ウィリアムが働いていた店の商人、言い換えるなら店長のおじさん。本来、庶民では知らない文字と計算を知っているウィリアムに対して疑問を持つが、真面目に働きすぎる彼を心配する心優しい人。


◎バラム(『緑の騎士の力』)
 ◯データ
  ・性別_男? ・年_???
 ◯説明
  ウィリアムが得た『緑の騎士の力』、その意思。最近ではウィリアムの良き相談者として助言を続ける。ただ、自身そのものである力に関して”思い出せないこと”が多い。


◎ライアン・キナクス
 ◯データ
  ・性別_男 ・年_31歳 ・称号_『青の騎士』、『議長』
 ◯説明
  銀色のマッシュの髪が目立つ、30代には絶対見えないレベルのイケメン。連盟国家の議長として様々な重圧を一身に背負い、『騎士』としても在り続ける人格者。誰もが敬うほどのカリスマを持つ。


◎”巫女様”(本名不明)
 ◯データ
  ・性別_女 ・年_??? ・称号_『巫女様』
 ◯説明
  『セブンスナイツ』が現れた時には生きていたらしい黒髪、黒目の謎の女性。”力”を察知することが出来る唯一の存在。その者の過去を誰も知らず、知ることは例え議長でも許されない。他人に顔を見せること自体、かなり珍しいレベル。


◎ネリア
 ◯データ
  ・性別_女 ・年_34歳
 ◯説明
  元『赤の騎士』であるブランドンの妻。容姿が優れているとは言えないが、誰よりもブランドンの痛みを知り辛さを知る理解者。驚くほどの包容力は、ブランドンが何を家庭に望んでいたのかが現れるだろう。

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