BD外伝 ルクセンダルク物語 〜第1章〜

無知年

1話「目覚め」

光と闇が交わる混沌の世界「ルクセンダルク」

かつて4人の勇敢なる戦士達が、世界滅亡の危機を救いルクセンダルクの腐敗を止めた「光の4戦士」として讃えられていた。

だがそれから数年が経ち、ルクセンダルクの希望であった「光の4戦士」は突然と姿を消した。そして世界がまた腐敗していく。

これは世界の腐敗を止める為に動き出した新しい戦士達の物語。





「んっ…」
「ここは…」

目を覚ましたら僕は宿屋の寝室にいた。
ここはどこだろう。
僕は…
「!?」
部屋のドアが開く音がした。
僕は開いたドアの方へ振り返る。

すると、そこには片手にバタートーストをもう片手にコーヒーをもって立っている男性がいた。

?「おぉ!起きましたか!」
「貴方は…?」
?「あぁ、申し遅れました。ここはエタルニア公国の宿屋。私はここの宿屋を経営しております、ルーファといいます。つい先程、路地裏で倒れている貴方を見つけてここに連れてきたのです。」
「路地裏に…?」
ルーファ「えぇ。でもなんで路地裏なんかに…一体何があったのですか?」

何があったか…か。
正直、僕は何も覚えていない…
自分の名前はなんなのか。
自分が何をしていたのか。
なんで倒れていたのか。
思い出そうとしても、真っ黒のモヤに邪魔されてしまう。
ルーファ「あの…どうかなさいましたか?」
ルーファさんが心配そうに見ている…。
「あっ大丈夫です!すいませんご心配おかけしました…」

僕は必死になって大丈夫と伝えた。
ルーファ「そうですか…ではそろそろ私は戻らないといけないので失礼しますね。あっ、ここにトーストとコーヒーを置いておきますからお食べ下さい」
「わざわざありがとうございます…」
ルーファ「いえいえ。ではごゆっくり。」

ルーファさんは急いで部屋を出ていった。
「・・・。」
これからどうしようか…
取り敢えず、なんで僕が路地裏で倒れていたのか…それを思い出さないとな…
「ん?」
ポケットの中に何か入っている。
「何だろう…」
ポケットに入ってたものを出してみる。
すると中から1枚の手紙とペンダントが出てきた。

「手紙…とペンダント? うーん…取り敢えず手紙を読んでみよう。」
綺麗に折りたたまれた手紙を広げてみると、綺麗な字でずっしりと文が書かれていた。しかし、一部字が滲んでいて読めない所がある。

「えっと…」

「ウィルへ。今貴方はどこにいるの?…って言ってもどうせ危険な所なんだろうけど…私は今、ナダラケス地方の「イスタンタール」って言う学園都市にいるよ。そこで、自警団協会のお仕事のお手伝いをしてるの。結構大変だけどなんとか頑張ってる!・・・。あのさ、私達もう2年も会えてないね…。だから今度さ、暇が出来たら私のいるイスタンタールに来てよ!ここの事なんでも教えるからさ!私、結構ここの事詳しくなってきたんだよ〜?楽しみにしてるからね!あっ、あと私が作った特製のペンダントも一緒に送るね〜!綺麗でしょ?大事に使ってよ?P.S 私達…お……い…で……ば……ょ…い……て…ね………!……ロ…より」

・・・。
最後の文は滲んでいてうまく読めない。

ウィル…
これは…僕の名前だろうか?
この手紙を書いた人も気になるな…
「うっ…!」
突然目の前に眩い光が広がった。
それと同時に意識が遠のいていく。
しばらくすると、不思議な映像が流れていた。

?「ねぇウィル〜はやく〜!」
「分かった〜」
?「ほら〜はやくはやく〜!」
「も〜ロフィったらせっかちなんだから〜」
ロフィ「あははは」
「ふふ」

短い映像が流れた後、僕は意識を取り戻した。

「今のは…」
突然起こったことに動揺を隠せずにいる。
・・・。

しばらくして、気持ちも落ち着いてきた。
そういえば…あの映像に写ってた女の人…ロフィって言ってたな…
もしかしたら僕に手紙を書いた人なのかな…
「きっとそうに違いない!」
そう言い僕は荷支度をする。

「確か、あの手紙の人はナダラケス地方の「イスタンタール」にいるんだよね。取り敢えず、1階へ行ってルーファさんに聞いてみよう。」

そう言って僕はポケットからペンダントを取り、首に掛けて寝室を出た。

To be continued…

次回「混沌の世界」





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コメント

  • 無知年

    誤字脱字や何言ってるのか分かんない部分もあるかと思いますが生暖かい目で見て貰えると嬉しいです((。´・ω・)。´_ _))ペコリ

    0
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