屋根裏見たら異世界降臨

ノベルバユーザー198902

13話 途中の街

 ――アイス街――
氷の街。濃厚アイスクリームが有名。


「へくちょん」


ナツがくしゃみをする


「なんでこんなに寒いの?」


「これから砂漠行くのにね~」


と言うメネル。腹出しスタイルの服から、もこもこの服を着たスタイルに変わっている。


「確かここってアイスクリームが有名なんだよね?」


と急に話題を変えるハルキ。


「確かそうだよ!あそこの店見てみる?」


「あっ、それ僕も食べたい~!」


「いいよいいよ!俺のおごりだな。」


そう話してると店に着く。


「おっ!あるじゃん!」


「あっ、本当だ~!」


「すみません、アイスクリームください!」


「何個だい?」


「三個でお願いします!」


「あいよ!」


「それにしても寒いなぁ」


と話題を変えたくせに、話を戻す。急に発生するコミ症


「うっうん?寒いって言ったら寒いけど」


「坊っちゃん達これ」


「あっ、ありがとうございます!」


そう言いながらアイスを各1人1つずつ受け取り、宿を探して歩き出す。


「それにしてもこれ美味いな~」


「本当それ!」


と舐めながら言うメネル。舐め方がエロ…ごほんごほん。


「なにこれ?アイスシェイク?」


ちょうど食べ終わった頃にナツがまた、別のを見つける。


「まじか2人とも飲む?」


「ぇ?良いの?」


「いいよいいよ!」


「ごちそうさまです~」


「アイスシェイク3つですか?」


「あっはいお願いします!」


そう言いお金を払う。
少しするとアイスシェイクが出てきてそれを受け取り二人に一つずつ渡す。


「わー!おいしそう!ねっなっちゃん?」


「うん!これはおいしそう~」


と盛り上がる女子二人。そこを


「そろそろ宿探すぞ~」 


「はーい」と二人で声を揃え返事する。


「えっ?」


と聞こえて振り向く。その瞬間ナツが誰かとぶつかるのが見えた。がぶつかった相手はすんなりと去ってしまう。


「キャ」


ベチャ


「あーえっと」


アイスシェイクの中身がナツにかかってしまった。アイスなんでその飲み物は白いのだが。


「これ結構どろっとしてるぅ」


「…」


「なっちゃん大丈夫~?」


「うっうん。大丈夫だけど」


「とっとりあえずあそこ宿っぽいから借りて風呂入ってきちゃた方がいいよ」


「分かった、ごめん!」


「大丈夫だよ♪」


・・・・・・・・・・・・


「ふぅ綺麗なお風呂だったよ!」


「本当に?夜が楽しみだな~」


「あれ?ハルは?」


「猿?猿ならさっきあそこで飼ってたよ」


「違う違うミネラ・ハルキの事」


「ああ!確か街見てくるって言ってたよ~」


「ええっ?マジかー」


現在のハルキの方は


「あっすみません!またアイスクリームくれませんか?はっ、はっ、ハックション」


うぅと鼻をすする。


とのんきなものであった

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