階段から転げ落ちただけなんですが・・・。
なんと九華家の最上位の跡取りで・・・?
「・・・・・っ!」
「・・・・ま!」
「・・ちゃん!」
「・・まり様!」
・・・ん・・・。ここ、は・・・?
「ひまり!!」
宙羅・・・?
「向日葵様!・・気がつきましたか?」
・・・ああ。転げ落ちたんだった。気を失っただけか・・・。
「・・っ。向日葵様!申し訳ありませんでした!!私のせいで、向日葵様が、お怪我をっ・・!」
「翠。大丈夫だから。・・・ね、泣かないで。」
翠が、私を見る。
・・・ん〜?
「・・・向日葵様。病院に行きましょう。流石に階段からは危険です。どこかにヒビが入っているかもしれません。」
・・・。
「本当に大丈夫だから。ねぇ吟?起こしてくれますか?お願いです。」
「・・・向日葵様。お願いでしたら聞く事は出来ません。病院に行きましょう。」
・・・命令、嫌いだからなぁ。あんまりしたくないんだよねー・・・。愛深と宙羅以外、みんな敬語で話してるからなぁ。うーん・・・。しゃーないかな。
「・・・分かりました。」
「・・・では・・・。」
「んーん。」
首を振る。
「私を起こして下さいな。お願いじゃなく、命令で。」
すると、
「ひまちゃんを起こして上げなさい!命令よ!」
「・・愛深?」
愛深が、吟を睨んで言った。吟は渋々と、私に手を貸す。
「・・・クスクス・・・。」
私は、思わず笑ってしまった。
だって、あの吟がだよ?さっきまで、有無を言わさず病院に連れて行こうとした吟が・・・!愛深が命令しただけで・・・。
「・・・何ですか!?」
「・・・クス。・・なんでも?」
珍しく吟が照れてる・・・!おもしろ〜い!
「さて、と。ありがとうございますね、吟。愛深もありがとう。私の代わりに。」
立ち上がって、身だしなみを整える。
さて、さっきの男の子に謝りに行かないと。
「あっ。ひまちゃん、待って。」
ひまちゃんが、さっきの男の子の所に行こうとしてるー!ダメだよ〜!だって、確か
・・・
「・・・確か、條森家の跡取り・・・。」
「愛深様。よく知っていらしゃる。」
「・・・吟。あのね、條森前様は、テレビにも何回もで出てるし、イケメンクールな王子様で人気なんだよ!ただ、女が嫌いなのがたまにきず・・・だったっけ?・・なの!とにかく!頭が良くて、イケメンで、兄條森蒼の代わりに頑張ってるのー!」
そう・・・とってもカッコいいのだよ!
「あと、メガネの人が、桜井相馬様。イケメンだけど、としうえかのじょとつきあってる、んだって。どーゆー意味かわかんないけどね。そんで、最後が、如月了様。元気っ子で、人気だけどかのじょがいないから、ねらってるひとがいるらしい!これも意味わかんないけどね〜あはは!」
雑誌にのってたから、お父様とお母様に読んでもらったのよ〜!
「ふーん。よく分かんないけど、態度には、気をつけなきゃね。」
え・・・・。ちょ・・ちょ、ちょ・・・
「結局行くの!?ひまちゃん!」
「当たり前でしょ、愛海。怪我させたかもしれないし、そうじゃなくても、迷惑かけたし・・・。」
それは・・・
「そうだけど・・・」
って・・・ええっ!?
「もう行ってる〜!!待って待って!ひまちゃん〜!」
愛海ってば、どうしてあんなに止めるのかな・・・?まぁいいや。
「・・・ひまちゃっ・・・っと・・・」
愛海が走って来たが、男の子達の前に来たとたん、止まって身だしなみなどを整え始めた。
・・・?
「・・・見苦しい姿を見せて申し訳ありません。」
と言い、私をつつき、宙羅と一歩下がる。
「・・・先程はご迷惑をおかけして申し訳ありません。曇 向日葵と申します。・・・お怪我などはございませんか?」
すると、亜麻色の髪のメガネの男の子が出てきて言った。
「こっちこそ不注意だったから。それに君が落ちてきた時、僕らが居ないと大変だったでしょ?君こそ怪我は無い?」
優しい人だなぁ〜。それにしても、
「・・・怒ってますよね・・・?」
黒い髪の男の子を見て言う。
「・・・まあ。こいつは放っておけばいいよ。いつも機嫌悪いからさ。」
「そーそー。女に興味がないっていつも言ってんの。相馬は彼女居るからさ、しょうがないとしても、前はカッコいいくせして振ってばっか。カッコいい奴二人いてさ?周り告らればっか。なのに俺にはなんもだよー?俺の青春返せっ・・・いってーな!なんだよ相馬!」
明るい髪の男の子が話してる途中で、亜麻色の髪の男の子が頭を叩いた。
「会って間もない女の子に何を話してんだ。アホか。」
そう言って私の方を向く。
「自己紹介がまだだったね。俺の名前は桜井相馬。中一だよ。で、さっきのうるさいのが如月了。俺らは同学年だから。で、知ってると思うけど、こいつが條森前」
えっ・・・。
「・・・と、年下・・・?」
「・・・・ま!」
「・・ちゃん!」
「・・まり様!」
・・・ん・・・。ここ、は・・・?
「ひまり!!」
宙羅・・・?
「向日葵様!・・気がつきましたか?」
・・・ああ。転げ落ちたんだった。気を失っただけか・・・。
「・・っ。向日葵様!申し訳ありませんでした!!私のせいで、向日葵様が、お怪我をっ・・!」
「翠。大丈夫だから。・・・ね、泣かないで。」
翠が、私を見る。
・・・ん〜?
「・・・向日葵様。病院に行きましょう。流石に階段からは危険です。どこかにヒビが入っているかもしれません。」
・・・。
「本当に大丈夫だから。ねぇ吟?起こしてくれますか?お願いです。」
「・・・向日葵様。お願いでしたら聞く事は出来ません。病院に行きましょう。」
・・・命令、嫌いだからなぁ。あんまりしたくないんだよねー・・・。愛深と宙羅以外、みんな敬語で話してるからなぁ。うーん・・・。しゃーないかな。
「・・・分かりました。」
「・・・では・・・。」
「んーん。」
首を振る。
「私を起こして下さいな。お願いじゃなく、命令で。」
すると、
「ひまちゃんを起こして上げなさい!命令よ!」
「・・愛深?」
愛深が、吟を睨んで言った。吟は渋々と、私に手を貸す。
「・・・クスクス・・・。」
私は、思わず笑ってしまった。
だって、あの吟がだよ?さっきまで、有無を言わさず病院に連れて行こうとした吟が・・・!愛深が命令しただけで・・・。
「・・・何ですか!?」
「・・・クス。・・なんでも?」
珍しく吟が照れてる・・・!おもしろ〜い!
「さて、と。ありがとうございますね、吟。愛深もありがとう。私の代わりに。」
立ち上がって、身だしなみを整える。
さて、さっきの男の子に謝りに行かないと。
「あっ。ひまちゃん、待って。」
ひまちゃんが、さっきの男の子の所に行こうとしてるー!ダメだよ〜!だって、確か
・・・
「・・・確か、條森家の跡取り・・・。」
「愛深様。よく知っていらしゃる。」
「・・・吟。あのね、條森前様は、テレビにも何回もで出てるし、イケメンクールな王子様で人気なんだよ!ただ、女が嫌いなのがたまにきず・・・だったっけ?・・なの!とにかく!頭が良くて、イケメンで、兄條森蒼の代わりに頑張ってるのー!」
そう・・・とってもカッコいいのだよ!
「あと、メガネの人が、桜井相馬様。イケメンだけど、としうえかのじょとつきあってる、んだって。どーゆー意味かわかんないけどね。そんで、最後が、如月了様。元気っ子で、人気だけどかのじょがいないから、ねらってるひとがいるらしい!これも意味わかんないけどね〜あはは!」
雑誌にのってたから、お父様とお母様に読んでもらったのよ〜!
「ふーん。よく分かんないけど、態度には、気をつけなきゃね。」
え・・・・。ちょ・・ちょ、ちょ・・・
「結局行くの!?ひまちゃん!」
「当たり前でしょ、愛海。怪我させたかもしれないし、そうじゃなくても、迷惑かけたし・・・。」
それは・・・
「そうだけど・・・」
って・・・ええっ!?
「もう行ってる〜!!待って待って!ひまちゃん〜!」
愛海ってば、どうしてあんなに止めるのかな・・・?まぁいいや。
「・・・ひまちゃっ・・・っと・・・」
愛海が走って来たが、男の子達の前に来たとたん、止まって身だしなみなどを整え始めた。
・・・?
「・・・見苦しい姿を見せて申し訳ありません。」
と言い、私をつつき、宙羅と一歩下がる。
「・・・先程はご迷惑をおかけして申し訳ありません。曇 向日葵と申します。・・・お怪我などはございませんか?」
すると、亜麻色の髪のメガネの男の子が出てきて言った。
「こっちこそ不注意だったから。それに君が落ちてきた時、僕らが居ないと大変だったでしょ?君こそ怪我は無い?」
優しい人だなぁ〜。それにしても、
「・・・怒ってますよね・・・?」
黒い髪の男の子を見て言う。
「・・・まあ。こいつは放っておけばいいよ。いつも機嫌悪いからさ。」
「そーそー。女に興味がないっていつも言ってんの。相馬は彼女居るからさ、しょうがないとしても、前はカッコいいくせして振ってばっか。カッコいい奴二人いてさ?周り告らればっか。なのに俺にはなんもだよー?俺の青春返せっ・・・いってーな!なんだよ相馬!」
明るい髪の男の子が話してる途中で、亜麻色の髪の男の子が頭を叩いた。
「会って間もない女の子に何を話してんだ。アホか。」
そう言って私の方を向く。
「自己紹介がまだだったね。俺の名前は桜井相馬。中一だよ。で、さっきのうるさいのが如月了。俺らは同学年だから。で、知ってると思うけど、こいつが條森前」
えっ・・・。
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