屋根裏見たら異世界降臨

ノベルバユーザー198902

1話 異世界降臨

「ふぁ〜もう朝か」


まだ寝たい気持ちを我慢して起き上がる。いつもと違う雰囲気で思わずカーテンを開ける。


「ふぅいい天気だなー」


畑が見え、小鳥の鳴き声や薪を割る音、川の流れの音が微かに聞こえてくる。


清々しい朝だ。だ?


「ぅん?」


思わず二度見する。見慣れない景色。畑が見えるが俺の住んでたところは都会のはず。今思えば部屋もカーテンも見慣れない。


「って」


意識せずに大きく息を吸う。


「ココドコダァァァァァ」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ひとまず状況を整理する


「とりあえずここはどこだ?どこなんだ?」


ふと考える。なぜこんなところにいるのか
思い当たる節はない…


「ってあったわ!」


とりあえず持ち物は、服は変わっている。異世界か?異世界なら異世界らしい服だ。荷物は寝ていたせいか服が変わってるせいか何もない。スマホでもあればな。原因は、絶対屋根裏が原因だと確信する。とりあえず戻って確認したいが…


いや、だって今まで変な事なかったし、なにより・・・


ガチャ


ドアが開く音がする。 


「えっと大丈夫ですか?」


そこには茶色の長い髪にかわいい顔をした女性が立っていた。

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