47話──真っ暗な洞窟

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「昼ごはん食べ終わったし、そろそろ狩りに出かけるか。前は東の神虎の森に言ったから、今日は西の暗闇の洞窟に行くか。グレイス、狩りに行くよ！」

(主。我はそろそろ狩りをしたい頃であった。早く行きましょう！)

「そうだね！じゃあ行こうか。」

(そうですな。また、同じところに行くのですか？)

「いや、新しいところだよ！」

(じゃあ新しい敵が出てくるのでしょうかね？)

「そうじゃないかな？分かんないけど、」

(それは嬉しいですね。)

「そうだね！」

〜〜暗闇の洞窟〜〜
この洞窟は、視覚遮断や魔法で光らせても通常の半分しか光らないなどの効果がある。最下層はまだ到達したものはいなく、様々な仮説が建てられている。今は地下49階までしか到達していない。この洞窟は、ダンジョンによく似ていて、宝箱が定期的に出現する。10階ごとに入口まで帰れるテレポーターがある。トラップは、あまり多くはない。魔物は、ゴースト、ゾンビ、スケルトンなど、その上位魔物が出現します。本当の幽霊に会うと帰れなくなるんだとか...

「よし！着いたな！じゃあ入るか！」

(了解した。)

「あ、その前に、ゴーストは打撃効かないから、今回は魔法メインで行こう。ちなみに俺はゴーストとは戦えないから頼むぞ。」

(分かった。)

〜〜暗闇の洞窟地下一階〜〜

「やっぱり結構くらいな。グレイスあまり離れるなよ。」

(主こそ。我から離れるなよ。む？前から数体敵が来たぞ。)

「了解！迎え撃とう！グレイス魔法の準備お願い。」

(うむ。任せろ。)

「う、うわぁぁぁ！ゾンビだーーー！！！ぐ、グレイス助けて！」

(ま、まさか主。怖いの苦手なのか？)

「そ、そんな事ないし、グレイスのレベル上げのためだし...」

(じゃあ主が倒していいぞ。)

「ごめんなさい。グレイスお願いします...」

(はっはっは、了解した。待ってろ。)

「流石グレイス！」
結局数分で倒し追えることが出来た。

「ありがとね。」

(当然のことをしたまでだ。それより主が怖いの苦手だとは思わなかったよ。)

「ま、まあね。人には向き不向きがあるから仕方ないと思うんだ。って事でここの洞窟辞めない？」

(何を言ってるんだ！ここにはお宝があるんだぞ！主が恐怖耐性身につければ良いじゃないか！)

「そんな事言われても無理なもんは無理だよ...あ！じゃあグレイス、ステーキ3枚でどう？」

(ぐ、我は引かないぞ。)

「じゃあ5枚！」

(それで手を打とう！)グレイスちょろいぜ。絶対暗闇の洞窟には行かないからな。そして俺たちは暗闇の洞窟を出た。また、行かなければならないとも知らずに...