屋根裏見たら異世界降臨

ノベルバユーザー198902

3話 スライムって…いいのか?

「ちょお母さんでもあれもあるし」


困った様子で話し出すメネル。


「だから二人で行ってきちゃてよ!クリアしたらしたで結界も解除されるし。それにずっと行きたい行きたい言ってたじゃん?」


「まぁ、そうだけど」


「あの〜話の内容が掴めないんですが」


「あら、ごめんなさいね、あとはメネルから聞いてもらえるかしら?」


そう言ってお母さんは二人を残し部屋を退出


「えっとこの村にはダンジョンがあってそのダンジョンは特別でクリアされない限り結界が解けないの」


いきなり難関にぶちあたるハルキ氏


「そのダンジョンは未だにクリアされてなくて、それにわざわざ結界の中に入ろうとしないから」


「なるほど。それをクリアしない限り冒険には行けないと」


「多分武器や防具はこの街の人がくれると思うからその面の心配はいらないかな?。元冒険者の方が多いから」


「ならよかったのかな?。武器とか使いこなせるかな?」


と異世界に来て、余裕のハルキだった


・・・・・・翌日・・・・・・


「ふぅここがダンジョンか」


「私もダンジョン入り口に来るのは初めてだから緊張するな〜」


「とりあえず少し進んでみる?」


「そうだね、ってかメネルの武器って弓なんだ」


「うっうん、ちっちゃい頃から使ってるからこれの方が使いやすいかな?魔法も使えるんだけどね」


ちなみにハルキは片手剣。昨日のうちに元冒険者のおじいちゃん
に基礎は聞いたから大丈夫だろう。


「それよりも…」


昨晩は1晩泊まらせていただいたが。メネルと、同じ部屋だから隣に近い年齢の女子が寝てると思うと…


「いかんいかん。それよりも初モンスター」


「ガーゴイルとスライムとゴブリンだね。ガーゴイルは任せて弓で倒す」


いきなり三体のモンスターが、相手になる。初陣としてはいい相手だ。


「なら俺はゴブリンだね」スライムは無視で大丈夫かな?と思う


ゴブリンが突っ込んでくる。それを交わし一撃を入れる。ゴブリンが結晶のように砕けちるとともに真上でガーゴイルが砕けちった。


「ふっと〜案外いけるもんだなぁ」


昨日教えていただいている間もそうだが、基礎能力が上がっている。異世界に来たときからだろう。


「きゃあ」


「えっ大丈夫!?って。」


「スライムが、きゃあ、だめぇ、助けてぇ」


「えっ助けてって言われてもなんかこうゴニョゴニョ」


「みっ水でスライム溶かしてぇ、かけていいからっ」


水で溶けるかは分からないが薄くはなりそうだ。


「えっえっと、あー!どうにでもなれ」


思いっきり飲み水から近くにあった水までいろんな水がメネルにかかる。


「ふぅ助かった。その、ありがとう」


「あっえっとどういたしまして。」


水で濡れてていろいろと見えそうと言う発言を飲み込む。まぁ目の保護になるし…


「ふぅ危なかった。あともうちょっとで魔法が解けるところだった」


ぼそっと、言ったその発言をハルキは聞き逃さなかった。



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