VRMMOをガチャで生き抜くために

りっきー

51話──村正!!

「さあ次は4階だ!グレイス1回休憩する?」

(うむ。休憩したいな。肉が食べたいのだが、何かくれないでしょうか?)

「仕方ないなー、このブラックウルフの肉でも食べてて。俺は防具とかのチェックしてくるから。」

(うむ。了解した。くれぐれもここら辺から離れるなよ。主は1度迷うとかえってこれなくなるからなか。)

「ははは、ありがと!」

(ああ、早く行け!)

「はいはい。」防具には特に壊れているところもなかったので、少し休憩してから探索することにした。

「よし!じゃあそろそろ行くか!」

(うむ。早くゴーレムに会いたいな。)

「そうだね!」

(む?ゴブリンが三体いますね。)

「あれか!ん?あれはゴブリンメイジとゴブリンソルジャーじゃないかな?」

(そのようですね。)

「よし!じゃあ俺が盾になるから、先にゴブリンメイジを風魔法で倒して!」

(うむ。了解した。)

「行くぞ!」俺はゴブリンソルジャーに斬りかかったが、まだ相手が弱すぎて1発で倒してしまった。

「あ、倒しちゃった。まあいいや、グレイスも適当に倒しちゃっていいよ!」

(そ、そうか。では、倒してきます。)

「よろしく!」そのあと、すぐにグレイスはウィンドカッターを使いゴブリンメイジを倒したので、俺はゴブリンソルジャーを倒しに行った。

「なんか、呆気なかったね。」

(まあ、まだ4階ですからね。)

「そうだね!次行こ次行こ!」数分歩いていると、ゴーレムが出てきた。

「おー!ゴーレムだよ!」

(お!こやつがゴーレムか、ごついな。)

「そうだね!ゴーレムは核を壊さないといけないから気をつけてね。」

(そうなのか。了解した。我の牙では倒すことは難しそうだから、後ろからできるだけ風魔法で攻撃してみます。)

「頼んだよ!魔法もあんまり効かないと思うけど。てか、ゴーレムって刀で石壊せるかな?」

(きっと行けると思います。)

「やってみる。」頑張って切ってみたが、ゴンという音がなり、刀が壊れて無くなっ
た。

(主!次の刀を早く出して!ゴーレムが来るよ!)

「あ、うん。え?まじか?倒せないの?じゃあ久しぶりに妖刀──村正を使うか。」村正だと、しっかりと切れて核を破壊できた。

(流石主だ!さっきは少しヒヤッとしたけど。)

「流石村正だな。これからはこいつを使ってこう。」こうして俺はついに村正を解禁して、無双していくことになったのである。

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