屋根裏見たら異世界降臨

ノベルバユーザー198902

8話 神の権力者

目を開けると異世界に戻っていた


「さてまずは」


何に変身するかだな。


「メネル!ナツの様子は?」


「気絶してるだけだから大丈夫。それよりどうする?」


「考える時間をくれ!」


まずは何に返信してあそこに行くかだな。


「鳥。いや鷹か?だめだ、飛んでる最中に撃ち落とされるか。」


「鳥?えっえっ?」


「うーん」


1ついい案が浮かんだがなんとか目くらましさえできれば。いや、あれで行くか。


「メネル!耳かせ!」


ゴニョゴニョ


「分かった!でもハルキ大丈夫?」


「大丈夫じゃないがやるしかない」


「分かった。頼んだよハルキ!」


そう聞こえると【分身魔法】と唱えまずは二人になる。二人になると一人が突撃しネクロマンサーの目の前で抱きつく感覚で視界の邪魔をする。


「きゃ?」


初めてネクロマンサーが声を上げた。女性の声。声を上げると同時に分身が消されたがその前にもう1回分身をし、二人になるのと同時に


「うっ。痛ったいが考えろ。念じろ念じろ!」


死んだ時の痛みが来る。だがあるものへ変化する。


「今度は本体が来るか」


ネクロマンサーがまた、声を出す。ネクロマンサーが本体と思っているのは分身。つまり今は分身が突撃してる。分身の、後ろからメネルの矢が発射されるが大きく外しネクロマンサーの後ろに刺さる。突撃した分身が消されると同時に変身を解除する。


「えっ?」とネクロマンサーが、声をあげる。矢に変身していたハルキが片手剣の一撃でネクロマンサーに、深く刺さる。痛みで急所は外したが、これでネクロマンサーはうごけないだろう。


「よしっ」


剣を抜くとネクロマンサーが地面に手を付く。


「終わりだ。」


そう決め台詞を言うと剣をもう一度さす…はずだったが剣と剣のぶつかる音だけが、鳴り響く。。


「危なかったなぁ!ネクロッ」


「助けなくていいと言ったのに」


「ここには予想通り無かったんだから次は1番確率が高い街に行くぞっ」


状況がやっと掴めてきた。金髪の背中に黒い羽を生やした剣士がネクロマンサーの援軍として助けに来ていた。


「俺は神の権力者!堕天使の権力を持っている者だ!」


ネクロマンサーの援軍に、駆けつけた金髪の剣士はそう叫んだ

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