異世界に転生した僕は今宵も腕を磨く

美鈴

自称神のルミアさん

時連「ん…ここは、どこ?」
ルミア「ここは、天と地の狭間だ…ジャナカッタである」
時連「ん?」
この人言い直したよね?
ルミア「聞こえなかったか?」
時連「…あ、ああ。聞こえました、聞こえましたとも」

僕は周りを見渡した、そこには左をむくと黒い世界右をむくと白い世界になっていた
ルミア「どういうことか分かるかな?」
時連「僕の願いがかなったのか?」

ふふんと誇らしげに無い胸を張る神?さま
ルミア「そう。次の世界だったかな?叶えてあげるよその願い」

!!!
時連「本当ですか?」
ルミア「あぁ本当だとも」

時連「すみません、今更ですが、名前を伺っても?」

ルミア「ああ、すまんすまん…すっかり忘れていた私は神の下の方の階級のルミアだよろしくたのむ」
時連「あ、はいよろしくお願いします。」

ははーん、これが転生ってやつか?
本当にあったんだな…

時連「で、どこの世界に送ってくれるのでしょうか?」
ルミア「それはだな、ライネル帝国という所だ、治安はそれほど悪くない。だが、奴隷などはいるな。主に獣人他にもエルフなどだ。」
時連「ほうほう、そこには奴隷制度というものがあるとな。」 
ルミア「そうさ、なんか他に聞きたいこととかあるか?あ、忘れておったが【スキル】というものを渡しておこう」
時連「スキル?それは一体どういうもので?」

スキル?やはりなにか力を貰えるのだろうか
ルミア「ああ、お前さんには【無限の可能性】というスキルをやる」
時連「無限の可能性?」
ルミア「そうだ、自分を鍛えれば鍛えるほど強くなる」
時連「そんなスキルなんですか?!」
ルミア「うむ、活用してくれたまえ。それと能力値を、初期は一般人よりだいぶ上の部類の値にしてやる。」
時連「そんなにも、ありがとうございます。頑張って努力して、もっと強くなります!」
ルミア「ああ、頑張れよ。それと、最後にステータスオープンと心の中で呟いてみよ」

ん?ステータスオープン
うおっ なんだ、目の前に画面が
手を伸ばして掴んでみるが虚空を掴むだけであった
おお、透けるのか 
えと、能力値は、と


大野 時連 

17才 
種族 ヒューマン

level1

称号 ルーキー  転生者 無限の可能性を持つ者

体力 2700/2700
魔力3420/3420
攻撃 3570
防御 3120
素早さ 1560

スキル
【無限の可能性】【剣の扱いlevel2】
「火属性level2」「水属性level1」
「風属性level2」「光属性level3」
「闇属性level5」


(ΦωΦ)ホホォ…なんで闇属性がlevel高ぇんだろ、日本の頃の陰キャ属性か?
だろうなぁ… 

ルミア「魔法の技名などは勝手にわかってくるぞ…名残惜しいがそろそろお別れだ。まぁ、そのなんだ?た、楽しくやれよ!///」
時連「はい!ありがとうございます!!新しい世界で腕を磨きます!さよなら!」

………………

ルミア「行ってしまったか、まぁ見ていてやるから頑張れよ…」

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く