VRMMOをガチャで生き抜くために

りっきー

65話──ダラダラデー

「あんまり急ぐなよ。」

「うん!リュウさん早く早く!」

「はいはい。」

「...ん?朝?」
少年のお姉ちゃんが起きたようだ。

「あ、おはよう。まだ夜だけど、そろそろ家に着くよ。」

「あ...ありがとうございます。」

「どういたしまして。じゃあ俺はここでいいかな?」

「うん!リュウさんほんとにありがとう!!またね!」
少年がとても元気のいい挨拶をした。

「おう!じゃあな!」
つられて俺も返事をした。

「「ありがとうございました!」」
いい事をした後にはほんとに心が癒されるなぁ。っと、そろそろ終わりの時間かな?

リュウがログアウトしました。

「ふぅ。夜ご飯作って寝るか。」
俺は早々とご飯を作り、テレビを見て2人を待ってた。すると、直ぐにはる姉と詩織が降りてきたのできっと2人でまたレベリングでもしていたのだろう。

「二人とも、夜ご飯出来てるから食べて寝よう。」

「はーい。じゃあ詩織、お水入れて。」

「分かった!」





俺は夜ご飯を食べ終わり、風呂に入ってから直ぐにベットに入った。夏なので、布団は掛けないがクーラーをガンガンに付けて、寝るのでとても気持ちいい。


〜〜次の日〜〜

「ふぁー眠いな。今何時だ?」
時計を見たらまだ、4時だった。流石にこんなに朝早く起きてゲームするのは俺も気が進まないので、二度寝することにした。

〜〜2回目の起床〜〜
「ふう。ええっと今は、6時か。そろそろ起きるか。」

「さあ、朝ごはんも作り終わったし。今日はダラダラして過ごすか。」
俺は久しぶりに、見ていない小説や漫画、アニメを見ることにした。午前中は、アニメをぶっ通しで見て、昼寝をし、午後は本を読んで過ごした。

「あー、目が疲れた。そろそろ辞めるか。また、【ドラゴンズギア】やろうかな。」
ついに、俺はゲームをしてしまった。

「うわー!やっぱり困った時はこのゲームだよな!今日はこっちでも、特にやることないし、街をぶらぶらするか。」
俺は【プレトリア】の街をゆっくり見た事が無かったので、今日はゆっくりデーとして見ることにした。

「ここに井戸なんて会ったんだなー。」

「おっ!こっちにはエスカレーター!?」

「こっちは高層ビルがあるのか!流石だなー。ここに住むのもいいかもしれないなぁ」
まあ、家を買ってしまったから、無理なことだろうけどな。そんな事を考えながらゲームをしていた。

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