異世界に勇者召喚されたけどチートな一般人|(嘘)だった

百合さん

act21 これから

「でも俺、魔王の称号持ってないぞ。」
「うむ、では魔神の称号はどうじゃ?」
「それはある。」


「やはりか、お主の場合、魔王の称号が魔神の称号に進化したのじゃ。おそらく、お主が神族なのが原因じゃろうな。」


「そうか、なら安心だな。」


「何故だ?」


「聖剣術は、魔王を倒すためのスキル。クリスはもう魔王じゃないし、俺は魔神だから、魔王じゃない。よって、勇者に倒されることはない。」


「なるほど。」


「コウさん、それじゃ人間族の勇者達は、元の世界に帰れないってことですか?」


「そうだね、帰れないかな。でも、帰れる。」


「どうしてじゃ?」


「俺のスキルだよ。なら、今のステータスを見せるよ。〘ステータスオープン〙」



個:コウキ ナキリ ❲神❳ ❲男❳ ❲16歳❳
レベル:ーーーー
HP:ーーーー
MP:ーーーー
神力:∞
力:ーーーー
守:ーーーー
速:ーーーー
魔攻:ーーーー
魔防:ーーーー
運:ーーーー
ゴットスキル
・神々之叡智ソフィア
・世界渡り《クロスオーバー》
・神器創造
ユニークスキル
・成長速度up ・自動成長    
 ・眷属化   ・眷属管理   ‎
 ‎・神威    ・魔眼:全
・魔導共鳴


スキル 
・無限収納  ・転移  
・神剣術   ・神闘術 
・即死無効  ・相手無効効果破棄


魔法
・創製魔法  ・全属性魔法
・即死魔法  ・回復魔法
・生活魔法極 ・古代魔族魔法
・龍神魔法  ・龍族魔法
称号
・巻き込まれた元一般人 
・神に進化した人類 
・剣神 ・闘神 ・魔神
・龍王を倒した者
・神の鍛冶職人 ・魔王討伐者




「「「???」」」
「コウキ、さっき見せてもらったステータスと違うんだが。」


「カイデンいたのか!」


「酷いっ!」


「なんかクリス通したら、ステータスが変わったと言うか、神として進化した。」


「この“神力”ってなに?」
「人で言うMPみたいなもん。進化したから基礎ステータスのHP,MP,力、守、速、魔功、魔防、運 そしてレベルの概念が無くなったんだよ。だから魔法は使いたい放題。神力も∞だから使いたい放題ってわけさ。」


「それはわかった。それより帰れないけど帰れるスキルとはなんじゃ?」


「“世界渡り” このスキルは世界線や異世界、別空間に移動できるんだよ。」


「そんなスキルがあるのか!?」


「仮にもゴットスキルだよ。神にしか使えない。」


「ならコウキは、勇者たちを元の世界に帰してやるのか?」


「いや、めんどい、それにただの知り合い程度の関係だからな、そこまでしてやる義理はないからな。」


「そうか。」


「それより、お主の方こそこれからどうするのじゃ?」


「エルフの国に行く。」
「何しに行くのじゃ?」


「世界樹の枝が欲しくてな。」


「簡単に手に入るとは思わんが、どうやって手に入れるのじゃ?」


「普通に斬り落とす。」


「殺されるぞっ!」


「大丈夫。ちゃんと、再生させるから。」


「何に使うんだ?」


「こいつの鞘。神器創造を使えばいいけど。最初の神器ぐらいは、自分で造りたいから。だからかな。」


「いつ行くんだ?」


「1週間後くらいかな?まだ、旅の準備をしてないからな。」


「そうですね。帰ったら買い出しに行きましょう!」


「クリスも行くか?」


「行く!」


「良し!じゃあ、俺たちの家に帰るか。」
「うむ。」
「はい。」
「カイエンあとは頼んだ。」
「えっ!?」
「転移」





「異世界に勇者召喚されたけどチートな一般人|(嘘)だった」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く