屋根裏見たら異世界降臨

ノベルバユーザー198902

3話噂と結びつくのはハルキ

そして、人格が変わる。その事にハルキは気づかない。


「ハル、おっはよ〜?」


「おはよう。」


「今日は傷開いてないね!よかったぁ、昨日開いちゃったって聞いてたからさ」


「ああ、なぜか開いてた。」


「ねぇ、ハル。」


「ん?」


「この街にある情報が入ったんだ。僕達が通った山あったじゃん?」


「うん、それがどうした?」


「あの山の一部が大変な事になっちゃてたらしくて、木とかが切ってあったみたい。」


「それが?」


なにかが思い出せそうだが思い出せない。山に行ったはずでもないのに、ざわめく記憶。ざわめく心。


そして、唾をのみ飲む。


「それってやったのハルでしょ?最近噂であるんだ。」


「ど、どんなの?」


「翼を持った人間。悪魔って噂もあるけど、ここはまだそこまでのモンスターが出るような場所じゃない。まだまだ結界からみたらこっちなんか田舎のようなもんなはず。」


「翼?悪魔?結界?」


また頭痛。ずきんずきんと痛む。


「翼…。悪魔…。」


翼を持ち、悪魔のような感じと言ったら…


「…堕天使?それが俺だと?」


権力持ちとなったが、俺はまだ使いこなせてない。


だからこそなのをハルキは気づかない。


だからハルキは気づけない

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