VRMMOをガチャで生き抜くために

りっきー

99話──2~5階層

2週間ほど投稿休んで申し訳ございませんでした。




「普通に美味しい...」

「ほんとだ! おいリュウ! これ美味いぞ!」

「流石虜の塔だな! 新たな食べ物を探しに行こうぜ!」

「おー!」

「うん...行こ...」




1階では【りんご牛】しか見当たらなかった。俺達は2階についた。

「おっ! 早速なんか来たぜ!」

「あれは何...?」

「羊と豚かな?」

「リュウ名前わかる?」

「ちょっと待って、えっとー、羊の方が【わたあめ羊】で豚の方は【こんがり豚】だってよ。」

「わたあめに焼き豚かー! 早速頂こう!」

「わたあめ食べたい...」
2人は獲物を狩るハンターのような目で行ってしまった。

「ははっ。食欲って凄いんだな。」

「リュウ終わったぞー! 料理してくれー!」

「はいはい。」
こういう時のために俺は簡易キッチンを買っておいたのである。値段はなんと、12万ゴールド! 少し高かった。

「じゃあしょうが焼きでいい?」

「いいぞー」

「私はわたあめでいい...」

「1口分だけしか作らないけどいらない?」

「じゃあもらう...」

「おっけー!」
俺は素早く作り終えた。

「美味っ! 流石リュウ!」

「おいしい...」

「よかった。 まあ、肉本来の旨みがあるからだと思うけどね。」

「そんなことないぜ!」

「ありがとよ。」





3階、4階は【わたあめ羊】、【りんご牛】、【こんがり豚】が少し強くなって出てきただけで、特に何も無かった。俺達は5階についた。

「そろそろ他の敵でてくるかな? 豚とかりんご飽きてきた。」

「私もわたあめ飽きてきたよ...」

「そろそろ違う敵出てくるんじゃないか?」

「ってやべ! そろそろ寝る時間だ!リュウ、風夏! じゃあな!」

「おう! じゃあな!」

「ばいばい...」

春樹がログアウトしました。

「風夏もそろそろ落ちる時間?」

「私はまだ平気だよ。」

「じゃあ狩りする?」

「あの...私の魔法見てくれない?」

「いいよ! じゃあ訓練所行くか。」

「うん...」





「じゃあいくよ...」
風夏は【アイスロック】を使った。10メートル先にあるマネキンを凍らせたのだ。

「おー! 氷魔法か! 珍しいね。使ってる人あんまり見ないんだよね。」

「そうなんだ...」

「うん。でも、いいと思うぞ。暑いところじゃなければ溶けないし。」

「そっか、よかった。ありがとう。じゃあ私も落ちるね。ばいばい。」

「じゃあな!」

風夏がログアウトしました。

「じゃあ俺も落ちるか。」

リュウがログアウトしました。

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