転生したら最強の薬膳魔導師になった

紅桜

初心の護衛とルナ・ルーシュの出会い

銀貨五十枚を収納箱に入れ、その内の銀貨二枚をインターネットにチャージしたら、
残高 二千円と書かれていた。
塩と胡椒を買って収納箱にしまい、あとは前世で大好きだったコーラと炭酸水を五本買って同じく収納箱に入れた。序でにコーラと炭酸水にて鑑定してみた結果、こう書かれていた。
・コーラ  異世界の飲み物[ 毒や痺れを治癒する。/攻撃力・防御力380上昇]
・炭酸水  異世界の飲み物[ 出血状態を治す。/自動回復・回避付き10分持ち]
その昼、冒険商人ギルドまたの名を「冒商ギルド」に行って双子のお姉さんの方に行きクエストボードに案内された。Gランクで受けれるお仕事は沢山あったが、目を付けたのは「日帰りで行く冒険者Aランクのサポート/支援係募集」という仕事だった。報酬「銀貨10枚と銅貨10枚/魔導書≪極≫」と書かれてあったので其れをマスターに出そうとしたらマスターが大丈夫なのと言う顔をしていた。
「大丈夫ですよ。支援系の魔法は全て覚えましたし、それに料理の熟練度も大丈夫なのでAランクの冒険者に挨拶したいのですが宜しいでしょうか?」
ちゃんとした子だなと思い私はこの子言った事を思い出した。
“大丈夫ですよ。支援系の魔法は全て覚えましたし、それに料理の熟練度も大丈夫”?
えっ待って支援系の魔法はもう完璧に習得したと言う事、それは全ての属性があの子にあると言う事。面白いわ!いいわ、言ってきてあげましょう。
その昼食を終えた時だった、Aランクと思われる冒険者が僕の目の前にいた。
「ねぇ、マスターに聞いたけど君が私達の日帰り討伐隊に加えて欲しいサポート係の子かな?早く行かないと帰りが遅くなってしまうから準備が出来たら行きましょう。私達は門番の前で待っているからね。」と言い、門番の方へと足を運んだ。それを聞いた僕は5分で支度をし門番の所へ行った。彼女達が待っていたので自己紹介をしている際に彼女達や荷馬車の運手を鑑定した。驚き事が解ってしまった。

・・・「A」冒険者一覧「女性」

レベル21 レイア
得意魔法 炎属性/雷属性
従魔   炎狼 【ベイルフィルス】
レベル20 カミル
得意魔法 無属性/水属性
従魔   水犬 【ウォータードッグ】
レベル15 アル
得意魔法 全属性
得意剣術 【奥義・フィーレイス】
従魔   風剣聖霊【シャープ】

・・・「A」冒険者一覧「男性」
レベル30 ローグ
得意魔法 風属性
得意合技 【ゼフィルライジング】
従魔   風剣聖霊 【イニール】
     雷剣大聖霊【アトス】
レベル30 シトス
得意魔法 火炎属性
得意合技 【バーニングシャルース】
従魔   剣妖精 【デュラス】
・・・運手「指名手配犯」
刺殺組合「バルガの翼」の幹部
レベル51 ガイル/バース
得意魔術 即死属性
得意剣術 無
得意合技 無
弱点   パラライズや腰【出血中】
地元   グロット村/グロット村の生き残り
憎む敵  グロット村を守る事を約束したがその約束を守る事が出来なかった冒険者となった者が憎い。


だったのでそしてバースの仲間がいないか支援系統の魔法を発動したら十~二十人ぐらいかな。レベルは10ぐらいだった。今の僕には敵う敵では無かったので戦わなかったけどあっちも仕掛けてこないと言う事は日帰りで疲れた時に仕掛けると先読みをした。
荷馬車の中でいろんな話をし始めた。
僕は自分のステータスがどれくらいあるのかを調べていた。

[レベル] 3 
[名 前] ハル・ルーシュ
[体力] 10000/10000
[魔力] 20000/20000
[防御力]    3000
[攻撃力]    4000
[魔攻撃力]   5000
[魔防御力]   5000
[魔法発動力] +10000
[称号/身分証] 転生者・冒商ギルドGランク・商人貴族家
[可能魔法属性] 炎 水 光 闇 雷 無 風 地 神 結界
[可能合技魔法] 炎 水 煌 闇 雷 無 風 地 神 結界
[所持金銀銅貨] 金100枚 銀100枚 銅100枚
[所持スキル]・[ イベントリー(収納箱) ] 
      ・[ 薬膳箱/薬膳器具]
      ・[亜空間室/異空間ドア]
      ・ [魔法書/魔法作成書/魔法開発/魔法付与]
      ・[魔導料理器具(必要な時に押すと器具が出る)] 
      ・[インターネット]
      ・[ 構造鑑定/食物鑑定]
      ・[超回復薬作製/ソフトクリーム製造機]
      ・[台所建設/寝室/シャワー建設]
      ・[転移]
      ・[超記憶力]
      ・[陶芸][乾燥建設] 
[所持]    [収納箱内][薬品]
      ・ミストポーションスプレー×10
      ・コーラ×5
      ・炭酸水×5
       [収納箱内][食べ物]
      ・鶏肉[インターネット入手]×10
      ・豚肉[インターネット入手]×10
      ・コンソメスープブロック  ×1ボトル
      ・ソーセージ[腸詰め肉業務用]×3袋
      ・ベーコン [業務用] ×2袋
      ・ジャガイモ[インターネット入手]×1箱10個入り
      ・ニンジン [インターネット入手]×1箱10個入り
      ・カレールゥブロック      ×1箱ミニ10箱入り
      ・とんかつソース   ×1ボトル
      ・キャベツ      ×1箱10個入り
      ・水  [天然水]×1箱10ペットボトル入り
      ・米    [業務用箱入り袋]  ×50個
      ・サンドイッチ用の食パン    ×10個
      ・ドックパン[業務用] ×10袋
      ・紙パック [業務用飲み物用]  ×1箱
       紙パック [業務用 お皿用]  ×1箱
     

だった。話している最中で申し訳ないが、調査の魔法をかけておいた方が後々便利だと思った僕は調査の魔法の詠唱をした。しかも敵に見つからない為、小声で。しかし詠唱しようと思ったらそれを冒険者Aランクの方々に止められて、討伐目標地点までわずかな大樹の木陰で十分間休憩を取ることにした。休憩をしようと思って荷馬車を出た僕を止めたのは、ローグ先輩とシトス先輩のお二人だった。
「何を考えているんだ。何をするんだ?」
「そうだ。危ない魔法を詠唱しては駄目だ、それにお前は俺らの支援係で食事係なんだぞ!」
「だからこそです、調査魔法でどんな魔物がいるか調べてみたいのですが駄目ですか?」
何かと勉強熱心何だな、勉強することはいい事だ。駄目とは言わんが、本当にやろうとしたのは近くに敵がいたからじゃないのか?支援=サポート係として自分の任務を果たそうと思ってやろうとした事を俺達が勘違いして辞めさせた、そんなことに気が付けない俺らは情けない。
「済まないが、食事の準備をしてくれないか?」と言われたので食事の準備をした。
スキルに有った、魔導料理器具を思い出し一度ステータスを開いてステータスから押した。
今必要な料理器具は魔導コンロやフライパンや包丁を出してキャベツを千切りに次はフライパンで豚を油で揚げてバッドに移してとんかつにソースを浸してパンを半分に切ってパンの耳を落としてキャベツを置いて、ソースとんかつを置いてまたキャベツとパンで蓋をしてカツサンドの完成。
さらに魔導鍋を出して、水を入れコンソメを入れてジャガイモと人参を湯出て柔らかくなったかどうか箸で確認してソーセージやベーコンを鍋に入れたらポトフの完成。そしてフライパンを出してソーセージを焼いてドックパンに包丁で切り込みを入れ中にソーセージを入れたらケチャップとマスタードをかけて完成。このソーセージドックは冒険者の方々には出さなくて他の方々にあげると言う事で収納箱に入れた。食べる前に料理を鑑定してみた結果、ヤバかった。自分でもこんな物を作ってしまってもよいのだろうかと思ってしまった。
・ポトフ・・・異世界の野菜や肉が入った心を温める料理。
  [効能:怒りを抑える/体力+2000/経験値獲得20%UP]
・カツサンド・・・異世界の野菜や肉が入った新しい食感料理。
  [効能:防御力+3000/魔攻+3000/経験値獲得10%UP]
・水  ・・・異世界の水。
  [効能:体力/魔力、全回復。一定時間状態無効。]
でもそれで喜んで貰えるなら良いと思って皆さんに出した。
「昼食出来ました。どうぞ!」
と言ってポトフとカツサンドを出した。
「やったースープだ!肌寒いから嬉しい!」
「俺達間違っていたよ、悪かったな。でもやる前にちゃんと言う事いいな!」
「はい、ごめんなさい。カツサンドはまだあるからどうぞ!」
腹いっぱいになったし、ちょっと移動とするか?俺はパーティメンバーで話し合い移動をすることに決めた事を支援係のハルに伝えに行くことにしたが、いなかった。荷馬車の運転手も見ていないと言う事だったが、何かおかしいと思い俺は彼奴を探すことに決めた。
「サーチ ハル」
でも探せるは探せたが、一瞬で消えた。でも俺もステータスを見てもう一度探そうと思った瞬間、俺達のパーティメンバーの状態を見たら[結界状態レベル10]となっていた。
その頃、僕は早く兄さん達に追いつきたくて採取や討伐をしていた。それに魔法の練習相手に丁度いい魔物と戦っていた。魔物の名は「ウルフ」「ゴブリン」「ポロンバード」「シルバーウルフ」等と戦っていた。討伐した魔物は収納箱に入れて調査魔法をかけた。
「光を散らせ 全てを映し出せ シャイン」
そしてマップを描く魔法を詠唱。
「その紙に全てを記せたまえ プリクト」
[光の地図]が出来た、そしてそれをミニ版として売ると言うのを決めコピーした。
・光の地図・・・魔物/人/財宝が判別出来る。地図にタッチすることで職業・種族が見られる最も冒険者には必須なアイテム。※尚、魔力消耗が近づくと自動的に光が消える。しかも、浮気調査にも必須だし追跡にも便利。
僕は作成した光の地図を収納箱に収めたら結界状態のパーティーメンバー様方の所へ戻ろうとしたら殺気を感じて小声で見つからない様にサーチをした。
地図には示していた、盗賊を囲むように魔物の集団が今にも襲うと言う感じになっていたので助ける事にした。
「目をつぶって!」
「えっ誰よ、でも何かあるなら言う通りした方が身の為だわ!」
「大丈夫ですか?」
私は言われた通り目をつぶっていた。そして声が聞こえたから、目を開いたら私より小さな子がいた。その子は私を守るみたいに立っていた。私はその子に気付かれない様に[鑑定]を使った。だけど鑑定は拒否されましたと言うのがステータスメッセージが来てでも名前だけが解りました。その子はハル・ルーシュだった。
ハルは私達盗賊見習いを守り魔物を討伐した。
「あのさ、勝手に鑑定するなんてどういう事?「バルガの翼」の盗賊見習いさん?幹部の人達はその殺気を消してくれると助かるんだけど!」
「私からもお願いです。私達を一度救ってくれました。だからお願いです、今回は見逃すと言う事でお願いします。」
「君に感謝するよ、それと…ルナだっけ?」
「何で私の名を、まさか貴方も[鑑定]持ちで転生者?」
「そうだけど、この事は内緒でいいね?」
「うん、よろしく。」
「あっ、ちょっとこのルナ借りるね。」
ルナの手を次いで[転移]でラナンに会いに行った。でもラナンの姿は無く、代わりにラナンに似た瓜二つの女性がいた。
「お主は、誰だ?」
「もしかして、ラナンの妹さん?」
「ラナンとは誰の事?ここには転生の神しかいないわ、人間が来るべきでは無い所よ!」
「あれ、ハル?ハル君、会いたかったよ。」
「姉さん、この子知っているの?」
「私に名をくれた子よ!で、今日は何の用?それにその子はいつか前に転生してきた子ね、それでどうしたの?この子のステータスをあげて欲しいの?其れにはそれ相応の物がいるわよ。」
それ相応の物なんて持ってきて無いよ、私は無かった。私は引き取られた、でも今は温かい家族や師匠や沢山の仲間たちがいるにはいるけど私だけが馴染めず私だけが置いてかれてこんな盗賊なんて職業なんてやめたいよ。
「これは、どうかな?ポトフとカツサンドとドックパンもあるよ。ルナの分もあるから食べなよ。」
「ありがと、ルナのステータスを書き換えるのは君がやって!ハル。」
僕はルナのステータスを書き換えた。

[レベル] 10
[名前]  ルナ・ルーシュ
[体力]  10000/10000
[魔力]  50000/50000
[魔防]      5000
[魔法発動時]  +10000
[攻撃力]     5000
[防御力]     5000
[称号/身分証] 転生者/料理人/商人貴族(養女)
[可能魔法属性] 炎 水 雷 風 光 闇 神 結界
[可能合技魔法] 煌 閃 闇 氷
[所持金銀銅貨] 金貨300枚 銀貨300枚 銅貨100枚
[所持スキル一覧] 
      ・[ イベントリー(収納箱) ] 
      ・[ 薬膳箱/薬膳器具]
      ・[亜空間室/異空間ドア]
      ・ [魔法書/魔法作成書/魔法開発/魔法付与]
      ・[魔導料理器具(必要な時に押すと器具が出る)] 
      ・[インターネット]
      ・[ 構造鑑定/食物鑑定]
      ・[超回復薬作製/ソフトクリーム製造機]
      ・[台所建設/寝室/シャワー建設]
      ・[神転移]
      ・[異世界料理ブック]
      ・[魔力スマホ開発]
に書き換えた。
「ラナン、どうだった?美味しかった?」
「ハル、前世の物が食べられるなんて嬉しかったよ。ん?(養女)ってどういう事?」
「だって、盗賊を辞めたいのであれば僕と一緒に旅をして行商人をしてほしいとか思っててごめんなさい!勝手にやって!」
「そうだよね、勝手にやっては駄目だよね。でも私を引き取ってくれるだけでは無くて、一緒に?」
私は悩んだ、考えた結果それでいいと答えた。まずはお互いレベルを上げる事にした。でもそれよりも説明が先だよね。それもシナリオが大事だと思うので着くまでに考えようと私はハルと約束した。仲間が待っていると思うと後々怒られると思い、帰りの準備の支度をした。
戻って来た変わらないあの世界に、いや違う僕と私の新しい世界に戻って来た。戻ってきたところで説明しても怒られるので森で迷ったと言う事にした。
「お、遅かったじゃねーか何処に行っていたんだ?お前がいなくなったらこっちが責任を取る事になるのだぞ!そこんところ、肝に銘じておけ。」
「そうだぞ、このおっさんが言っている通りお前がいなくなったら飯にありつけるか解らないんだぞ!」
「おい、シトス!誰がオッサンだって、まだ俺はお前と同じ二十歳だ!」
「そうだよ、今のはシトス先輩が悪いです。たまにオッサンみたいな事を言うけどオッサンでは無いです。でもなんかローグ先輩はお父さんに似ているかな。」
おお、ハルはシトスと違っていい子だな。でも、お父さん系か、良いような悪いような納得がいかないような自分でもわからなくなって来たな。
「討伐対象は出て来なかったな。」
「ええ、出て来ないし此処で待っていても帰ろよ。」
「ルナ、戦闘態勢して遠距離魔術攻撃を詠唱するよ。」
「どうしたの、もしかして目標討伐対象?」
「そうだけど、その近くに別の生物の気配が感じる。これはウルフ?」
「ルナ、援護攻撃よろしく!」
「弱点は風と水魔法みたいだよ。私は水魔法を、ハルは風魔法をお願い!」
「了解。」
「風よ 暴風共に来たれ 全て切り裂く 力となれ フィカルト」
「水よ 衝撃を防ぐ 盾と衝撃を与える剣となれ 水斬」
なんか、彼奴ら魔力が大幅に俺達と違うような感じがします。感じがするって言う事が問題では無い、問題なのは俺達と大幅に違うのは魔力の多さじゃないのか?
確かにそうですわね、私達に何か隠しているのではと私達は思います。そいう事はギルドの石碑で分かるはずだが、マスターも石碑も解らなかったと言う事は[拒否]している可能性がある。
えっそれってルール違反じゃん、でもその気持ちは私は分かるよ。何故なら誰だって隠したいと思うわ。着くまでに話すこと目標にして援護しよう。
「俺達も加勢するよ、何をすればいい?」
「えっ何もしなくていいですよ。もう終わりました。」
「ええ、終わりましたなので貴方方が加勢する必要は無いです。解体しましたので素材と肉です。私達はいらないので失礼します。なのでもう目標討伐対象が討伐したので街に戻りましょう。急いで帰らないと魔物が多く出るかもしれません。」
「ああ、そうだな。じゃあ、帰ろうか!あれ、荷馬車どころか運転手がいない。」
「引き上げたみたいだね、じゃあ、ルナ一緒に帰ろう!」
「うん。」
歩きながら三時間掛かって街に着いた。その頃には門が閉まっていた、着いて損をした気持ちになったが僕とルナはある魔法を使った。その魔法は神様達に会う為に使った[転移]だ。転移を使えばどんな所や街にも行ける。
僕とルナは手を繋ぎ先輩方の後ろで僕は言った。
「転移:冒商ギルドの前」
「ローグ・シトス・レイア・カミル・アル、冒険者Aランクの方々お疲れ様でした、冒商ギルドへ着きました。」
「はぁ?だって俺達、門の前にいただろう?」
「では、真正面を見て看板に何が書いてあるのか読んでください。」
読んでってこれをか?えーと何々…冒商ギルド?
「じゃあ、お先に失礼します。マスター、只今帰りました、それとルナの加盟をお願いします。商人ギルドにも加盟をお願いします。」
「お帰り、Aランクは外だな。ルナはこっちへ」
「ルナ、商人試験は小学生レベルの問題だよ。」
「じゃあ、楽勝だね。早く終われるね。」
5分後楽勝みたいな顔で帰って来たルナは冒商Gランクのカードを貰って僕に見せた。
揃って更新した結果、一日でEランクに二人共昇進した。レベルを確認した結果、僕とルナはレベル20になっていた。そして家に帰ろうと扉を開けた時、兄が今から僕を探そうと家を出ようとしていた。
「兄さん、只今帰りました。お騒がせしてすみませんでした。」
「俺も会いたかったよ、所でこのお嬢さんは何処の子?」
「何だ騒がしいぞ…ハル?!ハル逢いたかったぜ。何処の子だお前の後ろにいる子は?」
僕は父と兄達に話した。それで納得してルーシュ家の養女となった。あいにく部屋は無く、ハルと一緒の地下部屋に行くことになった。地下フロアに案内されたら、当然の様にハルだけ知っていたけど後の父や兄様方達は何も知らなかったみたいで驚いた。地下には地下風呂やホテルみたいな個室部屋が何個もあった。風呂は全て薬膳風呂みたいだった。ハルに聞いてみたら、女風呂もあると言っていたので後で入ろうと思っていましたが、地下にはまだまだいろんなフロアがありました。この下の地下二階には薬草畑や温室果実畑等があった。この事を内緒にしてくれるのであれば何個も取って行っていいと言われたので早速取ろうと思ったけど、駄目だなと思ってその行動は辞めました。その横に行ったらその部屋はハルでその隣はルナと書かれていた部屋を見つけたので入った。ハルが御飯になったら呼ぶねと言ったので部屋で模様替えをしていました。
地下三階には魔導訓練場やその横にはミニ教会を作ったと言われ何で作ったと聞かれたのでハルは言った。
「何故なら、王都の教会に行くと銀貨2枚とられるから無料で拝みたいならこっちで作った方がいいと言って異世界の神様達がいる仏像彫刻や日本と言う私達の前世の神様の神社を作った。兄さん達はこの神社に目を魅かれてこの神社のやり方を教えたが一発で覚えていた。
地下三階には魔導訓練場や神社・教会の他にプールやジムがある事を教えた。
鍛えた方が効果が出る事も教えたら明日の朝からやると言い厨房に戻っていった。その様子を見て母は厨房に行き作る様子を見ていた。メイドさん達にレシピを教えながら作った。
今日の夕食は[爆弾ハンバークとサラダ]とデザートに[タルトタタン]を作って持って行った。勿論メイドさんや執事または料理人の分を考えて厨房にレシピと一緒にメッセージも書いて置いといた。

いつもお世話になっています。ハル・ルーシュです。今日は僕の初めて料理です。
不味かったら捨ててください。 
                               以上
「ハル様が私達の為になんて嬉しい事を不味いなんてあり得ませんわ!いざ、食す。」
食事をしようと思った時、ルナを呼んでない事に気が付き急いで呼んだ。
ルナは母に挨拶に行き、母も納得した。一緒に食事をしたがあまりにも美味しかったのか解らないけどお代わりが出て、作った。ついでにタルトタタンもね。歯磨きをして地下部屋のベットに入り寝た。
翌日朝、何故か朝早く起きてしまった。前世のリズム病[AM 5:00]にアラームがセットされたみたいにせっかくなのでジムに行こうかなと思って支度をして部屋から出たらルナとすれ違った。
「おはよう、ルナ~」
「あ、ハルおはよう。」
「早く起きたって事でジム行く?それとも魔導訓練室または薬膳研究室?」
「薬膳研究室?それって薬草をポーションにしたり、マジックアイテムにする所があるなら行きたい早速、白衣持って行こう!」
「そうだけど、冒険や商人の格好でやろう!採取足りない薬草や果実があればそこの部屋から直ぐに行けるし。」
部屋?ってこれですね。開けたら、えーと何で草原なの、草原があるって事は何処かに魔物がいるはず、あーいたわね。あれ待って、この辺は見たことあるわ。もしかして…と思いハルを見た。
「多分思っていると思うけど、門番が閉まっていたらここから入れる秘密の扉です。なんちって!」
「今、もしかしてごまかした?」
「何の話だね。ルナ?」
ごまかすのが上手だね、私はハルを怒ろうと思ったが辞めた。ハルは私に何か隠している気がするし、あの時も“鑑定が拒否されました。”と出てきたけど拒否のスキル何て有るのかな。
「ルナが生まれた日が解んないなら、今日誕生日にしよ。だって僕だけあって、ルナには無いなんて悲しいもん。」
「ハルはいい子だね。」
「僕はいい子ですか?ルナ姉様。」
何よ、ル…ルナ姉様?
「ところで、話が途切れるけどもう7時になるわよ。そろそろ支度して台所に行かない?朝食の準備をしたいし。メイドさん達や厨房の方の分を作りたいし、後はこっちでの料理熟練度を上げたいしね。」
料理熟練度は料理人にとって必須でとても重要なものだ。
僕はステータスを確認した。
[レベル] 3 
[名 前] ハル・ルーシュ
[体力] 10000/10000
[魔力] 20000/20000
[防御力]    3000
[攻撃力]    4000
[魔攻撃力]   5000
[魔防御力]   5000
[魔法発動力] +10000
[称号/身分証] 転生者・冒商ギルドGランク・商人貴族家
[可能魔法属性] 炎 水 光 闇 雷 無 風 地 神 結界
[可能合技魔法] 炎 水 煌 闇 雷 無 風 地 神 結界
          ↓
[レベル] 20
[名 前] ハル・ルーシュ
[体力] 10000/10000→200000/200000
[魔力] 20000/20000→300000/300000
[防御力]    3000→400000/400000
[攻撃力]    4000→500000/500000
[魔法攻撃力]  5000→500000/500000
[魔法防御力]  5000→500000/500000
[魔法発動力] +10000→+40000
[固有 魔法] ・炎帝雨剣 [炎よ、全てを燃え殺せ 雨の様に串刺しにしろ]
       ・銃錬成 [魔法銃を作成する。※属性のかけらと素材が必要]
       ・異空間玄関設置[フィールド場に設置可能]
[固有 研究] ・薬草鑑定[生えている薬草を鑑定する。/あらゆる知識を強奪する。]
       ・回復食鑑定[食べれるか食べれないか鑑定してくれる。」
[称号/身分証] 転生者・冒商ギルドEランク・商人貴族家/商人Aランク
[可能魔法属性] 炎 水 光 闇 雷 無 風 地 神 結界
[可能合技魔法] 炎 水 煌 闇 雷 無 風 地 神 結界
[料理 熟練度] 1→MAX
[解体 熟練度] 1→MAX
だった、何か凄い。ラナンが底上げしてくれたのだろうか?いや、それはあり得ないなあの食いしん坊ラナン様が…あり得ない事をしたら倒れるか寝るかだしな。そう言えばあのラナンの隣にいた綺麗な女性の方だったりして、また料理を持って遊びに行こうと!
「ルナ、ステータス確認してみろよ。凄い変化しているよ!」
「えーとそれって、チートな的な?」
私はハルに言われた様にステータスを確認してみた。そしたら、凄かった。
[レベル] 10
[名前]  ルナ・ルーシュ
[体力]  10000/10000
[魔力]  50000/50000
[魔防]      5000
[魔法発動時]  +10000
[攻撃力]     5000
[防御力]     5000
[称号/身分証] 転生者/料理人/商人貴族(養女)
[可能魔法属性] 炎 水 雷 風 光 闇 神 結界
[可能合技魔法] 煌 閃 闇 氷
         ↓
[レベル] 25
[名 前] ルナ・ルーシュ
[体力]  10000/10000→200000/200000
[魔力]  50000/50000→500000/500000
[魔法防御力]   5000→500000/500000
[魔法発動時]  +10000→+40000
[攻撃力]     5000→500000/500000
[防御力]     5000→500000/500000
[固有 魔法] ・雷帝雨剣[雷よ 全ての領域に舞踊れ 舞殺せ]
       ・銃錬成 [魔法銃を作成する。※属性のかけらと素材が必要です。]
       ・異空間玄関設置[フィールド場に設置可能]
[称号/身分証] 転生者/料理人/商人貴族/冒商ギルドランクE
[可能魔法属性] 炎 水 雷 風 光 闇 神 結界
[可能合技魔法] 煌 閃 闇 氷
[料理 熟練度] 1→MAX
[解体 熟練度] 1→MAX
ハルが言った通り凄かった。そんなことは見なかった事にして料理をしに厨房へ行った。
ルナと相談して、朝食のメニューを考えているうちに厨房に着いた。そして材料をインターネットで買い始めた。ブロッコリーとアスパラと沖縄にあるミミガーと色々買って調理をしだした。
「ルナ、ちょっと変わった食感のサラダ作ってもいいかな?」
「どんなサラダ?」
「沖縄にあるミミガーを使ったサラダ。あのミミガーはコリコリ感が良い!栄養たっぷりのサラダが出来るよ!」
「ミミガー!わかったわ。」

ハル特製『ミミガーサラダ』レシピをご紹介します。
・ミミガーを用意します。
・ミミガーを細かく切ります。
・ブロッコリーやアスパラを洗います。
・そして輪切りで切ります。
・そして野菜(ブロッコリーやアスパラ)を茹でます。箸が通るまで
・そして火を止めて、冷水で冷やします。
・ボウルに移し、それぞれの物を一緒にごま油で合えます。
・完成です。
“異世界料理ブック”に記録されましたと出た、これは自動的に通知されるのかと思い今後から気を付けようと意識した。
私はインターネットで小麦でパンを作ろうと思い色々買った。
オブ~ンを温めて焼いたら、その匂いで起きたのか知らないけど厨房の前に沢山のメイドさんやお屋敷の護衛の方々や執事やら来ていた。でも、私とハルは無視し続けて朝食を作るのに集中していた。呼びかけにも聞こえないぐらいに集中していた。
“異世界料理ブック”に記録されましたと出たが無視をしてその焼きたてのパンを冷ましてから切り、サンドイッチを作った。

ルナ特製『たっぷり卵サンド』
・卵と水を鍋に入れます。
・火をかけます。
・ゆで卵の完成。
・ゆで卵をボールに移して
・移した後マヨネーズと混ぜ潰します。※この時フォークを使いましょう。
 隠し味として味噌を少々入れるとさらに美味しいです。
・パンの耳を落として、マヨネーズを塗りましょう。
・塗ったパンに卵を塗っていきましょう。
・そして挟んだら完成です。
またしても“異世界料理ブック”に記録されました。と出たので無視した。

「あの、おはようございます。皆さん!」
「ハル様、それにルナ様もどうしたのよ。いつも朝昼晩と作っていただいて誠にありがとうございます。ですから今日はお礼に皆さんの朝食を作らせて貰いましたのでどうぞ、先に召し上がってください。」
「そう、良いのでしょうか?」
「はい、構いません。」
「後、皆さんにこの薬草塗り薬をあげます。怪我や傷がした場合の時塗ってください。」
「それでは失礼します。」
と言って厨房を後にした。
ハルとルナ様って可笑しいですね、色んな事を知っていて何か私達よりも頼もしく思いますわ。
そうですね、俺達も思うときがあって例えば俺達の夕食を用意された事ありましたよねそれってどこから調べてどの順番で料理したのか解らないです。そして大きな問題点がありまして、ハル様とルナ様は一度も厨房に入って料理を作っている所なんて見た事や作っている音すら無かったですね。
「ところで、ハル今日は何をするの?地下4階に食堂を作ろうかなと思う。どうかな?」
「そして、稼ぐの?」
「そりゃ、そうだよ。異空間玄関を森林やあちこちに設置して例えば避難活用とかにも使えたらなと思うよ。」
「それは、お金の匂いがする話だね。早速やろう!」
私達はまたステータスを再確認した。
[レベル] 20
[名 前] ハル・ルーシュ
[体力] 10000/10000→200000/200000
[魔力] 20000/20000→300000/300000
[防御力]    3000→400000/400000
[攻撃力]    4000→500000/500000
[魔法攻撃力]  5000→500000/500000
[魔法防御力]  5000→500000/500000
[魔法発動力] +10000→+40000
[固有 魔法] ・炎帝雨剣 [炎よ、全てを燃え殺せ 雨の様に串刺しにしろ]
       ・銃錬成 [魔法銃を作成する。※属性のかけらと素材が必要]
       ・異空間玄関設置[フィールド場に設置可能]
[固有 研究] ・薬草鑑定[生えている薬草を鑑定する。/あらゆる知識を強奪する。]
       ・回復食鑑定[食べれるか食べれないか鑑定してくれる。」
[称号/身分証] 転生者・冒商ギルドEランク・商人貴族家/商人Aランク
[可能魔法属性] 炎 水 光 闇 雷 無 風 地 神 結界
[可能合技魔法] 炎 水 煌 闇 雷 無 風 地 神 結界
[従   魔]  なし
[料理 熟練度] 1→MAX
[解体 熟練度] 1→MAX

[レベル] 25
[名 前] ルナ・ルーシュ
[体力]  10000/10000→200000/200000
[魔力]  50000/50000→500000/500000
[魔法防御力]   5000→500000/500000
[魔法発動時]  +10000→+40000
[攻撃力]     5000→500000/500000
[防御力]     5000→500000/500000
[固有 魔法] ・雷帝雨剣[雷よ 全ての領域に舞踊れ 舞殺せ]
       ・銃錬成 [魔法銃を作成する。※属性のかけらと素材が必要です。]
       ・異空間玄関設置[フィールド場に設置可能]
[称号/身分証] 転生者/料理人/商人貴族/冒商ギルドランクE
[可能魔法属性] 炎 水 雷 風 光 闇 神 結界
[可能合技魔法] 煌 閃 闇 氷
[従   魔]  なし
[料理 熟練度] 1→MAX
[解体 熟練度] 1→MAX
地下三階に着いた私達は早速、食堂作りをした。上に聞こえない様に防音壁を張って、隣にも部屋を作った。右のお部屋には厨房と冷蔵庫や熟成部屋や窯土室を配置した。さらに左のお部屋にはお店を作った。
「ハル、これはここでいいの?」
「ルナ、それは左の部屋へお願い!その丸い物とその厨房使用の物は厨房へお願い、そしてその丸いチーズは熟成場へお願い!」
「チーズ?チーズがあるの?味見させて!」
「それか、チーズオントーストを試作してみる?」
私はコクリと頷いた。チーズよ、チーズはトロトロで美味しいのよ。ワインにも合うし、ワインがあればなぁーと思いながらハルを見る。ハルは私を見て全てを悟ったみたいに喋った。
「その歳でワインの試飲がしたいのなら、熟成部屋の中にある左部屋に何樽かあるから、先程置いておいたから果実酒のやり方でね。」
「飲むわ、ちゃんと紙コップでやるわよ。」
「じゃあ、最後の仕上げをやろう!」
「分かったわと言いながら、机や椅子や御座敷の畳も作ったしカウンターもOKだし準備完了!」
「じゃあ、後は試作と試飲をしながらのメニュー作りをやっていきますか!」
私達はメニュー作りに励んでいた。
私達のお店の名は『地下異堂』に決定したが私がどこにあるのと聞いてもハルが笑うから聞いたらじゃあ、会計の下を見てみなと言われたので金貨500枚銀貨500枚銅貨500枚があるかごがあった。お客には見えない位置で置いてあった。
私達のお店はいつでも何時でもやっているお店です。
メニューはこちらです。

・穀物系・
 ・カツ丼・・・白いご飯の上にシャキとする食感の野菜の上に揚げたてサック、ジューシーな食感や肉汁が楽しめる料理です。
 ・チャーハン・・ご飯と細かくした野菜を塩コショウで一緒に炒める事で野菜の味がでる料理です。
 ・豆腐ステーキ・・動物を好まれる方々の為の料理です。

・魚介系・
 ・海老フライ・・・シュレイルを揚げた料理でタルタルソースに付けて食べると更に美味しい。
 ・刺身盛り合わせ・・・ぷりぷりで醤油に付けると美味い。

・肉系・
 ・肉鍋・・・いろいろな野菜と肉を入れて楽しむ鍋料理。
 ・焼き肉・・・色んな部位の肉を焼いて楽しむ。
・甘味・
 ・窯パンケーキ・・・女子受けするお菓子。ルナの好物だけど考えなくていいのでどんどん注文してください。とした。



       


 


       






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