陰キャな俺がハーレムに!?

絵音 聖夜

相談)決定事項

 「そういうわけか...」
帰り道。俺は聖修に会話のことについて相談した。
「うーん... そいつはな...」
ごくん。息を飲んだ。解決法が見つか...
「俺じゃあ、どうしようも出来ねえわ。」
らないのかよ! 
「聖修だったら俺のコミュ力上げられるんじゃねえの?例えば聖修の言い方的なやつを俺に教えたりとか... そういうやつ...」
すると、聖修は思いっきりため息をついた。
「あのなぁ...。俺の話し方教えてやってもいいけどそうするとお前、俺に似せるのに必死になってお前らしさという自然が無くなる。それと、無理してるように見えるぞ? 例えるなら... 俺の学校に新人の社会の先生おるじゃん、あいつ見た感じどうよ。」
社会の先生か... まだ、教員になって1年も経ってない気がする...。
「うーん...。前からいた社会の厳しん先生に合わせてるような気がする...。真似って言うのか...?なんか、喋り方とかを真似した感じ。」
「だろ?お前もそんなんになるぞ。俺の真似をしたら。」
と言うと考え込むように何かを考え、思いついたのか顔をあげて
「お前、彼女出来たのか...!?」
という。何言ってんだ、聖修こいつ
「はぁ? ってかなんでいきなりそんな話になるんだよ!もし、俺が彼女出来てたらやばいぞ?」
と言うと聖修がいきなり笑い出した。何こいつ、怖いんだけど... イケメンのクセにこれだとみんな引くぞ...ってか引かないのか?イケメンだから許されるのか...?
「それがお前の自然な話し方だ。」
???
「だから、それがお前らしい話し方だと思うぜ。真似するんじゃなくて自然体な話し方でツッコミどころはツッコンで、それが他の人とでも出来たらいいんじゃね?」
あーね...!確かに!でもな...
「そんなこと出来てたらとっくに出来てるよ...」
「確かになー... お前他人ひと苦手だもんなー... じゃあさみんなを俺と思えばいい。それか、お前の好きなグミとか。」
あるあるパターンか... 苦手なものを他のものを例える...。それはとてもいいやり方だけど... けれど
「いや、俺... 聖修がたくさんいるとは考えたくない!グミに例える!? グミが喋るとか... おれ... グミ食えなくなるだろ!」
すると、聖修がため息をつきながら「お前我儘だなー」と呟いている。我儘ですみませんなー... 本当に。
「バイトしろ。」
いきなりなんだ?バイトしろって...
「バイトで人に慣れろ。ファミレスとかで接客の方をやれ。どうせ土日暇なんだろ?俺もバイトするからさ、一緒に。」
確かに聖修と一緒だったら安心出来るな…
「聖修と一緒だったらいいよ。」
「じゃあ、今度高校にバイトの許可証貰ってバイトに応募しようぜ。ちなみに俺はキッチンの方な〜」
「ああ、そういえば許可証貰わなくちゃいけなかったな俺達の学校は... ってあれ...?何かがおかしいぞ...?聖修は... キッチン... あれれー?何かがおかしいぞー...?」
「オカシイコトナンテヒトツモイッテナイヨ...?」
「ナンデソンナボウヨミナノカナー?セイシュウクンハー」
「これ決定事項だからな、逃げんじゃねーぞ!じゃあな!」
「あ!逃げた!」
と、聖修は俺の家が目の前になった瞬間走って逃げた。相変わらず早いな... それよりも...
 どうやら、俺はバイトをしなければならないようです...

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