屋根裏見たら異世界降臨

ノベルバユーザー198902

35話 ヴァーギル

残り1分で、あろう


ヴァーギルがまずは仕掛ける。が見えない何かに剣を止められる。異変に気づくが、ハルキの剣を交わしつつ、剣が通った道を重なるように…!?


「なんだこの壁は。」


「壁か壁じゃないかの判断すれば分かるだろ。」


先程あった何かは消えてる。ハルキの周りに出来てるのか。もしくは時間的に消えるのか。


このあとは圧倒的な攻撃数。攻撃してるのかは分からないが何かに阻まれ攻撃が止められる。


1分間の戦いは…


目にも見えない戦い。その死闘の結果、背中を地につけたのはヴァーギル。


流れる時間の中、相手から聞こえるのは呼吸の音だけ。


そして前置きもなく語り始めた。


あるところに少年がいました。その少年が住んでたのは貧民街。毎日見るのは窃盗、殺人。少年は、幾度となく闇を見ました。そして、光が憎い。いつの日からかそう思っていました。
そして15歳。この貧民街では働きに行かされます。まだ他のところよりはましです。そして外に行き、光を見ました。が、思ってたのとは違う世界。広くて明るく、眩しく感じました。そして貧民街には戻らず、ならべく光の元で暮らすようになりました。光で暮らすうちに貧民街を、闇を救いたいと思うようになりました。が、それとともに闇の力に気づきました。どうやら生まれたときから持っていたそうです。そして闇を救おうとしていくのですが、もう光の人間。闇には嫌われ、貧民街の人達により、パーティーメンバーすら失いました。どうして?なんで?そう思い、それが重なり、深〜い深〜い闇に沈んで行きましたとさ。


「これはある少年の物語、だ。」


少年というが、きっとヴァーギルの事だろう。


「でも、境遇が違う。おれは俺だ。」


「なら、全てを託す。アーサーの事も世界の事も。」


「どういう…」


「俺を殺してくれ、そうすれば力は自動的にお前に移る。」


剣をヴァーギルに向ける。


「力は強いものから更に強いものへ渡っていく。」


ヴァーギルに剣を振り下ろしていく。


「あとはお前を、信じる。」


剣がヴァーギルへと刺さっていく。


その瞬間何かが騒ぐ。魂から聞える声。悲鳴、苦痛。更に異物感に襲われ吐き気が来る。今までに味わったことのないなにか。痛みよりも痛いなにか。だけもそれは一瞬だけであった。


「はぁはぁはぁ」


足が動かない。そして少しずつ頭に浮かんでくるものがある。


「魔法?闇の魔法か」


今使えるものと言っても少ないが、


「闇よ、道を記せ【ゲート】」


やっと動く足を使い、ゲートに入りナツの元へ行く。が少し離れた場所から様子を…


「神より与えられし権限よ、今こそ…」


「やばいっ!」


胸が騒ぐ。その瞬間体は動いていた。

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